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ようこそ、わが家へ



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【この小説が収録されている参考書籍】
ようこそ、わが家へ (小学館文庫)

ようこそ、わが家への評価: 4.01/5点 レビュー 197件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.01pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全149件 101~120 6/8ページ
No.49:
(4pt)

おもしろい

池井戸さんの本は2冊目ですがおもしろいですね。
ドラマで見た有名なやつじゃないのが良かったので。
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No.48:
(4pt)

ちょっと異色

銀行が舞台のいわゆる池井戸作品とは違いますが、ストーリーの展開も緊張感があって楽しめました。
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No.47:
(5pt)

いつもきれい。

内容もともかくいつもきれいに送って頂いて感謝です。テレビでドラマを観て後から原作という自分にとっては極めて稀な事をしましたが成功でした。
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No.46:
(4pt)

会社でのライバルと、家族へのいやがらせ。2つの「敵」に立ち向かう、お父さんの話。

気弱で争いを好まない銀行員(出向中)の主人公・倉田太一(50代・男性)が、些細な事から、家や車などへ何者かに連続して嫌がらせを受ける様になる。

 一方、銀行から出向している会社では、クセ者だが社長からの信頼の厚い真瀬部長に、次々と不正の疑惑が持ち上がる。優秀な部下・西沢摂子から、それを聞かされた倉田は、真実の究明に乗り出すが、逆に手を回されて窮地へと陥ってゆく……。というストーリーのお話です。

 売れっ子作家、池井戸潤のまさかの文庫書き下ろし!!です。

  主人公は半沢とは真逆の温和な人物で、出向させられた事もさほど気にせず、子供2人と妻との平和な毎日を望んでいるのですが、会社と家庭での「2つの敵」に、期せずして奮闘する夏の日々を送る事になります。

 
 きな臭い真瀬部長の過去、M&A、息子健太のバイトなどなど、さりげなく散りばめられた伏線が、最後の100ページほどで見事に収斂されます。勧善懲悪で幕を下ろすのは、半沢を書いた作者らしいですね。

 嫌がらせの主・「名無しさん」の正体が見え隠れし、手に汗握るストーリー展開。元銀行員の経歴を活かした、銀行や中小企業の裏話の描き込みなど、良い意味で職業作家の緻密で丁寧な仕事が伺える一冊でした。
 ネットなどでの匿名性の高さや、それが齎す怖さがテーマとなっていますが、それ以外にも、フリーで仕事をしてゆく事の難しさや、会社を運営してゆく事の難しさなどなど、「名無しさん」ではない、登場人物一人一人に人生があり、生きてゆく事の大変さ、それぞれの人生というのが、もう一つのテーマになっているように感じました。

 
 主購読層はやはり、家庭を守るお父さんだと思いますが、専門的過ぎないので、女性の私にも読み易かったです。「半沢シリーズ」や「空飛ぶタイヤ」などが好きな方はゼヒ。


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No.45:
(5pt)

半沢にはなれないけど倉田太一にはなれそう

主人公 倉田太一は気が弱く いつも言いたいことの半分も言えないタイプ。しかし彼は人一倍正義感が強かった。その正義感ゆえに思わずホームの割り込みを注意してしまい その男から執拗な報復を受けるはめになる。 また 出向先の会社でも不正の疑惑を持ち 気の強い横柄な真瀬という社員と対立してしまう。 彼はやられたらやりかえすのではなく ただ 家族を守ろうと奮闘し 会社では不正を正そうと懸命に努力する。 彼の中には 相手を貶めるとか不幸になれというような発想はまったくない。 自分が正しいと思うことを何が何でも貫くんだ というような強靭な意志があったわけでもない。時には長いものに巻かれ 世の波にただ身を任せている平凡な男だけれど 誠実に生きたい 生きようとする姿にとても共感を覚えた。 世の中 みんなが彼のようになったら 穏やかでやさしい日々が送れるような気がした。 はらはら ドキドキの展開ですが 最後はさわやかな気持ちになれました。
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No.44:
(4pt)

誰もが自分の人生を必死で生きている

本書の主人公倉田太一は,著者が生み出したヒーロー半沢直樹と違い,争いを好まない温厚で大人しい性格だ。
 したがって,明らかに理不尽なことを言ってくる相手に対しても,反論することなくその場から立ち去る場面が多く,読んでいて悶々とした気持ちが溜まってきます。
 しかし,実のところ半沢直樹のような人間が別格なのであって,本書の倉田の態度がごく普通の社会人の態度なのです。

 倉田は,仕事がしっかりできる能力を持つものの,押しの弱さで目立たない存在であったがために,銀行から子会社に出向させられた52歳の管理職員。
 マイホームを持ち,子どもたちを学校へやり,贅沢ではないが人並みの生活ができている。
 銀行では支店長になりそこねての出向となったが倉田自身はそれほど悲観していない。
 出向先では人間関係を重視し,良好な関係を作ることができている。
 しかしながら,ある時,納品された商品の在庫数が合わないことに気づく。
 こつこつとその原因を調査していく過程で,他の管理職員から理不尽な反撃を受けるようになってくる。

