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灰色の犬
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灰色の犬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.28pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 1~20 1/2ページ
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主人公は、濡れ衣を着せられて左遷された刑事の片桐誠一と、その無職の息子の遼平、そして落ちぶれたヤクザの刀根剛です。 三人はそれぞれに組織の陰謀に巻き込まれ、追い詰められていきますが、やがて手を組んで反撃に出ます。 物語は、警察、暴力団、090金融、派遣労働などの社会の闇を描きながら、スピーディに展開していきます。 登場人物の人間臭さや絆、そしてヤクザのくせに気が弱い、刀根のコミカルなキャラクターが魅力的です。 最後はドンデン返しと感動のラストで、読後感が爽快です。 警察小説や社会派小説が好きな人におすすめです。 | ||||
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前半は暗い転落人生が描かれるため読むのが辛かった。最後は怒涛の展開の末に気持ちよく終わる。読み終わってみれば面白かったと思えるが全体的に長い。続編も読んでみたいが時間がかかるので半分くらいにまとめて欲しい。 | ||||
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夢中になって一気読みしました。友情あり裏切りありで、裏の事情も絡めたいい作品です。 | ||||
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すじぼりと東京難民を読んで面白かったので読みました。 序盤は上記の作品よりだらだらしたペースに感じ、似たようなダメな若者が出て来たりでワンパターンな気がして読むのをやめようと思いましたが、読み進めるとしっかり面白かったです。 利根は亡くなってしまいましたが、すじぼりよりハッピーエンドな感じでした。 | ||||
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特に、若者の貧困が苦しくなるほどリアルに描かれていた。世界に入り込めた感じで読み終わるのが寂しいほどだった | ||||
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小説とはいえ、腐った警察の闇を描いています。 どちらの組織も上の人間に媚びへつらい、保身に走る。 トップの汚点を隠すために、ハメられる無垢な刑事。 欲深い親分のために、苦労を重ねるヤクザも似たようなもの。 はめられた刑事とはめられたヤクザが協力して真相を暴く。 ヤクザには普通の家庭があるが、刑事の息子は、闇堕ち寸前というのも見事な対比でしたね。 | ||||
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面白い! 人物、ストーリー、設定全てにのめり込んだ。 キャラクターの人生が想像出来るほど入り込めました | ||||
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警察と暴力団の癒着などを主題とした展開が面白く、最後まで一気に読んでしまった。 このシリーズを読んでみます。 | ||||
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定年が見えつつある左遷刑事と時代についてゆけない同年代極道、うだつの上がらない二人が思い詰め覚悟を決めてからの緊迫感で手に汗握る展開と、ほっこりしたエンディングは、異色な雰囲気の読み応えある警察小説でした。 | ||||
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最後に電話してたのは刀根ですか?生きてる? | ||||
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警察官の主人公と相棒のヤクザ。 2人とも組織から疎まれ孤独な存在。そして2人とも真面目で誠実。濡れ衣を晴らすために捜査を続ける中で、緊張感や失意の中にも笑える描写があり飽きません。特に主人公の息子の底抜けなダメさ加減とヤクザの子供とは思えぬまともさとの対比が実に面白かったです。 | ||||
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最後のシーンから久しぶりに読書の涙が出ましたが、最後の最後で安堵しました。足を洗えたのか、相変わらず無法な領域で戸籍なしの人生を送るのかは気になりますが、続編で片鱗がうかがえれば更に楽しめそうです。 | ||||
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読了後はスッキリしました。 長かったけどハマればめっちゃ進みました。 | ||||
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前半は最悪な展開で、読み進めるのがつらかった。 とは言いつつ、ページをめくる手は止まらず、一気に最後まで読んでしまった。 多少強引な展開とは感じたものの、最後はめでたしめでたしで終わって良かった。 | ||||
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新宿鮫と比べても遜色ない作品 最後までノンストップで読めた | ||||
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噛み合わずにズルズルと不幸の奈落に転がっていく不幸な結末を予想していた。 後半から一転、予想を裏切る痛快な展開となり、読了後はスッキリとした。 都合が良すぎると言うレビューも見たが、前半都合が悪すぎて気分が滅入るほどだったので、個人的にはバランス取れてちょうど良かった。 | ||||
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片桐はある事で、左遷の憂き目にあってました。 刑事として腕はいいのに、やるせない。 息子は、借金地獄。大学まで行って、何してるのと、イライラしました。 どこか憎めないヤクザの刀根と組んで、片桐の過去の疑いをはらすチャンスが来たが、それからはずっとハラハラ。少々疲れましたが、面白かったです。 | ||||
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九州の地方警察署を舞台にした警察ミステリー。元ヤクザ対応の敏腕警察官で、意図せぬきっかけから不本意な部署に異動させられた父と、大卒後、無職でパチンコに溺れて借金まみれとなった息子の物語が交互に描かれていく。 父子の両視点ともに、暗くて一切光明が刺さないストーリー展開に、読み進める手が止まりがちになる。特に息子側の視点で見た社会は、自分の学生時代に見たパチンコ屋に貧しいながらも並んで入って行った苦々しい原体験の情景を思い出してしまい、暗澹たる気持ちにさせられる。 このまま物語が終わるかと思った終盤に、一気に物語が展開していく。借金まみれの息子と不本意な左遷の真因に迫る父の物語が結びつく。読み終わってみたら、なかなかと面白い警察ミステリー小説だったと頷ける。 前半が暗過ぎるのと、展開が若干雑な印象があるが、それを割り引いても面白いと言える一冊。 本作はなかなかの名著だと思います。 | ||||
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ハラハラしつつ、コミカルなところもあって、あっという間に読みました!シリーズ全部読みたい!! | ||||
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が続く。救いのない状況がえんえんと描写されるがラストに一筋の光明が指す。そしてそれが救いとなり読後感は清々しい。警察の腐敗を描く作品は多いがこの作品には大上段に振りかぶる正義は無い。そこが良い。 | ||||
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