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(短編集)
にぎやかな未来
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にぎやかな未来の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 21~30 2/2ページ
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やはりこれは名作ですね。どうして再版されないのでしょう。できればkindle版で出してもらいたいものです。 | ||||
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何かのラジオ番組で「亭主調理法」が取り上げられていて, それを読みたくて購入しました. もちろん,お目当ての亭主調理法には大満足ですが,他の作品もどれもこれも 素晴らしく面白かったです. 最後の「にぎやかな未来」を読みながら,なんだか感じる時代のギャップに ふと発行年をみると,なんと私が生まれる前! 筒井氏の発想がいかに普遍的で先進的であるかということに改めて感動しました. おまけに解説は星新一というのが,またとっても贅沢です. | ||||
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単純に笑えるショートショートが、読むエネルギーを使わせない省エネタイプの本です。 | ||||
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とても楽しいショートショート集。 わたしも試みにショートショートを書いたことがあるのでショートショートの難しさはよく知っている。しかし筒井康隆はそんなもの軽々と飛び越えてしまうのだ。 驚きなのは、たった5行のもの、たった10行のものがあることだ。究極の短さの中でもきちんと完成されている。天才のひらめきと言えばそれまでだが、いやいやどうして、ひらめきだけでは完成はおぼつかない。作家としての文才がほとばしっていると思うのですが、そこのところどうなのでしょうか。いかにして執筆なされたのかお聞きしたいところです。 ちなみに解説は星新一です。 | ||||
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星新一氏とはひと味違った不条理な魅力を持ったショートショート集です。 その中での私のお気に入りは 「亭主調理法」 冗談のような話の進み方にびっくりしながら魅了されました。 「我輩の執念」 オチは典型的なのですが、オチに至るまでの過程がすごいです。 「パチンコ必勝原理」肩すかし系ショートショートの傑作。 「神様と仏さま」 力の均衡がもたらした不条理の悲劇がコミカルに描かれています。 「お助け」 強大な力がもたらす孤独と恐怖を描いた本書の最高傑作です。!!!! 「にぎやかな未来」 皮肉の効いたラストがすごいです!!! | ||||
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単純に笑える。今も昔も、人間の考えることは一緒だな〜。 短編集なので、持ち歩いて空き時間に読むといいです♪ | ||||
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奥の深い筒井作品の世界に入ってしまって、さて一体何から読んだらいいのか分からない・・・とお悩みのあなた、この本から入ってみては如何でしょうか? 短編集ですから、興味を持ったタイトルから次々読んでいくと・・・あら不思議、最後まで読み切ってしまいます。 拒絶反応がなければ、短編集を幾つか読まれたらいいでしょう。どれも病みつきになります。 1年後、貴方は「ツツイスト」と呼ばれるようになっていることでしょう。 | ||||
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高校生の時、もっとも好きな筒井作品であった。 昭和元禄の世相を大きく反映した作品集ですが、 バカバカしいもの、シュールなもの、詩情あるもの、と作風は豊富です。 個人的には、『お助け』(ゆっくりと味わう死の恐怖:江戸川乱歩氏激賞)、『池猫』(子ども時代特有の怪奇ノスタルジー)が好きです。 今、30代なので読んだら評価が変わるかもしれませんが、 当時は『緑魔の町』とならび大好きな作品でした。 なつかしいおすすめ作品集です。 | ||||
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ショートショート。 ブラックユーモアもあり、あっと驚くオチあり、時事ネタというか、やっぱり現代社会への風刺がきいているものが心地いいです。 パチンコ必勝法やら、腸はどこへ行ったとか、本当にくだらなくて笑えます。 | ||||
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私が初めて筒井康隆氏に触れた記念すべき一冊。 250ページ余に41編が収められたショートショート集で、筒井康隆入門編としてお薦め。 どの作品も、筒井氏らしい「着想の意外性」にあふれている。 中でも私のお気に入りは、 「星は生きている」(あっと驚く事実を知らされた後にやって来るカタストロフィがおかしくも恐ろしい) 「怪物たちの夜」(これこそSFショートショートの真髄。叙述トリック的な展開が絶妙な快作) 「わかれ」(似たような設定の話はいくつもあるが、この視点は筒井氏ならでは) 「最終兵器の漂流」(ストーリー展開とオチのバランスが心地よく、お気に入りの一篇) 「きつね」(筒井氏独特の和風テイストが効いている秀作。「家」「遠い座敷」「エロチック街道」等の原点がここにある) 「池猫」(「鍵」に通じる悔恨がテーマ。このラストシーンを想像すると、夢に出て来ます) 「お助け」(筒井氏の記念すべき商業誌デビュー作。主人公が陥る窮地に至るまでの状況設定が他に類を見ない。短い作品中にハードなSF設定と神への信仰論という重いテーマを含んだ傑作!) ショートショートの神様、星新一氏の解説も一読の価値あり。 | ||||
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