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カルニヴィア 1 禁忌
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カルニヴィア 1 禁忌の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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カルトの人たちがベニスで次々巻き込まれる殺人事件を、二人の美女(一人はイタリア憲兵隊、もう一人は在伊米軍人)が次第に深く関わっていく……、という前半の展開はすこし歯がゆいし、この設定でどう盛り上げていくのだろう?、せこい話で終わるのではないかと心配させられるが、二人の主人公が手に手を取り合ってからの展開には唸らされました。 面白かったです、特に後半はテンポもよく、というかスピード感溢れて、はい。 日本にいるとピンと来ないけれど、後半に明らかになっていく、東欧から旧西側に娼婦として流入する人身売買のような女性問題は決してここだけのフィクションじゃないんでしょうね。 (そういえば、あのミレニアム(ドラゴンタトゥの女)でも同じような言及がありましたよね) カルニヴィアとは、3DCGのバーチャル空間に細部まで作りこまれたベニスのこと。ちょっと前に流行ったセカンドライフのようなものといえばいいかしら。 しかしねえ、この肝心のカルニヴィア、本当に必要な設定だったんかい? なくてもこの小説の完成度は下がらないのではないかと思うだけど……。 続編での活躍(活用?)を期待するのであります。 | ||||
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