 本書の面白い点は,上記のような著者が最も得意とする企業ものとしてのやりとりと同時進行する形で,倉田一家が巻き込まれるストーカーからの陰湿な攻撃が展開していくところにあります。
 会社で苦戦しながら家庭でも敵と戦っていくという形は,「空飛ぶタイヤ」で運送会社社長が会社のために苦戦しながら,息子のPTA役員としてモンスターペアレンツと戦うという構図を思い出させます。
 ただ本書では主人公倉田の押しの弱さを,しっかりものの息子が補っている点が面白い。
 そんな息子が父親に対して次のようなことを言う場面があります。
「世の中に出る以上,誰だっていろんなことと戦っているはずだろ。職場の人間関係だってそうだよ。でもそれは自分で解決しなきゃならない問題なんだ。」
 
 自身が言えないことを小説の主人公がずばずばと言ってくれることで爽快感を味わうことができる半沢シリーズと違い,本書は,愚直で不器用だが,至極真っ当な人生を歩んできた人間倉田の物語だ。
 そんな倉田も,自分の人生を必死で生きているひとりの人間なのです。
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No.43:
(5pt)

勘違いしてました。

池井戸さんの作品初めて読みましたので、池井戸ワールドをよく分かっていないのですが、
家族ドラマと社会派ドラマが同時進行で面白く描かれていて一気に読み終えました。
主人公の会社内での孤軍奮闘劇はとても面白かったのですが、それよりもストーカーの攻撃に晒される家族のサスペンスに引き込まれてしまいました。
ただ、本の帯には「タイトルの意味を知って、私は武者震いしました」という宣伝文句が書いてあったので、
てっきりクライマックスは、家族があれこれと罠を仕掛けて犯人を迎撃+現行犯逮捕。という痛快な結末を勝手に想像しながら読んでしまいました。
そうではなかったとしても、ラストはあまり意外性のない逮捕劇だったのでちょっと拍子抜けしてしまいました。
本の帯を勝手に誤解してしまった自分が悪いです。。。。
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No.42:
(4pt)

面白かった……最後はちょっとな

ストーカー、中小企業の不正会計、出向者の立ち位置……と、いろいろな要素がうまく絡み合って面白かったです。
主人公が基本的に小心者というのも、効果的だったと思います。
新本を買って損はなかったと思える一冊でした。

ただ、最後に語り手の視点が変わるところで戸惑ってしまいました。
主人公の視点でずっと話を追うことに慣れたところで、最後の最後にいきなり神視点とほかの登場人物の視点。
ストーリー展開上、仕方がない部分はありますが、文庫のために手直しするときにもう少し丁寧につなげてくれたほうが読みやすかったと思います。
というわけで星ひとつ減らします。それがなければ星5つでした。
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No.41:
(4pt)

贅沢な一冊

池井戸氏の銀行シリーズに抵抗がある方は、この作品から読まれた方がイイと思う。
サスペンスで始まり、池井戸氏お得意の社会派ヒューマンドラマが絡み、軸がブレることなく
サスペンスの決着をみる。
一冊にたくさんのファクターを詰めたエンタテインメント。軽く読める文体もオススメ。
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No.40:
(4pt)

あるだろうなぁ~と思い。。

日常のチョッとした些細なことから誰でも起こり得るだろうことで

人はその時の感情で何気ないことでも大きなことになったりするのでしょうね。。。
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No.39:
(4pt)

面白かったです。

いろいろな事件満載で一気に読みました。池井戸さんの作品はやっぱりハズレがありません。
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No.38:
(4pt)

面白い!

さりげなく始まるのだが、どんどん引き込まれて、読み進んでしまいました。
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No.37:
(5pt)

平凡な男が正義に目覚める。

半沢直樹 みたいに 正義感バリバリの主人公に比べたら

倉田はどっちかというと、争いを嫌う平凡な男。

その倉田が女性を救おうと奮い立ったはいいのだが・・・。

もう一気読みでした。

家庭で起きる出来事、会社の不正。

どうしてなんだろう、どうなっちゃうんだろうと、最後ま

で、楽しませていただきました。
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No.36:
(4pt)

今の世の中でありがちな逆恨み

善意の注意をするべきか、やめるべきか悩ませる小説でした。
身の回りに発生しそうな出来事
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No.35:
(4pt)

名もなき者たちの世界・・

主人公は、銀行での出席競争に敗れ(元々興味がない)、
別会社に出向している倉田太一。
倉田は、妻と子供二人の4人暮らし。

ある日、電車に割り込もうとした男を注意する。
その後より、ストーカー行為を受けることとなる。
花壇を踏み荒らされたり、瀕死の猫を郵便ポストに入れられたり・・。

会社においては、架空取引に疑問を持ったことから、
面倒な事態に追い込まれていく。

倉田は、持ち前の真面目さと我慢強さで、持ちこたえる。
また、家族の協力や優秀な部下のお蔭で、事態は好転することとなる。

テーマとしては、「名もなき者も必死で生きている」ということだろう。
確かに、ネットの世界では、「匿名性」が悪い方に流れることも多い。
しかし、人間は、現実世界で必ず誰かと繋がっており、心には良心を持っている。
そんな希望を、見出すことが出来た。

