鉄鼠の檻

評判

鉄鼠の檻の評価:

4.33/5点 レビュー 97件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.33pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全167件 101〜120 6/9ページ
No.67
(5pt)

網代笠に袈裟行李。絡子に緇衣。雲水がひとり、雪を踏みしめて山を下ってきたのである。

 雪の温泉宿の庭に忽然とあらわれた僧の遺体。
 それは、連続する不可解な殺人事件のはじまりでした。
 舞台は、山の中にある「知られざる禅寺。」
 取材にきた雑誌記者たちの前で、次々と僧達が殺されます。
 警察も、修行僧達の独特な対応に捜査が混乱。
 たまたま、古書の鑑定のために近くに来ていた京極堂や小説家の関口が事件にまきこまれていきます。
 雪の寺の描写の巧みさや、禅についての中善寺の解説が面白く、とても楽しみました。
文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)より
4062732475
No.66
(4pt)

禅。

禅について、よく書かれています。ともすれば見失いがちな本文も、再三手を変え品を変え説明してくれます。そこがくどいと思われるところかもしれませんが、私には大変助かりました。読み終わった後は「禅でおなか一杯」そんな気分になります。
他の方も書かれていますが、僧侶の名前がたくさん出てきます。苗字であったり、なかったり。禅系統の説明のところでもそうですが、メモ用紙片手にまとめながら読み進めるとわかりやすいかと思います。(おお、これかぁ!と鳥肌が立つときもありました。)
登場人物一人ひとりがとても映えています。過去の作品の人物の意外な活躍ぶりに目を見張るものがあります。
前作に比べ、憑き物落しの部分が短いようですが、うまくまとめてくれます。京極堂に全てを任させていたら、もっと丸く収まっていたのかな、と思います。
決して読みやすい本ではないですが、シリーズ通して読んでいるともっと深く楽しめると思います。(人物のつながりや、過去の出来事など。)でも、知らなかったら知らなかったで、今川君の目線で楽しめます。
関君は、全く何やってるんだか…、は、読み終わった直後の正直な感想です。
鉄鼠の檻 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 鉄鼠の檻 (講談社ノベルス)より
406181883X
No.65
(4pt)

禅。

禅について、よく書かれています。ともすれば見失いがちな本文も、再三手を変え品を変え説明してくれます。そこがくどいと思われるところかもしれませんが、私には大変助かりました。読み終わった後は「禅でおなか一杯」そんな気分になります。
他の方も書かれていますが、僧侶の名前がたくさん出てきます。苗字であったり、なかったり。禅系統の説明のところでもそうですが、メモ用紙片手にまとめながら読み進めるとわかりやすいかと思います。(おお、これかぁ!と鳥肌が立つときもありました。)
登場人物一人ひとりがとても映えています。過去の作品の人物の意外な活躍ぶりに目を見張るものがあります。
前作に比べ、憑き物落しの部分が短いようですが、うまくまとめてくれます。京極堂に全てを任させていたら、もっと丸く収まっていたのかな、と思います。
決して読みやすい本ではないですが、シリーズ通して読んでいるともっと深く楽しめると思います。(人物のつながりや、過去の出来事など。)でも、知らなかったら知らなかったで、今川君の目線で楽しめます。
関君は、全く何やってるんだか…、は、読み終わった直後の正直な感想です。
文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)より
4062732475
No.64
(5pt)

京極版「薔薇の名前」?

作者の意図は解らないけど、純粋な推理小説が読みたい人は、京極作品は避けたほうが良いのでは?と思います。
京極さんは従来のミステリーの定説をわざと壊そうとしてるように感じます。(反則っぽいこともかなりアリだし)
主体がころころ変わって、それが誰だか不明だったり、登場人物が前触れなく前後不覚に陥ったり、読者をよく混乱させてくれます。(そのイライラでつい先を読みたくなるのですが)
本作は好きな作品でしたが、あまりに長いので(いつものことですが)走り読みしかしてませんでした。
改めて読み直してみて、やはりこれは京極さんが書いた「薔薇の名前」かな?という印象を強くしました。
エーコの「薔薇の名前」は昔に読んだものだから記憶が定かではありませんが、〈孤立した寺院・不可解な僧侶の連続殺人事件・宗教の歴史や確執・鍵になる本の存在・坊主を惑わす女性や衆道〉等々、登場するキーワードに類似点が多いように感じます。
「薔薇の名前」では坊主がなぞ解きをしますが、あえて禅の僧侶に畑違いの陰陽師である京極堂を相対させるところがなかなか面白い。破天荒な探偵も僧侶に負けてないところが気持ちいい。
禅の「さとり」というものを+αの知識として楽しむならもってこいかと思われます。(純粋なミステリーを好む人には、こういう予備知識的なものはかちょっとどいかも)
本作が好きなら「薔薇の名前」にも挑戦して欲しいですね。
鉄鼠の檻 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 鉄鼠の檻 (講談社ノベルス)より
406181883X
No.63
(5pt)

京極版「薔薇の名前」?

