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ラプンツェルの翼
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ラプンツェルの翼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 1~20 1/2ページ
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文章自体は悪くないと思うし、キャラもそこそこ立ってるけど、この作品のセールスポイントが何なのかがわからない。 ゲームを前面に押し出すなら、もっと他のプレイヤーも出して心理部分を書くべきだし、キャラを押し出すのであればもっと個性的なキャラを出しても良かった。 中途半端な印象。 | ||||
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「ツァラトゥストラへの階段」のような気合が感じられません。 確かにテーマは土橋さんらしい自己犠牲や生きることへの問い、 変えることのできない宿命的状況への葛藤といった興味深いものですが、 巻を重ねるごとにネタが解説的になり、 「あ、そっかー!なるほど!」といった面白味が…… ありますか?? 土橋さんのおもしろさの本質は「問いかけ」ですよ! よくわからないことにうじうじ悩んで、どうしよーってなってるのに 状況が時間を与えてくれない。死と死の狭間で迫りくる吐き気と 圧倒的な孤独のなかで主人公がひとつの道を選び取る。 そこに作家としての「俺はこうだと思うけど、どう思う?」が あるからこそ、僕らは「う〜ん」と感慨にふけりながら、 「これは良い本だ!」 って言いながら背表紙をなでるんですよ。 でもそういう難しいことを考えるのは大変だと思うんです。 だから、きっと土橋さんはつかれている。 | ||||
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作品にテーマがあって、展開もよくて面白いと言えるのだが ただ、他の方も指摘されているように、ゲームってのにこだわりすぎているように 思う 扉とか、これまでのシリーズと同様に、命がけのゲームを行うって内容だ。 トランクの中に入っていた少女・奈々とか ジェシカやバードなど、魅力的なヒロインが多いが それをどうも生かしているようには思えない。 美少女ばかりやたら出せばよいってものではないだろうに | ||||
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天使の見習い中の奈々が、研修先のユーロランドで主人公たちとクーデタの巻き込まれます。天使同士の権力闘争みたいな物ですが、天使の姫を奪還すべく、主人公、奈々、キサラギがユーロランドのアトラクションにしこまれた命がけのゲームに挑みます。観覧車での論理ゲーム、扉選択の確率論など結構有名な数学パズルです。ベースにある新人類と旧人類の戦いとか人食いとかはよくある設定なので、遊園地という大きなクローズドサークルでの論理ゲームに価値があると思います。とわいえ、今ひとつ内容が薄く、また結論は次巻へ持ち越しということで星3程度と思います。イラストにだんだんなれてきて植田さんのキャラがとてもかわいく見えたので+1。 | ||||
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「ラプンツゥル」ユーロランド篇の後半戦です。主人公と奈々がバディをくんでRPGに参加、最後はラスボスと電脳フィールドでバトルとネットゲームのような内容でした。本作執筆中ネトゲにはまっていたらしいことがあとがきにありますので、その影響でしょうか?いわゆる魔法もの、超能力もの、ちょっとエロありの典型的ラノベ的内容で、土橋作品らしくない内容でした。そこそこ面白かったので星3くらいでしょうか。 | ||||
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天使ゲームを生き残った奈々ですが、宿主を食べるることができず、不完全ということでやり直しゲームになります。前半のゲーム1、2はなかなか緊張感があって、土橋作品らしく楽しめましたが、最後がまたバトル物になり、ラストもあまあまの2流ラブストーリみたいでがっかり。エンディングもすっきりしませんでした。ラノベ的にはこのような展開が望まれるのでしょうが、土橋真二郎という作家のオリジナリティを考えた場合にあまりいいやり方とは想えません。結局、MWへ移られていく訳ですが、ラノベのフィールドでもまだまだやれることがあると思います。気が向いたら。「扉の外」や「ツラトゥストラ」の続編をお願いします。 | ||||
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土橋作品の特徴はサバイバルゲームなのですが、今回は少女育成型バトルゲーム的内容です。しかし、いままでの作品に比べてゲーム性よりも少女同士のバトルの重きが置かれています。また少女をあやつるプレイヤーも主人公以外出てこず、駆け引きや心理描写がありません.主人公と育成される少女の関係、およびゲームの謎がポイントになっています。いわゆる捕食者と餌の関係ですが、人を狩る側の設定が今ひとつしっくりこず、もやもや感が残りました.ラストのシンプルなHAPPY ENDの土橋作品らしくありません。イラストも白身魚さんからかわっており(この内容では合わないと思いますが)残念です。 | ||||
