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ようこそ授賞式の夕べに-成風堂書店事件メモ(邂逅編)-



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ようこそ授賞式の夕べに-成風堂書店事件メモ(邂逅編)-の評価: 3.88/5点 レビュー 17件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.88pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全17件 1~17 1/1ページ
No.17:
(5pt)

そうだ、本が好きだったんだ

このシリーズは最初を読んだときにはなにかもう一つ物足りない印象でしたが、本作はそれをしっかり覆してくれました。

感動してます。

思えばいまひとつ物足りないと思いつつシリーズを読み続けたのも、きっと面白いいい作品がこの先にあると思わせる何かを感じさせてくれてた著者の力量なのでしょう。

気づいたのは「そうだ、自分も本が、物語りが大好きだったんだ」ということ。

日々、忙しさに追われどうしても本を手に取る機会が少なくなりがちなこの頃ですが、今度のお休みは久しぶりに目的もなく本屋をブラブラしてみよう、そんなことを思わせてくれる秀作だと思います。

本屋さんが、特に紙の本が好きという方には読んでほしい作品です。
ようこそ授賞式の夕べに (成風堂書店事件メモ(邂逅編)) (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:ようこそ授賞式の夕べに (成風堂書店事件メモ(邂逅編)) (ミステリ・フロンティア)より
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No.16:
(4pt)

本屋ならではだよね。

成風堂書店事件メモ、第4弾。
「晩夏に捧ぐ」に次ぐ、書店外が舞台の長編。

発端は一部書店に送られてきた物騒なファックス。ターゲットは今晩の書店大賞授賞式らしい。
謎を解き明かしたい福岡のバイト書店員から、本屋限定探偵の多絵と先輩店員杏子に解決の依頼が舞い込む。

同じ頃、このファックスを重視した関係者も動き出す。

個性的過ぎる書店営業、凄腕揃いの書店員、意味深な報道関係者たちが、織り成す情報と潜む糸口。タイムリミットは今夜の授賞式までという切羽詰まった展開。

現実にあるのは「本屋大賞」で、本編では「書店大賞」。当然別物であろうが、設立や、システム、意義なども舞台裏も楽しめるのは、本好きとしては垂涎。

多絵と杏子が辿り着くまで、一緒に出来る謎解きにもワクワクする。
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No.15:
(4pt)

満足

満足しています
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No.14:
(2pt)

登場人物が多すぎ。

今の「本屋」の現状を考えると、懐かしいような。電子書籍やウェブ連載など、自分自身も滅多に紙書籍は買いません。
この作品もKindleで読みました。同シリーズの短編集2冊は割と楽しめました。本作は他シリーズを読んでる人には楽しめるのかな。読んでない私には、登場人物は多いしストーリーは焦ったい。犯人→アンタ誰??的な。
メインな人達が会ったことない人物が犯人って、本当に面白くない。面白く仕立てる本格ミステリ作家さんもおりますけど。
もちろん本格ミステリを期待して読んだわけではないです。ちょっとした謎、そこに本屋さんを絡めてるから楽しめるんですけど長編はもう読まないです。
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No.13:
(5pt)

本屋大賞に絡んだ謎解き

今回は、あちこちの書店、出版社が絡んだ謎解き。しかも謎が後からも追加され、かなり本格的です。でも、相変わらず本屋に関するお仕事の情報が盛りだくさんで、みんな本が大好きなことが文章から溢れてお仕事小説としても面白いです。
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No.12:
(5pt)

おもしろかった〜

魅力的な登場人物に加え、今までにない設定からのスタートで、ドキドキワクワクしました!久々に本を読むのが楽しくて、その時間が待ちきれなくて、そんなこんなであっという間に読み切ってしまった!あー、もったいない!
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No.11:
(5pt)

久しぶりに泣いてまう

ぐいぐい読ます。読みたくなる。
多彩なキャラクターが、一つの事件に協力して立ち向かう感じに、胸が熱くなりました。ラストの謎解きはスピーディーな言葉の運びで、時間を感じさせませんでした。おおさき先生の成風堂書店シリーズは全部読みましたが、他のシリーズも読みたいと思います。
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No.10:
(5pt)

