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しゃばけ
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しゃばけの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全32件 21~32 2/2ページ
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「王様のブランチ」で取り上げられていたので、読んでみました。 作者は漫画家さんということで、「う〜ん、絵が付いてたらもっと面白いかも」と思いました。つまり、文章で面白さを伝えるにはちょっと未熟な感じがしたのです。 どんな謎解きも、妖かしのトリックを持ってすれば可能なわけで、その単純さに物足りなさを感じます。シリーズ化しているようですが、1冊読んだので、もういいかなと思っています。 | ||||
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表紙が内容にぴったり。余所でも時代モノで読者層を広げたいときにぴったりの絵描きさんです。 若旦那は病気がちでも自立心が強いところが却って庇護欲ををかき立てるし鳴り家たちはウロウロしているだけでかわいい。 話は意外と暗黒でモノもヒトも年食えばどう転ぶか判らないもの、その辺り辛口なのが人気のなのでしょう。だだ甘では売れません。ただこれ、ライトノベルとも言えます。イラストレーターがつけば集英社コバルト・角川ビーンズあたりでお見かけしそう。 このシリーズのハードカバーは老舗の和菓子屋さんのような手触りと色合いが魅力的です。 | ||||
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読み始めは、某有名作家の陰陽師シリーズや、某漫画家の物の怪シリーズをミックスしたような設定に、やや批判めいた感想を持ちながら読んでいました。 残酷な事件とは裏腹に、なんとも軟弱な薬種屋の若旦那、すねる妖、邪気がなさすぎて暴走する妖など、キャラクターが浮き彫りになっていくにつれ、かけあいがほんわりとしておもしろく読み終わりました。 軽い読み物が欲しいときには最適です。 | ||||
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世の中に、しゃばに強い未練を持った何者かの物語です。京極夏彦や宮部みゆきの妖怪小説のライト版のような感じ。これは決して軽んじているんじゃなくて、おどろおどろしさの少ない分、楽しく読めます。でも結構人死にもあるし、複雑な人間模様もあります。 ラストでは、私はなぜ生きているのか、君はなぜ生きているのか、ということに説教臭くなく説明っぽくもない答がしみじみとにじんできます。特技がなかったり、価値がないと思っている人にも、明日の明るさが感じられるのではないでしょうか。 | ||||
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廻船問屋のひとり息子一太郎と彼をとりまく妖を含む甘々家族の物語。 ある日一太郎は内緒で深夜外出するが、殺人の現場に出くわしてしまう。 あやうく襲われかけるが、妖怪の力を借りてなんとか家へとたどり着く。 しかしそこにはこわ〜い手代が待っていた。 じいさまが連れてきた妖2人に守られてという百鬼夜行抄時代劇バージョン。 ここの若だんなは体が弱いからかなり大切にされています。 長崎屋さんは薬種問屋も手がけているのだが、取り仕切っている(はず?の) 一太郎がこれだけひ弱で死にかけていると、長崎屋さんの扱っている 薬の効き目がよろしくなさそうで商売的にどうなんだろうと思わない事もない。 彼の出生の秘密が結構ギリギリのとこだけど、 祖母の事を考えるとファンタジーかなとも思う。 兄、松之助の境遇は一太郎を恨みに思っても不思議はないようなんだけど そちらのほうには行きませんでした。 | ||||
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病弱で何かにつけてはよく寝込む、江戸でも有数の廻船問屋の一人息子、一太郎の周りには、店の手代の二人をはじめなぜか妖(あやかし)のものたちが大勢姿をみせる。たまの外出のときに人殺しを目撃したことから、周囲で不思議な事件が何度かおこる。一太郎は妖たちといっしょに事件を調べはじめるが・・・。 時代小説、ミステリ、捕り物帳、ファンタジー小説などの良いとこ取りをしたような内容、出てくる妖怪たちと一太郎との会話も楽しく、また、人殺しとなぜ一太郎の周りに妖怪が現れるのかという謎に引き込まれ、なかなかにおもしろい。のですが、大きな不満が。せっかく出てくる妖怪が、あんまり活躍しない。やることといったら、寝込んでばかりであまり外出できない一太郎のかわりに情報を集めてくるくらい。これじゃああまりにもったいないような気がするのですが・・・。シリーズ化されているようですので、次作以降に期待します。 | ||||
