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暗殺競売(殺し屋.com)
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暗殺競売(殺し屋.com)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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以前ハードカバーで刊行されていた「殺し屋.com」を改題・文庫化したもので中身は一緒です。それに気付かず「殺し屋.com」を持っているのに「暗殺競売」も買ってしまった…。新刊じゃないだと…。しかも購入した翌日にkindle unlimitedに追加されるというダブルパンチ。商品説明にきちんと書いているのでよく読まなかった私が悪いんですが、この改題文化まぎらわしいからなくなってくれないかなぁ…。あーあ。 本作のメイン登場人物は殺し屋が過半数を占めます。殺し屋.comという殺しのオークションサイトに登録しているプロアマたちの短編集。通常のオークションは値段を吊り上げ最高額入札者が落札するシステムですが、本作の暗殺オークションは真逆。殺したい案件をより低額で入札した者が落札するシステムです。漫画ですが「職業・殺し屋」がとてもよく似た設定でした。 で、まあ、作風はいつもの曽根圭介という感じ。短編がいくつか収録されていますがどれ一つとしてハッピーエンドはありません。殺し屋なんてやっている人間にまともな倫理観が備わってるはずもなく、短編すべて悪人は嗤い善人が馬鹿を見る結末です。勧善懲悪は本作にないので手に取る前にそこは覚悟しましょう。一言で言うなら本作は胸糞小説です。 後味の悪い話しかないので読んでいて非常に疲れましたが、さすがに読ませる力はあります。つまらない話はなかった。特に最初と最後の短編を繋げる構成は凝っていて「おお~」となりました。いや、胸糞悪いんですけどね(笑) 「鼻」や「熱帯夜」ほどの胸糞悪さがないぶん衝撃度も控えめ。水準をやや超えた内容なので☆3.5くらいでしょうか。なにせ後味が悪いので万人に胸を張っておすすめはできませんが、そういう話を好む方にはたまらない作品でしょう。殺し屋という設定で有名なのは井坂幸太郎の殺し屋シリーズですが、パカパカ気軽に殺すライトさは同じなものの読後感はまったく違うので、あの雰囲気を求めているのならばやめましょう。 | ||||
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曽根 圭介さんの「鼻」を読んで、あっこの作家さん面白いと続けて「熱帯夜」を読んでファンになりました。 ちょうど角川のセール(Kindle版)だったのでこの「殺し屋.com」も購入。 設定は大変面白かったのですが、「鼻」や「熱帯夜」のような雰囲気ではなくちょっと残念でした。 まぁでも気軽に楽しく読めたので良かったです。 | ||||
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最後までは読めるが、星5つとはいえない。まあ、普通じゃないでしょうか。個人的には文庫本ならというレベルで単行本ではがっかりかな | ||||
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