作者の意図は解らないけど、純粋な推理小説が読みたい人は、京極作品は避けたほうが良いのでは?と思います。
京極さんは従来のミステリーの定説をわざと壊そうとしてるように感じます。(反則っぽいこともかなりアリだし)
主体がころころ変わって、それが誰だか不明だったり、登場人物が前触れなく前後不覚に陥ったり、読者をよく混乱させてくれます。(そのイライラでつい先を読みたくなるのですが)
本作は好きな作品でしたが、あまりに長いので(いつものことですが)走り読みしかしてませんでした。
改めて読み直してみて、やはりこれは京極さんが書いた「薔薇の名前」かな?という印象を強くしました。
エーコの「薔薇の名前」は昔に読んだものだから記憶が定かではありませんが、〈孤立した寺院・不可解な僧侶の連続殺人事件・宗教の歴史や確執・鍵になる本の存在・坊主を惑わす女性や衆道〉等々、登場するキーワードに類似点が多いように感じます。
「薔薇の名前」では坊主がなぞ解きをしますが、あえて禅の僧侶に畑違いの陰陽師である京極堂を相対させるところがなかなか面白い。破天荒な探偵も僧侶に負けてないところが気持ちいい。
禅の「さとり」というものを+αの知識として楽しむならもってこいかと思われます。(純粋なミステリーを好む人には、こういう予備知識的なものはかちょっとどいかも)
本作が好きなら「薔薇の名前」にも挑戦して欲しいですね。
文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)より
4062732475
No.62
(5pt)

ひきこまれる冒頭

私が京極道シリーズの中で一番引き込まれた冒頭が
この作品です。
実際、僧侶の人間関係とか動機は理解できない部分も
ありますが、それを読者に納得させるようにページを
たくさん使い丁寧に叙述されています。
日本仏教の薀蓄は、レビューに書かれている方も多いですが、
非常に分かりやすいです。
変にパターン化しないのが、このシリーズの良さだと思いますが、
この作品もあっと驚きます。
鉄鼠の檻 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 鉄鼠の檻 (講談社ノベルス)より
406181883X
No.61
(5pt)

ひきこまれる冒頭

私が京極道シリーズの中で一番引き込まれた冒頭が
この作品です。
実際、僧侶の人間関係とか動機は理解できない部分も
ありますが、それを読者に納得させるようにページを
たくさん使い丁寧に叙述されています。
日本仏教の薀蓄は、レビューに書かれている方も多いですが、
非常に分かりやすいです。
変にパターン化しないのが、このシリーズの良さだと思いますが、
この作品もあっと驚きます。
文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)より
4062732475
No.60
(5pt)

読めば「禅」の理解が確実に進む。

シリーズ第4弾である今作は仏教、それも禅宗がテーマである。
個人的にはシリーズ中、『魍魎の匣』に次ぐ面白さだと思うのだが、おそらくこの作品は京極堂シリーズが好きな人でも好みがわかれるだろう。
まず、見た目からすぐ判断できるように、とても長い。
そして単に長いだけならまだしも、扱う内容が上記の通り「禅」なので、
興味を持てない人は読んでてただしんどい部分がかなりあると思う(笑)
逆にそれが禅や宗教に興味がある人だと面白いことしか書いていない、と感じる程の出来。
禅だけでなく、寺院で生活している人の生活がリアルに描かれているので、本作を読んだ後、京都や高野山をまわると余計に風情が理解できるようになった、と感じたぐらいだ。
文庫版の解説は、禅を本格的に研究している方が書いているのだが、それによると
京極堂の(つまり京極夏彦氏の)禅の本質についての理解は、正にその本格的な禅の研究者と
同じぐらいのレベルまでに達しているらしい(笑)
確かに、つまらん禅の解説書を読むよりも、本作を読んだ方が絶対にわかりやすいと思う。
つまり、これだけ面白い上に読んだ後は禅の本質が理解できてしまうという、(人によっては)嬉しい副次的効果を本作は持っているということだ。
個人的にはもっとそこに焦点が当てられて、もっともっと本作が評価されても良いんじゃないかなあと思う。
何度でも何度でも読みたい。
鉄鼠の檻 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 鉄鼠の檻 (講談社ノベルス)より
406181883X
No.59
(5pt)