二つのシリーズのクロスオーバーのみならず、書店や取次に対する愛ある指摘が呈示されている

年に一度、昨年一年間に刊行された小説・ノンフィクションの中から書店員が推薦する
本を選ぶ『書店大賞』授賞式当日。授賞式に出席するべく天神のはちまん書店でバイト
する女子大生の佐々木花乃は東京に向かうとともに、書店大賞事務局宛に送られ、
その内容から福岡にある自身が勤務する書店に問い合わせがあった謎のファクシミリに
ついて意見を仰ぐべく成風堂書店に寄り、成風堂書店の杏子と多絵は午前中のみの
半日勤務で仕事を切り上げようとした刹那、福岡からやって来た同業者の訪問を受ける
一方、中堅出版社の明林書房の営業である井辻智紀は同業者である佐伯書房の真柴に
訳の分からないまま呼び出しを喰らっていたが、待ち合わせ場所の喫茶店を訪れると
そこにいたのは書店大賞実行委員会会長を務めるシマ屋書店池袋店・竹ノ内の姿だった。
竹ノ内の話によれば、書店大賞事務局のファクシミリに
『誰が「本」を殺すのか』犯人は君たちの中にいる。飛梅書店
というメッセージが既に廃業した同書店の番線印が落雁のように押印された形で送られ、
時を同じくして、井辻の鞄の中にいつの間にか飛梅書店のブックカバーのカラーコピーが
挟まっており――というのが序盤のストーリーであり、成風堂書店事件メモシリーズと
出版社営業・井辻智紀の業務日誌シリーズとのクロスオーバー作品となっている。

各シリーズの基本フォーマットどおり、書店にまつわる日常の謎を扱った作品であると
ともに、両作品の登場人物たちがそれぞれ異なったアプローチにより調査を開始し、
やがて一つになっていくというプロセスが丁寧に描かれているとともに、本作に
登場している『書店大賞』は実在の賞である『本屋大賞』がモデルであると思われ、
筆者は出版社や文壇の世界による政治的なものが一切排除され、書店員が本当に
薦めたい本が顕示され、従来の賞の受賞作よりも多く売れるというメリットがある一方、
ベストセラーランキングとあまり変わりがない、尖った内容の本が出てこないといった
同賞に対する批判に対しある種の答えを呈示していることが分かる。
また、明確には描かれてはいないが、町の小規模書店が廃業に追い込まれている
理由のひとつとして取次が売れ筋の本を優先的に大規模書店へ卸し、小規模書店には
注文分すら回ってこないという現在の制度に対し暗に批判している。
(Amazon等のネット通販が理由であるというのも間違いではないが、近所の小規模書店に
欲しい本が回ってこないという問題により、CODで手に入れられるという実店舗の
アドバンテージが生かし切れず、読者は次善の策としてネットや大規模書店へ
流れてしまうため、強ちネット通販だけを悪者にすることはできない)
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No.9:
(3pt)

登場人物が多くて把握しきれなかった

1巻をkindle unlimitedで読み、面白かったので4巻まで買って読みました。
この巻で急に登場人物が増え、視点がコロコロ変わり、よくわからないまま読み進んでしまい、よくわからないまま終わりました。
自分の頭の弱さが切ない…。
読み終わってからレビューを見たら、他シリーズとのコラボなんですね。道理で登場人物が多くなるはずです。
このシリーズは短編の方が読んでいて気持ちいいです。
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No.8:
(2pt)

交通手段は、きちんと調べよう。

11時10分に羽田空港に到着した、東京に不慣れな福岡の書店員が11時40分に到着する、
首都圏近郊の駅ビルの書店で、「都内に出て」と言う。
そんな場所、あるのだろか?
都内というからには、近県だろうが、神奈川県では、そうは言わない。
埼玉であっても、大宮以北ならともかく、以南は「新橋へ行く」と言うだろう。
千葉県も同様。
それ以前に、到着30分では浜松町に到着するのも至難ではないか…。
羽田空港は広い。

