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少女は夏に閉ざされる
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少女は夏に閉ざされるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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大筋は大地震大雨土砂崩れにより孤立した取り壊し間近の女子寮から、夏休み居残り組の数人の生徒が、手遅れになる前に自力での脱出を試みるというものだが、その合間合間に登場人物たちの回想が大量に投入される。 その回想がつまらなければ単なる冗漫な小説だが、周囲の人間に対しても自分自身の心に対してもぎこちない、それぞれの生きづらさが端的に描かれ飽きさせない。 そして現在の極限状態を乗り越えようとする過程で、各人の問題も解消されていくように見え…… 周りの人間が思い描く人物像と、実際の本人の心の中とは違うしそれは永遠に解からない、という当たり前のことがこの物語の謎解きの主眼になっているように思える。 なので、大地震やキレた教師(小物)の襲来は、それを浮かび上がらせるための背景装置、と言っても過言ではない。 複数の登場人物による回想、時折挿入される何者かの意味深な独白、時系列の操作などは、通常のミステリ小説の範疇であり、読みづらさは全くありません。 ただし、あれれ???という場面はある(窓の鍵を締められただけで建物内に入れないキレた教師、ヒロインの思い切った行動の後の身体の何とも無さ、など)。 でも、読み始めると止まりません。 | ||||
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序章と終章、それに加えて八章から成るサスペンスです。 時折過去を振り返りながら、主に学生寮を舞台に物語が進んでいくのですが、 視点多い上に、視点変更が目まぐるしい為、何か読みづらいです。 それにしても、この作品はどこがウリなのか。どこを楽しんでもらいたいのか。 それが最後まで結局、くみ取れませんでした。 全体的に良くもなく悪くなくと言った感じですが、読みづらいという点であまりお勧めはできません。 | ||||
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タイトルでも書きましたが、一言でこの作品を言い表すなら『盛り込みすぎ』ってところでしょうか? 登場自分が多すぎで、それぞれに設定を盛り込みすぎていて、話が散らかってるな〜と、いう印象です。 サスペンス。 ホラー。 色々と書きたいことが多すぎたのか、それぞれの物語が綺麗に完結していないと思います。 主人公視点で、メインの物語を綴っていってもらえれば、非常に面白く、ラストも良いものになったのかなぁ?・・・と。 各登場人物視点の描写が要所要所に散りばめられていて、物語を追っていくのが疲れました。 「あれ?今は誰の視点になってるんだろう?」 こんなことばかりでした。 物語は面白かったのですが、読むのに疲れたというのが素直な感想です。 | ||||
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