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舞台は江戸の薬問屋である。 主役の若旦那は役者なら千両を稼ぐと言われるくらいの水も滴るイイ男、御歳17才である。 ところが、この若旦那ちょっと歩き回っただけで息も切れ切れ…という、とーっても病弱なオトコの子なのだった。病弱な人って身体の自由が利かない分、感性が研ぎ澄まされるといいますよね。 この若旦那もサイキックな能力を持ってまして、 彼の周りには大小取り混ぜた色々な妖(あやかし)がウヨウヨうごめいていて、 若旦那はしっかりその妖達の手綱を握っているのでした。ある殺人事件が発生したことから物語が始まるのですが、 肝心の主人公が病弱で思うように動き回れないというのが逆に面白い。 主人公が病弱なことと彼の廻りに妖がウヨウヨしていることにはちゃんと理由があって、 それは後に彼の出生の秘密とともに明かされるんですが、その辺も面白い。続編もあるみたいなので楽しみです。 | ||||
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若年層向きなのかなぁ、あまり重くなくさらりと読める。 (辞典が無いと意味がわからない部分もあるが) 設定も面白く、一太郎やその周りの人間の描写も申し分無いのだが、 話の展開に『大盛り上がり』という部分が無い。 前半は面白かったのだが、後半の展開が急すぎて、 無理矢理詰め込んだ感が強い。 かといって、話大詰め!というわくわく感も無く。 全体的にぼーっとした作り。 仁吉や佐吉がもっと活躍してたら評価は違ってたかもしれない。 それぐらい設定を活かしきれてない。「すごく面白い!」 と意気込んで読むと肩すかしを食らうので、 軽い気持ちで読んだ方がいいと思う。 | ||||
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おもしろいですよ。たしかに。 題名もインパクトあったし。 でもどこか、宮部みゆき時代劇の後追いのような気がするのは 自分だけでしょうか。 もっと時代の背景が目に見えると、よりおもしろいものになる のではと思います。 | ||||
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新聞の文庫発売の広告に「しゃばけ」と言う文字を発見! 「何これ?」と思ったけどそのままで、数日後、アマゾンのHPを覘いたらまたもや「しゃばけ」の文字が・・・カスタマーレビューを読んだら まあちょっと面白そう・・今妖怪ブームだし私に読まれるべき運命なんだ、と合点し購入。 大店の病弱な若旦那が、妖怪の手代二人と猟奇殺人事件を解決すると言うストーリー。まあ主人公の一太郎は思った以上に頼りなく、手代の二人は妖怪らしからず、他に登場する小妖怪たちも私にはちょっと役不足の感が・・猟奇殺人もものすごい描写もなく、そこのあたりが、日本ファンダジーノベル大賞らしいかと。続編があるようなので、一太郎の成長過程が描かれる事を期待して星3としました。 個人的には幼馴染の栄吉が気に入りましたね。ロードオブザリングのサムみたいで地味なんだけどいい味出してます。 宮部みゆきの「今夜は眠れない」「夢にも思わない」がお気に入りの方は一読してみてください。 | ||||
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裏表紙解説や著者略歴を参考に、かなり期待して読んだ。 漫画家から作家に転身したという著者だけに、 色々な漫画のいいとこ取り・・という感じも否めない。 楽しみにしていた江戸言葉もほとんど登場せず、 個人的には少々がっかり、というのが正直な感想。 これで粋な江戸言葉で丁々発止の会話でもあれば、 物語自体も納得できたと思うのだが・・・。いっそ、漫画で描いてくれた方が楽しめたかも、と思うと複雑。 なので、星は4つよりの3つ。 | ||||
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妖怪物ですが、まったく恐くありません。むしろかわいらしいかも。こんな妖怪たちなら会ってみたいなと思わせる作者の力量は、なかなかのものです。時代小説好きも、推理物好きも、妖怪好きも楽しめる作品ですよ。 | ||||
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