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読者に媚びたキャラとか、こんなの土橋先生の作品じゃない! 主人公は相変わらず良かった。 主人公以外が違和感あるぞ 極限状態の……っていういつもの土橋先生の作品に当てはまらない気がしてならない。 植田さんも、下手だなって思って………… 白身魚さんが神だったね。 植田さんの絵はキャラの区別つかないんだわ。 でも心理描写は上手いから★2つ付けるゼwwwww | ||||
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デスゲームのような手に汗握る頭脳戦を書くのがうまい著者ですが、 このシリーズは別に土橋さんが書く必要もなかったと思えるシリーズ。 故に今回で完結ぽいですが、何の感慨もわかないし、なにより主人公がほとんど活躍しないため感動も薄く、土橋ファンとしては物足りなさ過ぎるシリーズでした。 | ||||
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時間を限定し、ノンストップスリラーのつくりになっています。 じりじりと気ばかりあせるなかで、死のゲームが進行していく。 著者の本領発揮の一冊となっています。 ラストで悪役のお姉さまがあのようになって、気持ちがすっきりしました。 エピローグで、お約束の救いが待っているのもいいです。 本シリーズのなかで、一番いい巻だったと思います。 | ||||
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このシリーズは,この4巻で一応区切りがついたようです。これで完結? 第3巻を読んで,えっ,これで続くっかよ,という不安は,待望のこの4巻でとりあえず拭い去ることができます。 エンディングについては,こういう終わり方もアリなのではないかと思うものの,個人的にはジェシカに肩入れして読んでいたので,彼女の気持ちにケリのつく結末を期待していたのですが,ヒロインじゃないから仕方無いところでしょう。 もし,この後,5巻が出るとか,あるいは杉井光「さよならピアノソナタ」シリーズみたいに4巻完結の後にアンコールピースを出す,ということがあれば,ぜひジェシカの気持ちにケリをつけてあげてほしいところです。 このシリーズ,3巻までは,なかなか読みやすい文章だったと思うのですが,この4巻では,とにかく4巻で区切りつけるため仕方なかったのかもしれませんが,リサやミズホ,お姉さまの過去のエピソードの挿入の仕方や,時間の前後関係などの構成がちょっとスムーズでないように思いました。 植田亮氏のイラストは相変わらず良かったですが,表紙については,4巻までで一番パッとしない仕上がりのように思えました。「さよならピアノソナタ」の表紙もそうだったですけど。 | ||||
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とりあえず最終的にハッピーエンドにしないといけないのはわかるのですが、もうちょっと考えましょうよという感じでした。 すべての矛盾点を主人公サイドに都合よく、相手サイドに都合悪く振り分けて誤魔化し切ったストーリー展開です。 この作家さんの小説は必ず「ゲーム」「ルール」が出てくるのですが、もう無理無理なのを詰め込むのは止した方がいいと思います。 と、もの凄いネガなこと書いていますが、この方の初めの作品『扉の外』は素晴らしい作品だと思います、いまいちハッピーエンドではない暗めのストーリーなのですが、矛盾がなく納得できるお話です、おすすめです。 | ||||
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アマゾンのレビューによると、この作家の作品としては、「扉の外」「ツァラトゥストラへの階段」シリーズが先にあり、同タイプの作品ということでしたが、私は、先にこの「ラプンツェルの翼」から読むことにしました。 理由は、杉井光「さよならピアノソナタ」のイラストを担当した植田亮氏がイラストを描いているからで、期待にたがわず、素晴らしいキャラクターデザインを示してくれています。 このイラストと併せて読むと、「ラプンツェルの翼」は、なかなか面白く読めました。特に、ジェシカ・アルバには全然似ていないと思うけれど、ヒロインの一人(?)ジェシカのデザインがいいですね。相沢奈々が蛯沢真冬なら、ジェシカは相原千晶という感じです。美穂やリサ等、ほかのキャラクターも、くっきりイメージを描き分けていて、ストーリーと併せてアニメ的な効果を上げていると思います。 文章のほうも読ませる筆力は十分ですし、私はPCゲーム等も好きなので、このパターンも悪くありませんが、3巻は中途半端なところで終わっているので、早く4巻を出してくれないかなと切望しています。投げ出したりしないで、期待に応えてほしいと思います。 | ||||
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序盤は内容がもっさりしている為 他の方が書いているように、少し退屈さを感じると思います。 ですが中盤から3巻における"ゲーム"が始まると 土橋さんが得意とする緊迫感の描写からどんどん引き込まれていく。 そういった作品になってるように思われます。 土橋さんの作品は他のライトノベルとは趣を異にする作品です。 良ければ手に取り、序盤で投げ出さず読んでみてはどうでしょう? 人を選ぶ作品ではありますが、私はお勧めします。 | ||||
