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(短編集)
所轄刑事・麻生龍太郎
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所轄刑事・麻生龍太郎の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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オブケになる以前、新米刑事として所轄で経験を積む時期の麻生龍太郎を描いた物語。後の麻生警部の原点となる、感慨深い読了感でした。 | ||||
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なんとなく読むものを探していて読んでみました。とても面白かったので聖なる黒夜を読み、それもとても面白かったのですが、でもこれは読む順序を間違えたと思いました。聖なる黒夜を読んでからこちらを読まないと、いろんな驚きが既に明かされてしまっていて残念でした。まだ読んでいない方は聖なる黒夜から読むことを強くお勧めします。 | ||||
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初めてこちらで購入しましたが、商品の配送も早く、届いた商品も綺麗でした。満足です。 | ||||
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迅速なご対応感謝いたします。古本とは思えない美本で、帯付きでした。良い買物が出来ました。 | ||||
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柴田よしき先生の作品を読み始め、はまった原点は、この麻生龍太郎。とにかく、この主人公が絡んでくる作品をすべて読んでみました。面白いの一言。シリーズものではないのに、なぜか登場しては、物語の中心的は存在になってしまう麻生龍太郎。彼の刑事としての原点がここのあった。彼の出てくる作品を探して、ぜひ、最後に読んでください。 柴田先生、ところで、猫のしょうたろうくんの物語は?もう書かないのですか? | ||||
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柴田よしきの素晴らしさは、読み進める程にその内容の深さがじわじわ沸いてくる感じでしょうか。 RIKOシリーズのような派手さはないが、麻生龍太郎というキレ味抜群の刑事(この本では所轄ですが)の過去がよく 理解できる1冊です。 ほんのささいな手がかりとも言えないような引っかかりから事件を見抜くその眼力は、RIKOシリーズでの深い闇を 抱える麻生の若い時代と言われても納得できる素晴らしさですね。 もちろんこの本単独で読んでもいい作品だと思います。 | ||||
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東京の下町の新米刑事、麻生龍太郎(決して麻生太郎ではないので注意!)の短篇集。 彼は、日本剣道界の一流選手でありながら、同時に推理力に溢れた、ちょっとした些細な事から事件解決への道筋を見つける優秀な刑事となった。謙虚で、優しく、でもその内面には自分がゲイで女性に愛情を持てず、執着ということに関して普通の人間とは同じような感覚を持てないという自覚をもつ人物です。 そんな彼が、新米から少しずつ成長していくに連れて、定年間近の刑事と組んだり、またはキャリア刑事と組んだり、同期の刑事と組んだりしながら事件を解決していきます。 という物語なんですが、柴田よしきファンとしては、この麻生龍太郎刑事は実はおなじみの人物。彼女の傑作「RIKOシリーズ」や「聖なる黒夜」にも麻生龍太郎は出てくるのです。しかも、この作品に出てくる正義の担い手としてでない彼がいるのです。実は、彼の変遷の最初の1ページ目を、この本は示してくれているのです。 とはいえ、そういう予備知識がなくても、単独でもこの作品は、まだまだ新人刑事ながら将来の天才ぶりを予感させる一人の刑事の物語として十分に佳作な出来となっています。短編集なので強烈なインパクトや、プロットの複雑な物語もありませんが、よくまとまっています。すでにシリーズを読んだ人も、そうでない人も問題なく読める一冊です。 | ||||
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購入が遅ればせながら。 単行本は借りて読み文庫化をひたすら耐えて待つ。 柴田よしきの作品で読んでいるシリーズは、主に麻生龍太郎が登場するシリーズ。 警察内部のお話であり、麻生龍太郎の刑事でありながらはみ出しがちな(小説やドラマにありがちなキャラ設定だとは思うけれど)行動やら、台詞やらが興味深いストーリーですよ。 「所轄刑事」は短編集。 リンクするシリーズは「RIKO」という女性刑事主役の、女ならではの警察ものに、麻生はおまわりさんは退職していて、私立探偵として活躍してます。 「聖なる黒夜」ではRIKOシリーズの番外扱いで出ずっぱりのお話です。時間軸はそれぞれバラけてますが。 手にとって読んだのは「聖なる黒夜」→「RIKO」→「所轄刑事・麻生龍太郎」→「私立探偵・麻生龍太郎」の順でしたが、自分的にぴったりな読み方をしたなと思ってます。勝手に。 そして!!! 麻生龍太郎の話に絶対欠かせないのが、山内練。前科あり。