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ラプンツェルの翼
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ラプンツェルの翼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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天使の見習い中の奈々が、研修先のユーロランドで主人公たちとクーデタの巻き込まれます。天使同士の権力闘争みたいな物ですが、天使の姫を奪還すべく、主人公、奈々、キサラギがユーロランドのアトラクションにしこまれた命がけのゲームに挑みます。観覧車での論理ゲーム、扉選択の確率論など結構有名な数学パズルです。ベースにある新人類と旧人類の戦いとか人食いとかはよくある設定なので、遊園地という大きなクローズドサークルでの論理ゲームに価値があると思います。とわいえ、今ひとつ内容が薄く、また結論は次巻へ持ち越しということで星3程度と思います。イラストにだんだんなれてきて植田さんのキャラがとてもかわいく見えたので+1。 | ||||
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天使ゲームを生き残った奈々ですが、宿主を食べるることができず、不完全ということでやり直しゲームになります。前半のゲーム1、2はなかなか緊張感があって、土橋作品らしく楽しめましたが、最後がまたバトル物になり、ラストもあまあまの2流ラブストーリみたいでがっかり。エンディングもすっきりしませんでした。ラノベ的にはこのような展開が望まれるのでしょうが、土橋真二郎という作家のオリジナリティを考えた場合にあまりいいやり方とは想えません。結局、MWへ移られていく訳ですが、ラノベのフィールドでもまだまだやれることがあると思います。気が向いたら。「扉の外」や「ツラトゥストラ」の続編をお願いします。 | ||||
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時間を限定し、ノンストップスリラーのつくりになっています。 じりじりと気ばかりあせるなかで、死のゲームが進行していく。 著者の本領発揮の一冊となっています。 ラストで悪役のお姉さまがあのようになって、気持ちがすっきりしました。 エピローグで、お約束の救いが待っているのもいいです。 本シリーズのなかで、一番いい巻だったと思います。 | ||||
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このシリーズは,この4巻で一応区切りがついたようです。これで完結? 第3巻を読んで,えっ,これで続くっかよ,という不安は,待望のこの4巻でとりあえず拭い去ることができます。 エンディングについては,こういう終わり方もアリなのではないかと思うものの,個人的にはジェシカに肩入れして読んでいたので,彼女の気持ちにケリのつく結末を期待していたのですが,ヒロインじゃないから仕方無いところでしょう。 もし,この後,5巻が出るとか,あるいは杉井光「さよならピアノソナタ」シリーズみたいに4巻完結の後にアンコールピースを出す,ということがあれば,ぜひジェシカの気持ちにケリをつけてあげてほしいところです。 このシリーズ,3巻までは,なかなか読みやすい文章だったと思うのですが,この4巻では,とにかく4巻で区切りつけるため仕方なかったのかもしれませんが,リサやミズホ,お姉さまの過去のエピソードの挿入の仕方や,時間の前後関係などの構成がちょっとスムーズでないように思いました。 植田亮氏のイラストは相変わらず良かったですが,表紙については,4巻までで一番パッとしない仕上がりのように思えました。「さよならピアノソナタ」の表紙もそうだったですけど。 | ||||
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アマゾンのレビューによると、この作家の作品としては、「扉の外」「ツァラトゥストラへの階段」シリーズが先にあり、同タイプの作品ということでしたが、私は、先にこの「ラプンツェルの翼」から読むことにしました。 理由は、杉井光「さよならピアノソナタ」のイラストを担当した植田亮氏がイラストを描いているからで、期待にたがわず、素晴らしいキャラクターデザインを示してくれています。 このイラストと併せて読むと、「ラプンツェルの翼」は、なかなか面白く読めました。特に、ジェシカ・アルバには全然似ていないと思うけれど、ヒロインの一人(?)ジェシカのデザインがいいですね。相沢奈々が蛯沢真冬なら、ジェシカは相原千晶という感じです。美穂やリサ等、ほかのキャラクターも、くっきりイメージを描き分けていて、ストーリーと併せてアニメ的な効果を上げていると思います。 文章のほうも読ませる筆力は十分ですし、私はPCゲーム等も好きなので、このパターンも悪くありませんが、3巻は中途半端なところで終わっているので、早く4巻を出してくれないかなと切望しています。投げ出したりしないで、期待に応えてほしいと思います。 | ||||
