■スポンサードリンク
(短編集)
クジラの彼
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
クジラの彼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.55pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全118件 101~118 6/6ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
表題作「クジラの彼」をはじめ甘い、でもなんとなく切ない恋愛短編集。 「海の底」「空の中」に出てくる彼・彼女達の物語が読めるので2作品のファンの方にはお勧め。でも読んでない人でも自衛隊と恋愛十分を楽しめます。実際、私もこの作品を読んでから前作2作を読みました。 ハードな自衛隊からは想像しにくいですが、中にいるのは年頃の男女です。だから甘い恋愛もありなんでしょう。 「クジラの彼」では潜水艦員・冬原と普通のOL・聡子のお話。携帯もメールの繋がらないのは当たり前。寄港地や予定も国秘。陸で待つ聡子はなれない恋愛相手に気持ちが不安定。でも、自分の気持ちがぶれない冬原を結局信じます。待つ間の聡子の気持ちの揺れが遠距離恋愛経験者にはよくわかるのでは? この冬原さんと「海の底」でコンビだった夏木さのお話は、夏木さんの不器用さと望ちゃんを思う優しさがいっぱいでした。 「空の中」の女性パイロット光稀さんの可愛らしさと強さは魅力的。でも、彼女を支える旦那さまの大きさは働く女性にはすごく魅力的でしたね。 強いんだけど可愛い自衛隊員のsweetな恋愛話を照れながら読んでください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本当にトキメキをありがとうって感じの本でした。 読み終わると何だか恋、したくなりますね〜(^▽^) 「海の底」と「空の中」の続編が載っていますが、 これを読んだ時はまだ両方読んでいませんでした。 が、読んで無くてもすごく楽しく読めました。 あと、個人的には「ロールアウト」と「国防恋愛」がかなり好きです!! ぜひときめきが欲しい方は読んでみてください☆ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どこまで本当なのかわかりませんが、 自衛隊関連のネタは知らない事ばかりなので、新鮮に驚きながら読めます。 潜水艦内に「匂いがこもる」とかさ・・・(笑) んー楽しく読みましたが、 読み終わると微妙な心持ちです。読んでいる間は楽しいのだが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短編集です。面白かった! 図太さと可愛さをあわせ持つ女たちの恋物語にときめきました。 キラキラしたラブストーリーではなく、臭かったりトイレだったりする感じが素敵です。 海の底の潜水艦乗り夏木と冬原の恋は、性格が対照的な分その恋も対照的。 不器用な夏木の恋は思った通りというか、苦労してます。 冬原は要領のいい奴ですが、状況が大変な分、やっぱり一筋縄ではいかない恋ですね。 それでも二人ともいい恋をして、彼らなりのいい家庭をつくるのだろうと思いました。 個人的には、『国防レンアイ』の彼女の身も蓋もなさもかなりお気に入り。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
☆4・5。 自衛隊員たちの恋を描いた短編集です。 表題作の「クジラの彼」は、「海の底」で活躍した潜水艦乗りの冬原の恋人視点で描かれます。 なかなか会えないけれど、それでも大好きな人というのがしんしんと伝わってきます。 他にも、冬原とコンビを組んでいる夏木のなかなか前途多難そうな恋。 「空の中」で登場した光稀の家庭。(もう子どももいて、恋物語と言えないかもしれないけれど) 航空機のトイレが縁で出会う自衛隊員と航空設計士の恋など、どれもひとすじなわではいかない恋が描かれています。 「海の底」や「空の中」のようなスケールの大きな物語ではありませんが、どれもちょっと胸がキュンとするような、すてきな恋物語でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短編集なのですが、男女の登場人物のキャラがみんな似ています。 職業も自衛官だし。セリフの言い回しも似てるし。 なのでどのストーリを見ても新鮮味がないというか....。 文庫本だったら、安いぶん星4つなんですけどね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
設定は男女のいずれかが自衛隊員だという、 6篇の短編集です。 遠距離恋愛で悩んでたり、 片思いで悩んでたりする自分が、 ちょっとバカらしく思えてくるかも。 僕のお気に入りは、『国防レンアイ』です。 この小説に出てくる男性、伸下に感情移入してしまうのね。 彼とおんなじ状況の恋愛経験が、大学時代にあります。 まぁ、僕の場合はバッドエンドでしたが・・・。 ちょっと甘〜い気分になりたいときに、 読み返したくなる小説です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自衛隊員の恋をテーマに描く短編集。 有川浩さんの長編「海の底」「空の中」の登場人物たちの恋愛が 外伝のような形で収められているのもファンには嬉しい♪ 私は「海の底」に続き、今作が二作目の有川浩体験なのですが、 「海の底」の冬原がこんな恋愛をしてて、 夏木と望ちゃんのあれからを読めるなんて本当に得した気分でした(^O^) とにかくどの短編も思わずこちらが顔を赤らめてしまうほどの甘い甘い恋愛小説。 でもねでもね、女はこういうのに弱いんですっ! この本には女の憧れやら願望やらがぎっしり詰まってるんです! キュンとしちゃって、何度も読み返しちゃった場面がいくつあったことか! 冬原と聡子ちゃんの出会いの日なんてほんとに素敵なのー。 ノリもいいし、文体の軽さも読みやすい。 そういえば「海の底」の面白さも恋愛の部分にあったな〜。 この人の描く恋愛、大好きです☆ 「海猿」を観て「加藤あい、かわいそー」と思った女子は読むべし! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何の予備知識もなく手にとったため、 「短編集」であることも「恋愛小説」であることも知らなかった。 そのため、題名に似つかわぬ内容に戸惑ってしまったが、 恋愛の舞台が自衛隊という着想も斬新で、登場人物たちも、 憎めない個性派揃いで、どうなるのだろうと、ワクワクしながら、 一気に読み終えてしまった。 短編集は、1冊の中で気持ちの切替が上手くできず、 あまり読むのが得意ではないのだが、同書は珍しく、 チャンネルを替えながら読み進めることが出来た。 そういった意味では、短編集嫌いの方にも、 お勧めできる本かもしれませんね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者の本を読むのはこれが初めてだったのですが、文章が読みやすく、一気に読んでしまいました。まさか一冊丸々自衛隊の恋の話だとは思ってませんでしたが・・・ でもクジラの彼はとっても胸キュンものでした。 久々の甘〜い恋愛小説を堪能させていただきました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