しかも無実だったのに暴力的な取調べのため有罪を否定できずに堅気には戻れずあわわわわ。 同性愛の色は決して多いわけじゃないけれど、二人の関係はそういう意味合いでないと話が筋を通さない。ので、そこが面白いところ。 けれども。 二人ともお互いを想っているのに一緒にいられない世界の人をやっているわけで、読んでるこっちはひたすら悶々とするのです。 解説ではジェンダーに関する云々やらと難しいことを言ってますけど。 人間の黒い部分をよりいっそう凝縮させた警察噺です。映像化ではカットされそうな場面が多そうな。それはそれ、小説ならではの強味ですよね。 ちなみに、漫画化をするとしたらば。少女マンガ系では中村明日美子がいい。 眼力ありのテイストを持ってますよ。 イメージモデルを考えているけれども。麻生龍太郎だけは思いつかない。 山内練は中村七之助くん、イカレタ顔つきがはまりそうな。 麻生の高校時代の先輩、及川純は北村一輝さん。目力ありの役者さん。 | ||||
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レビューを読んで、これは文庫になってからで良さそうと思いましたが、つい我慢しきれず買ってしまいました・・・がやはり文庫になってからで良かったです。 公務員にも警察官にも管理職にもむかない、それでも謎解きに天才的な冴えを見せる、名作「聖なる黒夜」の麻生龍太郎がここにいます。この本は、麻生さんの若年寄り的キャラ故か、作者の執筆年齢による影響か、20代の前半の躍動感や若さそのものに欠ける麻生さんがいます。年齢を書かないでくれたなら、とても20代前半の若者が主人公とは思えない作品連作集です。その他の20代の登場人物は年齢相応に見えるのですが・・・その点で★はマイナス。そして、作品そのものもどれも最後のオチが弱い、と思いました。どれもまとまって読みやすい作品ですが、弱いかな、と。そのうち、花咲さんの警察官時代の作品も読みたいですが、出来たらお得意の長編でお願い致します!そして、ジェットコースターのような興奮度の高いタイプだったら尚嬉しいです(勝手ながら)。必ずハードカバーで買いますので! | ||||
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著者の書かれるシリーズの幾つかに顔を出している、麻生の若き日の記録。 さらさらと生きているように見える彼の、若くて青くて一本線が通っているところがよかったです。 普通の刑事ものとしても大変楽しめました。 | ||||
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RIKOシリーズは暗くて、最初の作品だけでパスしてましたが、これはこれだけで結構楽しく読めます。事件の一つ一つも、日常の謎系に近く、そこそこリアリティーがあってよいです。 | ||||
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5編の短編からなる小説です。 ファンにはいまさらですが、『RIKO』シリーズ、『聖なる黒夜』で おなじみの麻生龍太郎の所轄刑事時代の物語が、大学剣道部の先輩であり、 刑事の先輩でもある及川との関係をからめながら展開されます。 これもおなじみの山内練が影も出てこないので、なおさら及川さん との関係がフォーカスされますが、淡々と物語りは進んでいきます。 そして、淡々とエピローグを迎えます。 山内さんのからみを期待していたので、私にはほんの少し残念です。 あまり、奇抜なトリックや凝った事件場面の設定はなく、だからこそ なおさら現実の事件を想像しやすい気がします。 また、優秀な刑事でありながら、刑事になりきれない、仕事にも恋愛(?) にも執着をしきれない麻生さんは私の一押し刑事です。 後の作品では刑事をやめて、探偵になってしまいますが…。 柴田さんの作品を読むとほんのりと場面が浮かんできて、漫画の一場面を 眺めているかのような気になることがあります。 今回の作品では、麻生刑事と及川刑事がバーのカウンターでならんで お酒を飲みながら、さりげなく心の探りあいをする場面でしょうか…。 『聖なる黒夜』をもう一度読み返してみたくなりました。 | ||||
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「緑子」シリーズに登場する麻生とは、こんな人物だったのか。若き日の彼は ある悩みを抱えているとはいえ、人情味のあるそして優秀な刑事だった。どんな ささいなことも見逃さず、それを手がかりとして状況分析していく。もしもこのまま 刑事を続けていたなら、どんな刑事になったのだろう?やはり「緑子」シリーズに 登場する連との関係が強烈な印象として残っているので、複雑な心境になる。 できるのなら、所轄刑事としての麻生の姿をもう少し見てみたいと思う。 | ||||
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結構期待して読みました。 やっぱり緑子シリーズということで、「聖なる黒夜」のイメージもあって… でも、 >初めて明らかに!… って言うほどの驚きはなかった。 すべて淡々としている。 もちろん、そこには麻生らしい「キレ」が存在する。 及川の挫折、別れも盛り込みながら、、、 全体をしぶくまとめてる、という感じの本。 嫌いではない。 次の局面を見てみたいものだ。 | ||||
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