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序盤は内容がもっさりしている為 他の方が書いているように、少し退屈さを感じると思います。 ですが中盤から3巻における"ゲーム"が始まると 土橋さんが得意とする緊迫感の描写からどんどん引き込まれていく。 そういった作品になってるように思われます。 土橋さんの作品は他のライトノベルとは趣を異にする作品です。 良ければ手に取り、序盤で投げ出さず読んでみてはどうでしょう? 人を選ぶ作品ではありますが、私はお勧めします。 | ||||
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エンジンがかかってからはノンストップには違いありません。 ただ、エンジンのかかるのが遅いのです。 第1章が非常にもたもたしています。 どうやら、遼一と奈々のぎくしゃくした恋愛感情を描こうとしているのではないか、と推測されます。 作者は渇いた虚無感や残酷な心理を描くのには長けていますが、こうした甘い微妙な心理を描くのは、はっきり言ってへたくそです。 第1章は、ですから、ここで読むのをやめる人が大勢いそうです。 第2章以降は、文句なしのノンストップノベルです。 作者の得意なゲームでもあります。 また、終盤、天使たちの裏の顔が現れるところは秀逸です。かわいいドジッ娘キャラと思っていた天使の、昆虫にも似た冷酷非情ぶりには、ぞくっとさせられます。作者はこういう描写になると生き生きしてくるようです。 物語は”続く”で終わります。 これで3巻。 はたして第4巻は出るでしょうか? 「扉の外」も「ツァラトゥストラへの階段」も、3巻で投げ出してしまった人です。 今回も「飽きちゃった」とか言って放り出さないか、心配です。 電撃文庫編集部のがんばりに期待しましょう。 | ||||
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著者おとくいの生き残りゲームもの。 非常に殺伐とした雰囲気です。 今回は、スピード感を殺して、登場人物に厚みを持たせようとしているようです。 ところが、他人を蹴落として生き残っていくゲームですから、人物に厚みが増せばますほどリアルになり、殺伐とした感じになってしまいます。 薄っぺらいキャラの方が、こういう話には向いているのかもしれません。 それでも、作者の、例えて言えば、直径10センチの穴に直径12センチのボールを通して見せよう、という気概には惹かれるものがあります。 続編に期待します。 | ||||
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今まで一冊完結のラプンツェルの翼ですが、今回は話が途中で終わりました。ですから高い確率で四巻はでると思います。話的に次巻完結な感じがしますが個人的にまだ続いてほしいですね。 今回はアクションがほとんどなくてゲーム性の高い話だったんで、次は闘うシーンを増やしてほしい。 四巻に期待してます | ||||
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勝手にゲーム理論系作家さんと認定している土橋真二郎さんの新作です。 内容は、アマゾンドットコムを見てもらうこととして、ここでは興奮したシーンを述べていきます。 -全裸や下着の口絵にもえー。絵がキレイで、さまざまなタイプ(体型)のお嬢さんがいます。全員もれなく不幸な目(土橋作品ではデフォルト)に合ってしまうのだけど。 ここからは、内容紹介にあるゲームで興奮したことです。 -魔王倒し。条件文をよく読むことで、必須条件と十分条件を見極めましょう。思い込みはいけません。解決方法をよんだとき、目からうろこでした。 -ロシアンルーレット。初めは小さな違和感。なんで髪型を変更させるのだろう。そこから一つずつ一つずつ死ぬかもしれないドアを開けていくときの緊張感の高まりがタマリマセン。最後の結果がわかった時のカタルシスはサイコーでした。 最後のゲームは、男女のすれ違い有りのバトルモノでした。 一冊通じて、大変面白かったので、続きが出るといいなぁと思います。 | ||||
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2時間限りの現実逃避として読むには、なかなか楽しめる作品でした。 他のかたの意見が辛口なのは、作者の前々作・前作と比べて今回はどうも、ということのようです。満点の答案を見た後では、70点の答案は、物足りないのでしょう。 幸か不幸か、私はどちらも読んでいないので、先入観なしで評価できます。 美少女・格闘・ゲームなど、男子好みの食材を、手早く調理して、軽いスナックに仕立て上げる手腕はなかなかのものと思います。娯楽小説としての合格点は楽々とクリアしてします。 欲を言えば、クライマックスからラストにかけて、ちと腰砕けになっているのを改善してほしい気がしました。 | ||||
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