読めば「禅」の理解が確実に進む。

シリーズ第4弾である今作は仏教、それも禅宗がテーマである。
個人的にはシリーズ中、『魍魎の匣』に次ぐ面白さだと思うのだが、おそらくこの作品は京極堂シリーズが好きな人でも好みがわかれるだろう。
まず、見た目からすぐ判断できるように、とても長い。
そして単に長いだけならまだしも、扱う内容が上記の通り「禅」なので、
興味を持てない人は読んでてただしんどい部分がかなりあると思う(笑)
逆にそれが禅や宗教に興味がある人だと面白いことしか書いていない、と感じる程の出来。
禅だけでなく、寺院で生活している人の生活がリアルに描かれているので、本作を読んだ後、京都や高野山をまわると余計に風情が理解できるようになった、と感じたぐらいだ。
文庫版の解説は、禅を本格的に研究している方が書いているのだが、それによると
京極堂の(つまり京極夏彦氏の)禅の本質についての理解は、正にその本格的な禅の研究者と
同じぐらいのレベルまでに達しているらしい(笑)
確かに、つまらん禅の解説書を読むよりも、本作を読んだ方が絶対にわかりやすいと思う。
つまり、これだけ面白い上に読んだ後は禅の本質が理解できてしまうという、(人によっては)嬉しい副次的効果を本作は持っているということだ。
個人的にはもっとそこに焦点が当てられて、もっともっと本作が評価されても良いんじゃないかなあと思う。
何度でも何度でも読みたい。
文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)より
4062732475
No.58
(5pt)

恐るべき余韻

京極堂シリーズ第4弾。1,341ページ。1996年1月リリース。
ひたすら大海原を一人遠泳をしているかのように長い。京極作品はレンガ本として有名だが、この第4弾に至ってよりレンガ化が激しくなる。初めは長くて全く彼岸が見えなかったが、長く深いのは実は京極作品自身の『檻』の性だ、と読了寸前に気がついた。恐るべき作家である。
読了すると『禅宗』の世界観が深く理解できている自分に気がつく。まさに1,300ページの『檻』の成せる技だ。読んでいる途中は長さに驚いたが、読了後はその深さに感服した。おそるべき大傑作である。巻末で宗教学者正木晃氏が真摯に書いているとおり、本作は絶対英訳すべきだ。単なるミステリーでなく、誰もなしえなかった驚異的な構築物である。恐るべき余韻である。
鉄鼠の檻 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 鉄鼠の檻 (講談社ノベルス)より
406181883X
No.57
(5pt)

恐るべき余韻

京極堂シリーズ第4弾。1,341ページ。1996年1月リリース。
ひたすら大海原を一人遠泳をしているかのように長い。京極作品はレンガ本として有名だが、この第4弾に至ってよりレンガ化が激しくなる。初めは長くて全く彼岸が見えなかったが、長く深いのは実は京極作品自身の『檻』の性だ、と読了寸前に気がついた。恐るべき作家である。
読了すると『禅宗』の世界観が深く理解できている自分に気がつく。まさに1,300ページの『檻』の成せる技だ。読んでいる途中は長さに驚いたが、読了後はその深さに感服した。おそるべき大傑作である。巻末で宗教学者正木晃氏が真摯に書いているとおり、本作は絶対英訳すべきだ。単なるミステリーでなく、誰もなしえなかった驚異的な構築物である。恐るべき余韻である。
文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)より
4062732475
No.56
(5pt)

人間の醜い感情をさらっと書く京極はすげぇ

ロリコンとか近親相姦とかホモとか・・・。
榎さんは相変わらず面白かった。竈馬がクッキーより嫌いとか。流石「僕は神だ」。
鳥ちゃんも相変わらず「うへぇ」だった。同性愛に寛容な記述にワロタ。
取り敢えず1300頁くらいあるけどさらっと読める。暇な時間に読んでれば3日くらいで読み終わる。かなり面白い。あと松下も途中からいい感じに馴染む。
鉄鼠の檻 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 鉄鼠の檻 (講談社ノベルス)より
406181883X
No.55
(5pt)