一事が万事、どうにも電車やバスの乗り継ぎや利用路線、所要時間に首を傾げる。

物語は、杜撰。ご都合で動いていて、唯一頷けたのは、書店(本屋)大賞が、
すでに商業主義の大手出版社の資金力に左右されている、という部分だけだ。
1日の物語にしたことに、大きな無理があったのではないか。
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No.7:
(3pt)

ポップに覆われたクラシック

『配達あかずきん』の「成風堂」シリーズと「出版社営業」シリーズとのコラボレーション作品。書店で著者作品のフェアが行われていた事もあり購入。

智紀サイドは「どの路線」「どの駅」と練られているのがよく分かるが、それだけに表紙絵柄を前作と同じものとして(ベースを成風堂側として)「コラボレーション作」という煽りは、肝心な事(コラボ内訳)を伝えていない。その煽りに読みたかったのはコラボ自体であって、中盤に片割れが様子見、終盤、チラと犯人像が浮かび上がってきたギリギリになって、ようやくこじつけな言い訳で押し通したストーリー側でなかった私には素直に楽しめなかった。合流を「まだかな?」と読み飛ばし、イライラし始め、中盤になってようやく「いやー さがしましたよ」ばりの「取引先の一人と、たまたま出会った」無感動ぶりには、犯人分かっているし、ここで終わってもいいですか、と投げそうになった。

犯人は、前述の混乱に気が散り、どうでもいいよ、に相応しい、あまりに雑魚だった。この素晴らしい仲間たちに、この下らなさ、という対比を行わせたかったのだろう著者意図は分かるが、流石に青年女性、成人男性に、周到に本職1人まで準備しての「犯人は…」には、捕獲の建前を通り越して、私刑の著者本音と犯人に哀れみすら感じた。この辺りは、初めから合流せず、携帯電話などで推理を伝えた後、男性陣(営業サイド)に汚れ役を一任させるとか、できたのではないかな、と感じた。最後まで探偵/オモリと、営業マン/その同僚達立場の原則を守り通した事には、応用が効かなかったというべきか、「コラボ」に免疫のない読者にどっちがどっちと混乱させないためには、立場を守らせ、余計な事をさせないぐらいの事前約束事が必要だったのか、悩むところだ。

解説にも触れた肝心の書店大賞(≠本屋大賞)に関しては、そもそもの賞の存在を知らなかったことから、受賞作だから読む、といった思い入れも特になく、賞に対する駆け引きや基本事項は、社会科見学な理解として新鮮だった。

読後、やはり感じた別所での「人物が多くゴチャゴチャしている」という評価を受け、個人的な整理の興味もあり、名前だけも含めて数えてみると40人近く。書店大賞よりも、むしろこの40人近くの人物を伝えたかったのか、と思いたい。コラボ自体を楽しむには前置きが長過ぎ、成風堂側として譲れない推理は、足(智紀サイド)に軍配があった、ように見えた。

構想★★★★★、設定★★★★☆を、消化不良☆で、結論★★★☆☆。
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No.6:
(4pt)

書店員探偵シリーズの第四弾

大崎梢の書店員探偵シリーズの第四弾。
現役の書店員である女流名探偵コンビが活躍する成風堂シリーズと、同著者の別シリーズとして展開されていた出版社営業マン「ひつじ」君シリーズとがついに合体!という構成。なかなか面白い趣向である。

冒頭、「書店大賞」なる(なんだか聞いたことある気がしますね。笑)年次の一大イベントにしのびよる暗雲が提示され、登場人物たちは問題を回避するためにそれぞれの立場で奮闘するのだが・・・といったストーリ。例によって大規模な犯罪やら血なまぐさい事件は起きないので、そのあたりは心配しなくてよい。