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エンジンがかかってからはノンストップには違いありません。 ただ、エンジンのかかるのが遅いのです。 第1章が非常にもたもたしています。 どうやら、遼一と奈々のぎくしゃくした恋愛感情を描こうとしているのではないか、と推測されます。 作者は渇いた虚無感や残酷な心理を描くのには長けていますが、こうした甘い微妙な心理を描くのは、はっきり言ってへたくそです。 第1章は、ですから、ここで読むのをやめる人が大勢いそうです。 第2章以降は、文句なしのノンストップノベルです。 作者の得意なゲームでもあります。 また、終盤、天使たちの裏の顔が現れるところは秀逸です。かわいいドジッ娘キャラと思っていた天使の、昆虫にも似た冷酷非情ぶりには、ぞくっとさせられます。作者はこういう描写になると生き生きしてくるようです。 物語は”続く”で終わります。 これで3巻。 はたして第4巻は出るでしょうか? 「扉の外」も「ツァラトゥストラへの階段」も、3巻で投げ出してしまった人です。 今回も「飽きちゃった」とか言って放り出さないか、心配です。 電撃文庫編集部のがんばりに期待しましょう。 | ||||
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著者おとくいの生き残りゲームもの。 非常に殺伐とした雰囲気です。 今回は、スピード感を殺して、登場人物に厚みを持たせようとしているようです。 ところが、他人を蹴落として生き残っていくゲームですから、人物に厚みが増せばますほどリアルになり、殺伐とした感じになってしまいます。 薄っぺらいキャラの方が、こういう話には向いているのかもしれません。 それでも、作者の、例えて言えば、直径10センチの穴に直径12センチのボールを通して見せよう、という気概には惹かれるものがあります。 続編に期待します。 | ||||
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作品の内容については他の方を参照していただくとして、 小説作品としてはガッカリする出来でした。 イメージを形作るための情報量が少なく、特に気になったのが情報の後出し。 読んでいて浮き上がるイメージが後から書き換えられることが多々あり、 最後の方には不快感さえ覚えました。 場面に対する描写、文章力は商業作品として疑問を持ってしまうくらいです。 登場人物の心理描写についても同様で、読み取るには相当な読解力が必要かと。 これが作者の味と言えばそれまででしょうが… 作品世界のディテールは好きですが、現実に対する補完が難しい設定。 完全なファンタジーとして読むならば楽しめます。 ギャグ色が強いならノリで許されるところでしょう。 厳しい評価となってしまいましたが、個人的に合わないところが大きいです。 ミステリーなど理詰めが好きな方には難しいかも? 気楽に読む娯楽作品としてなら★3つくらいです。 | ||||
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今まで一冊完結のラプンツェルの翼ですが、今回は話が途中で終わりました。ですから高い確率で四巻はでると思います。話的に次巻完結な感じがしますが個人的にまだ続いてほしいですね。 今回はアクションがほとんどなくてゲーム性の高い話だったんで、次は闘うシーンを増やしてほしい。 四巻に期待してます | ||||
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勝手にゲーム理論系作家さんと認定している土橋真二郎さんの新作です。 内容は、アマゾンドットコムを見てもらうこととして、ここでは興奮したシーンを述べていきます。 -全裸や下着の口絵にもえー。絵がキレイで、さまざまなタイプ(体型)のお嬢さんがいます。全員もれなく不幸な目(土橋作品ではデフォルト)に合ってしまうのだけど。 ここからは、内容紹介にあるゲームで興奮したことです。 -魔王倒し。条件文をよく読むことで、必須条件と十分条件を見極めましょう。思い込みはいけません。解決方法をよんだとき、目からうろこでした。 -ロシアンルーレット。初めは小さな違和感。なんで髪型を変更させるのだろう。そこから一つずつ一つずつ死ぬかもしれないドアを開けていくときの緊張感の高まりがタマリマセン。最後の結果がわかった時のカタルシスはサイコーでした。 最後のゲームは、男女のすれ違い有りのバトルモノでした。 一冊通じて、大変面白かったので、続きが出るといいなぁと思います。 | ||||
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前巻ではひとつの大きなゲームの様子を描いていましたが、今回は大きく三部(というより二つのゲームとひとつの戦闘)に分かれており、それぞれ違った緊張感があります。 中では以前に出した設定を利用しているし、ご都合的な部分もあるものの、納得できる展開になっています。 このあたりは最後に駆け足になってしまった前作よりも良く、私がこのシリーズから土橋氏の作品を読み始めていたら、もっと高い評価をしていたと思います。 しかし実際の私はこのレビューで星3つを付けます。 「扉の外」と「ツァラトゥストラへの階段」の両シリーズを以前に読んでいたから、というのがその理由です。 私は本書の中ではロシアンルーレットの件がお気に入りなのですが、このパートのような緊張感と文章の持つパワーが、土橋氏のこれまでのシリーズでは文庫の全編から感じられました。 しかしこのシリーズはそこまでではないというのが正直なところです。 面白い。 けど今までのシリーズと比べると物足りない。 それが「土橋氏の著作のファンである」というフィルターを通した感想です。 氏の著作をこのシリーズから読み始めるかたであれば、私のようなひねた感想を持つことなく楽しめると思います。 | ||||
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