人間の醜い感情をさらっと書く京極はすげぇ

ロリコンとか近親相姦とかホモとか・・・。
榎さんは相変わらず面白かった。竈馬がクッキーより嫌いとか。流石「僕は神だ」。
鳥ちゃんも相変わらず「うへぇ」だった。同性愛に寛容な記述にワロタ。
取り敢えず1300頁くらいあるけどさらっと読める。暇な時間に読んでれば3日くらいで読み終わる。かなり面白い。あと松下も途中からいい感じに馴染む。
文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)より
4062732475
No.54
(4pt)

いいんですが・・・

ストーリー・禅の講釈ともに実に面白く、ぐいぐい引き込まれます。
私はウブメ、魍魎、狂骨と順に読みましたが鉄鼠ではシリーズで初めて
被害者の死を悲しいと思いました。それなのにあの動機はあんまりじゃ
ないでしょうか・・・。読み返せば違った感じを受けるかもしれませんが、
最後でちょっと消化不良をおこしてしまいました。
でも面白いんですけどね。
鉄鼠の檻 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 鉄鼠の檻 (講談社ノベルス)より
406181883X
No.53
(4pt)

いいんですが・・・

ストーリー・禅の講釈ともに実に面白く、ぐいぐい引き込まれます。
私はウブメ、魍魎、狂骨と順に読みましたが鉄鼠ではシリーズで初めて
被害者の死を悲しいと思いました。それなのにあの動機はあんまりじゃ
ないでしょうか・・・。読み返せば違った感じを受けるかもしれませんが、
最後でちょっと消化不良をおこしてしまいました。
でも面白いんですけどね。
文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)より
4062732475
No.52
(4pt)

ガチホモ祭り

ガチです、ホモです。坊さんがホモです。偏見を抱きます。
あと、なんといっても序盤の榎木津の活躍が楽しいです。
元気すぎです。楽しげです。
鉄鼠の檻 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 鉄鼠の檻 (講談社ノベルス)より
406181883X
No.51
(4pt)

ガチホモ祭り

ガチです、ホモです。坊さんがホモです。偏見を抱きます。
あと、なんといっても序盤の榎木津の活躍が楽しいです。
元気すぎです。楽しげです。
文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)より
4062732475
No.50
(4pt)

黒衣の男と箱根山・・・

事件への関与を嫌い、最後に重い腰を上げる・・・というのはこのシリーズのお約束のパターンのようだが、黒衣を身に纏った京極堂が最後に出撃するシーンは過去四作と較べても、抜群のかっこよさだろう。「憑物落とし」を生業とする男には深山幽谷が良く似合う。
鉄鼠の檻 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 鉄鼠の檻 (講談社ノベルス)より
406181883X
No.49
(4pt)

黒衣の男と箱根山・・・

事件への関与を嫌い、最後に重い腰を上げる・・・というのはこのシリーズのお約束のパターンのようだが、黒衣を身に纏った京極堂が最後に出撃するシーンは過去四作と較べても、抜群のかっこよさだろう。「憑物落とし」を生業とする男には深山幽谷が良く似合う。
文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)より
4062732475
No.48
(4pt)

僧侶だらけの浮世離れした怪事件

「京極堂」シリーズ第4段。今回の舞台は雪に埋もれた箱根の山中。冒頭から"凍結僧侶"の落下事件を超人探偵榎木津が解くというサービスがある。そして、雪道で何者かに殺された僧侶。犯人のダイイング・メッセージ(?)もある。極め付けは「全国寺社総覧」にも載っていない謎の寺"明慧寺"。この寺の正体は ?
この他、山中に出没する"成長しない少女"の謎もあるが、物語を彩るのは雪の中の僧侶、僧侶、そして仏教。この辺は作者の趣味に走り過ぎた感もあるが、それだけ作者が自分の世界に自信を持っている証拠なのだろう。雪の白と黒衣の男、この対比も作者のシャレなのかもしれない。
最後は箱根山中における榎木津・木場の大暴れシーンのサービスも含め、京極堂の憑き物落しが決まる。前3作の成功もあるのか作者の余裕が感じられ、より重量感が増した傑作。
鉄鼠の檻 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 鉄鼠の檻 (講談社ノベルス)より
406181883X