甘い! とにかく甘い! でも、その甘さが嫌味になっていないところが有川氏の作品だなぁ・・・と。 更に、彼女の言葉のセンスは素敵だと思います。 中でも私が好きなのは、「クジラの彼」と「脱柵エレジー」。自衛隊と民間人の遠距離恋愛を扱っていながら、全く違う結末になる。比べてみると面白いです。 あまり「恋愛小説」というものを読まない私ですが、彼らの行き着く先が気になって、一作ごとに一気に読みました。 「空」「海」の外伝も、別にその作品を読んでいないと判らないということはありません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「海の底」「空の中」の外伝が読みたくて購入。 甘々のラブストーリーでしたが、どうも私はこの作者の描く女性が苦手です。 もちろん細かいところは違うものの、ほぼ全員が同じようなテンションとノリ。 これが一人なら個性的且つ魅力的ということになるのかもしれませんが、 どのヒロインも肝心な部分にそれほどの違いがないので、 その個性的な部分もこの作者の本の中では当たり前になっています。 そして出てくる男性は皆それぞれ魅力的なんですが、 よくよく見るとそれもまた大きな違いがない。 冬原は小牧、夏木は堂上、手塚は高科と、ほとんどが誰かを彷彿とさせます。 またこういうのがヒロインか、とか 相手ははまたこういうタイプか、と 読み始めに思わせるのはちょっと勿体無いのでは。 私が読んだ最初の2冊(「空の中」「海の底」)まではとても楽しく読んだのですが、 それ以降(「図書館戦争」〜)はややがっかりすることが多く、 読後感がもうひとつなので、今回はちょっと厳しく星3つです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いや〜、堪能した。特に外伝三作。 おぉ、なるほどこう来るか・・・の連続だった。とくに望。イージス君の気持ちがよく分かる(笑)。 なお、一応、北海道人として突っ込ませていただければ、あそこまで方言使う人はそういません、特に札幌周辺の人には(苦笑)。 知人にWACが結構いるのでぜひ読ませてみたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
イヤ、悪くない(反語) 活字でラブロマ好きな作者が、満を持して開き直ったという作品集である。 大人になるとさ…。仕事とかいろいろ大変だし、毎日疲れるし、そんじょそこらにきゅんとする出来事なんか転がってなくてさ…。そんなやさぐれた気持ちも吹っ飛ぶ! 目も覚めるような、甘さ! うわ、こんな甘いもの摂るの久々だわっ。 なにこの、きゅんとする甘々は! しかも、チョコレートケーキからショートケーキ、マロンパイの様にそれぞれ違う味。なのに甘くて美味しい。 読んでる最中は口の中で転がすように、その甘さを味わえる。 昔コバルト文庫を読んで活字できゅんとしていた、元女の子も。 今有川作品を読んできゅんとしている、現女の子も。 存分にご賞味あれ。味は甘くて保証付き。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まず表紙のイラストが素敵です。半分ジャケ買いでした。 とても甘い小説です。 読み終わったあと無性に恋がしたくなります。 登場人物はみな不器用で一途で、こんなふうに人を好きになれたらしあわせだな〜とため息がでました。 心が甘いものを欲したときおひとついかがでしょうか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
漫画チックに胸がきゅんとするような恋愛作品集。 ただし、舞台は、主に、自衛隊! 厳しい訓練に長期にわたる任務、という、 普通の勤め人とは違う大変さがある彼らも、 誰かに惚れれば同じように悩んだり困ったり。 その一途な恋愛ぶりがみんなかわいくて、読んでいて にやけてしまう。なんとなく読むと元気が出る1冊。 あっさりしてテンポよい文章で気持ちよく読めます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これだけ読むと、まるで自衛隊の広報作家のように見える。自衛官だって普通の人間だ。恋愛もすれば結婚もする。そういうスタンスから自衛官を描いた小説。 どの短編に出てくる人間も、お互いに本音をぶつけ合いながら、少しずつ近づいていく。読んでいて恥ずかしくなるような場面もあるし、ぶっちゃけすぎだろっ、みたいな場面もある。…しかし、ホントにこんな感じなんだろうか、自衛官は? 過去の著作の登場人物たちのその後のお話が面白い。他の登場人物たちのその後も、結構面白そうだなぁ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
別れるのが名残惜しくて、徹夜で語り明かしたくなるような、そんな相手を蹴ったら一生後悔する。 こいつに裏切られたら致命傷。そんな相手と抜き差しならなくなるのは、勇気がいる。 自分の好きな人って、自分には魅力的なものだから、他の人にも魅力的なもんだと思いがちなんだよね。 仕事が好きで大切な私ごと好きになってもらわないことには、続かない。そこを支えてくれる人は、掛け値なしのいい男だと思う。 自衛隊+恋愛ものは作者の専売特許。設定でうならされて、描写でうなずく。 活字でベタ甘ラブロマの、この甘さがくせになりそう。 綺麗な表紙に包まれた、ちょっと欲張りな一冊。せめて小説でぐらい幸せな気分を味わいたいときに。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!