本作は、タイムリミットを切った事件設定になっているのもあって、ややサスペンス調。このあたりは著者も狙っているところのなのかもしれないが、そのせいか、個人的には、これまでの作品に比べてあまり落ち着いて読める感じがしなかった。それから、謎の解決に至るあれこれがだいぶ場当たり的というかご都合主義だったりするのが(しかたないところもあるが、特に結末近くで)読んでいてだいぶ気になって仕方なかったのが、全体としてマイナス印象。
一方で、もともとどちらのシリーズも、書店もしくは出版社の内情に通じた著者ならではの臨場感がウリであるところもあり、舞台裏的な描写の細かさは本作も同じ。自分は一介の読者であって業界関係者ではないので、あーあるある!のような感情移入はできないのだが、そのあたりが楽しく読み進めるスパイスなのは変わりないようではありました。
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No.5:
(4pt)

「成風堂書店事件メモ」、「出版社営業・井辻智紀の業務日誌」が一つになるので楽しみ。

本、手提げ鞄、栞でパート分けの章見出しが良いね。
思わせぶりな「7時40分」、「9時0分」、解決編「20時30分」と1日の物語なんだけれども、
語り手が変わり、書店を巡ったり、過去の事件を掘り起こしたり何だか長い物語だった。
書店大賞(現実では本屋大賞ね)については同感だな。
で、営業さんは5人なので戦隊物だったんだね。
題名が邂逅編なので次の物語もあるのかな?
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No.4:
(4pt)

一気に読みました・・

成風堂書店メモシリーズと井辻くんの業務日誌シリーズの登場人物が勢ぞろいして、ついに井辻君と、名探偵が対面するところがファンにはたまりませんでした。続編が出るのを楽しみに待ちたいと思います。面白かったです。
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No.3:
(3pt)

本の世界の内情が興味深かった

届いた不審なFAX・・・。しかも、差出人の名前は8年前に閉店したはずの書店になっていた。はたして、書店大賞授賞式を無事行うことができるのか?授賞式開始時間が、刻々と迫っていた・・・。

「成風堂書店事件メモ」、「出版社営業 井辻智紀の業務日誌」、両シリーズのキャラクターが勢ぞろい!
ということで読んでみた。このふたつは私の好きなシリーズだ。
不審なFAXの送り主は閉店したはずの書店。しかもその店主は・・・。書店大賞の授賞式を無事終わらせるために、両シリーズおなじみのメンバーが真相を求め協力し合う。内容については、事件の背後にもっと複雑な動機があるのかと思ったが意外と普通だった。また、個性的な登場人物がたくさん登場するせいか、話があちこちに飛びストーリー展開がぎこちない感じがした。焦点が絞られていない?でも、書店大賞(実際は本屋大賞)のこと、業界や書店の内情など、今回も私たちが普段知ることができない本の世界について書かれていてとても興味深かった。ラストも無難にまとめられていると思う。
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No.2:
(4pt)

成風堂シリーズと明林書房シリーズのコラボ

大崎さんの2シリーズがコラボ。本屋大賞受賞式の日に起こる事件を成風堂の本屋の名探偵と出版社の営業達が別々に関わり、最後に一つになり解決!。
相変わらず出版・書店業界の内幕が詳しく描写され本好きには嬉しいし、キャラクターも個性的に楽しく、ストーリーも面白かった。
今では本の賞としては最も話題になる本屋大賞について、その選考過程なども書かれており、非常に興味深かった。
ここのところ本屋や書店員を題材にした本好きに媚びるような作品が出ているが、この作者は白眉です。
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No.1:
(4pt)

ついに!

今まで、出会いそうで出会わなかったあのシリーズの登場人物が出会った。
井辻くんの業務日誌シリーズ(平台がおまちかね: 1 (出版社営業・井辻智紀の業務日誌)、背表紙は歌う: 2 (出版社営業・井辻智紀の業務日誌))にはそれとなく登場を匂わせていた成風堂の二人と出版社営業の面々が書店大賞の事務局に届いたFAXの謎を追う。

待ってました。
成風堂の新作はなんと業務日誌シリーズとの会合、いや邂逅編です。
今回は短編集ではなく長編です。
私的には満足の作品でした。
機会があれば別のお話も読んでみたいです。
そのときは、プラットホームは業務日誌シリーズかな?
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