しかし、帯に書いてあるような恐怖を感じることは出来なかった。
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No.34:
(5pt)

レビューに対し「参考になったならない」の投票者に「喝!!」。

まあ池井戸氏の作品と雖も秀作もあり、駄作もある。 だからそれはレビューを書いて肯定・否定の意見を表明すれば良い。 しかし実に情けないのは、他人の書いたレビューに対し、「軒並み」、「馬鹿のように」、ただただ「参考にならない」票を投じる輩がいることだ。 例えば本日2013年10月14日現在、五つ星の多くのレビューに恐らくは全てに否定票を投じているある一人の馬鹿者が存在することは明らかだ。 「1-0」という結果が多いのは、この馬鹿者の投票だろう。 今Amazonと共に捜索しているが、こういう馬鹿者がいることに多くの読者・ファンは憤っている。  こういう輩は、作者が嫌いだというだけで、その作品に投稿したレビュー全て一律に否定の票を入れる。 こういう輩は、学校でも社会でも受け入れられずに一人いじけているのだろうが、ある意味非常に可哀想な輩だ。 こういう形でしか自身の鬱憤を晴らせないのだから。 こんな投票をするより、馬鹿者よ、「コメント」の一つでも書いたら如何か。 「レビュー」の一つも書いたら如何か。 全く情けない奴だ。
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No.33:
(4pt)

全体がよくまとまった、秀作

池井戸流の銀行ネタに安定感あるも、善と悪にバッチリ分かれて逆転懲らしめ劇はスパイス程度に留め、現代都市に生きるサラリーマン(ここは池井戸らしい、あくまでサラリーマン)たちの悲哀、大したことのない悲哀をサラサラと描く生活ドラマ。
それぞれの事情を、斬新さはないものの、丁寧に組み合わせ盛り込み、しっかりとラストに収束していきます。
ハラハラとかドキドキなどなく、また先を読もうなんて気にさせない、それでもお父さんサラリーマンにとり考えざるを得ない様々な人間模様。上司、部下、妻、子、自身の子供の頃の記憶、他人、通勤、取引先。
唯一あまりにもリアリティが薄いのは、個人情報の取り扱い。どの作品もユル過ぎる、あんなわけないです。でもココリアルにすると成り立たない池井戸作品多し。
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No.32:
(5pt)

こんなにハマった小説は、初めてです!

CMに惹かれて買いました。
続きが気になり一気に読んで、時間を忘れていました。
何の気なしに付けられたタイトルかと思っていたのですが、読み進める内にゾッとするタイトルだと…。『ようこそ、わが家へ』って、そういうことかと…。
心理的にもハラハラする内容でしたが、心温まる内容もあり、且つ難し過ぎず。いい作品です!
皆さんも、是非是非!
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No.31:
(4pt)

現実にありそうな事件!

とても面白く一気に読みました。
普通の家庭に目の見えない恐怖が起こり、ぞっとしました。
本当にこんなことがあるのかも知れませんね!!
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4094088431
No.30:
(4pt)

著者の実験的作品?

いつもながら他の方々のレビューを全く見ないまま自分勝手なレビューを書いております。
他のレビューをチラッとでも読むと単純な私はすぐに「なるほど〜」と感化されてしまうので。

うーむしかし。。。本作については他の皆さんがどんな風にレビューを書いておられるのか随分気になる。
きっとまた絶賛の嵐なんだろうなぁ。あの大ヒットドラマが驚異的な視聴率で終わったばかりだし。

確かに本作は小説として大変面白かった。夢中になって時間を忘れて一気に読了しました。
主人公が銀行から出向した先の中小企業で展開する様々な人間ドラマ。疎外、嘲笑、差別、不正、怒声、反撃と、まさに半沢直樹ワールドが再現されてぐいーっと引き込まれました。
その点は過去に読んだ池井戸作品の完成度を本作も踏襲していると言えるかな。

でもね。。。
読了後の自分の胸のモヤモヤを例えて言うならば、行きつけの和食店で一番人気の刺身定食を頼んだら店主の好意で自家製チーズが付いてきたっていう違和感に近い。つまり定番の半沢ワールドが刺身で、ストーカー恐怖を描いたサスペンスワールドがチーズ。それぞれの食材が逸品に仕上がっているのはさすが池井戸氏の筆力のなせる技なんだけど、正直「なぜ一緒に出すの?」って感じなわけです。
「実は最後に二つは意外なつながりを現すに違いない」と期待しつつ読み進んだけど結局平行線のまま。

たぶん著者が新ジャンルの料理ならぬ小説の新境地を開くために実験を試みた作品ということになるのでしょう。
次作ではぜひチーズだけに特化して我々の舌を斬新な味覚で楽しませて下さい。
ようこそ、わが家へ (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:ようこそ、わが家へ (小学館文庫)より
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