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こなもん屋うま子
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こなもん屋うま子の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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テンポもよく文章も読みやすいのだが 七つの短編どれもまったく同じフォーマットなので 後半は正直飽きてしまった。 | ||||
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こういう作品は最初に乗るか引くかで評価が分かれます。 私は残念ながら引いちゃった方です。 とってつけたような大阪弁をしゃべるアニマル柄の服を着た下品なおばちゃんという時点でアウト。ここにあるのは大阪に対する愛情ではなく売らんかな主義のイカモノ大阪だと感じました。時空を越えて出現する移動店舗という設定は作者に便利すぎてしらけるばかりでした。乗れたら幸せだったのでしょうが・・・。 | ||||
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さくっと読めて笑えて楽しめる、とても面白い作品でした 続編もあるようなので、馬子さんの活躍楽しめそうです | ||||
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大阪をネタに、いわゆるコテコテの大阪のオバハンを主人公にした、ギャグセンス満載の一冊です。 笑える内容でありながら、伏線も様々に配置されており、読み進めるにつれてしっかりと回収されています。 個人的にはたこ焼きと肉まんの話が好きです。 | ||||
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2011年に出た単行本の文庫化。 馬子とイルカのコンビが再登場! ファンにとっては嬉しい一冊だ。 7本からなる短編集で、それぞれお好み焼き、たこ焼き、うどん、焼きそば、ピザ、豚まん、ラーメンと「こなもん」がテーマとなっている。馬子が店主となり、そこに集まる客たちの悩みや事件をスパッと解決していくというミステリ仕立てだ。 出て来る食べものはどれも美味しそうだし、馬子のあくの強さもいい味わいとなっている。それとともに、各話の「語り手」の正体に工夫が凝らされているのが楽しい。 グロテスク、スプラッタは皆無。 | ||||
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「粉もん」を7種類扱ったミステリ的連作です。お好み焼き、たこ焼き、うどん,焼きそば、ピザ、豚まん、ラーメン、それぞれの味を求める主人公が大阪の裏通りのあやしげな店に迷いこみ、期待せずに注文しますが、がさつで口の悪い「大阪のおばちゃん」そのものの店主の味に仰天、通いつめているうち、悩みをもった若者や力士、少女、芸人たちに出会い、店主が天啓をあるいは天誅を下すのに立ち合う、という三題噺のような展開です。 なんといっても、このむちゃくちゃなおばちゃん蘇我屋馬子がいいキャラクターです。グルメをうならせる蘊蓄料理人とはほどとおく、何も入れない焼きそばだの、素うどんだのをいやなら食うな、という横柄さで出してきますが、読んでいると、口の中にデンプンの味が広がり、心に空洞をかかえた主人公にも、悩み多き客にも、ほかほかじんわりと安らぎを与えてくれます。 巻頭の作品がミステリとしては一番切れよく決まっています。その他は、ややお悩み相談もの的ですが、負け越しそうな力士や、売れない流し芸人に、どつき漫才のごとくカツを入れ、神のごとき解決策を示す、このおばちゃんはいったい何者なのか。どれも一喝で空気の色が変わる、みごとなラスト。 田中啓文らしい、こってり味のギャグにダジャレも炸裂、満腹感もあり、ひとすじの光明を読者の心に残す、これは大阪ならではの「食による」人生求道ミステリというべきジャンルかもしれません。癒されます。 | ||||
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