髑髏城

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

髑髏城の評価:

3.48/5点 レビュー 23件。 E ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.48pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全27件 21〜27 2/2ページ
No.7
(4pt)

カーはここから入って欲しい

初期ディクスン・カー(john dickson carr:1906-1977)作品を彩った、フランスの名探偵アンリ・バンコランが活躍する長編5作品のうちの1つ。
これは初期カーの傑作でありながら、この作家の全時代にあっても重要作というべき作品。

カーを未読の方はこれともう1つ、“絞首台の謎”という作品も一読して欲しい。本作“髑髏城”と同じく1931年発表である事と、後述する登場人物(語り部)に共通点がある。尚、この創元推理文庫で読む場合、翻訳者が異なります。“髑髏城”は宇野利泰さん。“絞首台〜”は井上一夫さん。

訳文の腕前は正直にいって宇野さんに軍配が上がる。内容の説明は差し控えますが、ライン川からコブレンツへ舞台を移したシーンなどおそらくカー自身の原文もさることながら、訳文の日本語が非常に美しい。私はカーの叙景の素晴らしい表現力に舌を巻きました。

一方、上記“絞首台〜”は概して評価の芳しくない作品ですが、本作同様バンコランの知人ジェフ・マールという味のある登場人物の告白体によって文章が進められる。バンコランのみならず、このマールも忘れ難い印象を残す好人物であり、訳文の日本語に躓きながらもカーの怪奇趣味が横溢する世界観は見事で、読了まで類稀な恐怖を味えます。
髑髏城 (1959年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 髑髏城 (1959年) (創元推理文庫)より
B000JAS9EA
No.6
(4pt)

カーはここから入って欲しい

初期ディクスン・カー(john dickson carr:1906-1977)作品を彩った、フランスの名探偵アンリ・バンコランが活躍する長編5作品のうちの1つ。
これは初期カーの傑作でありながら、この作家の全時代にあっても重要作というべき作品。
カーを未読の方はこれともう1つ、“絞首台の謎”という作品も一読して欲しい。本作“髑髏城”と同じく1931年発表である事と、後述する登場人物(語り部)に共通点がある。尚、この創元推理文庫で読む場合、翻訳者が異なります。“髑髏城”は宇野利泰さん。“絞首台〜”は井上一夫さん。
訳文の腕前は正直にいって宇野さんに軍配が上がる。内容の説明は差し控えますが、ライン川からコブレンツへ舞台を移したシーンなどおそらくカー自身の原文もさることながら、訳文の日本語が非常に美しい。私はカーの叙景の素晴らしい表現力に舌を巻きました。
一方、上記“絞首台〜”は概して評価の芳しくない作品ですが、本作同様バンコランの知人ジェフ・マールという味のある登場人物の告白体によって文章が進められる。バンコランのみならず、このマールも忘れ難い印象を残す好人物であり、訳文の日本語に躓きながらもカーの怪奇趣味が横溢する世界観は見事で、読了まで類稀な恐怖を味えます。
髑髏城 (創元推理文庫 118-12) Amazon書評・レビュー: 髑髏城 (創元推理文庫 118-12)より
4488118127
No.5
(4pt)

カーの本領

ドイツのライン河にたたずむ髑髏城。そこはかつて魔術使とよばれた男の城。ある夜、城から火をつけられた男が転落する。あきらかな殺人。はたして犯人は――?

いよいよカーの本領発揮! いったいカー以外のだれがこんな舞台を描けるというのだろう?! ほとばしりでる城砦建築の知識は作者の歴史好きをうかがわせる。まさしくカー独自の世界!

とはいえ、ミステリとしてたいしたことのないのもまた事実。

でもカー自身は絢爛豪華な作品を書き上げてやったと、自信満々でしょう。
髑髏城 (1959年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 髑髏城 (1959年) (創元推理文庫)より
B000JAS9EA
No.4
(4pt)

カーの本領

ドイツのライン河にたたずむ髑髏城。そこはかつて魔術使とよばれた男の城。ある夜、城から火をつけられた男が転落する。あきらかな殺人。はたして犯人は――?
いよいよカーの本領発揮! いったいカー以外のだれがこんな舞台を描けるというのだろう?! ほとばしりでる城砦建築の知識は作者の歴史好きをうかがわせる。まさしくカー独自の世界!
とはいえ、ミステリとしてたいしたことのないのもまた事実。
でもカー自身は絢爛豪華な作品を書き上げてやったと、自信満々でしょう。
髑髏城 (創元推理文庫 118-12) Amazon書評・レビュー: 髑髏城 (創元推理文庫 118-12)より
4488118127
No.3
(2pt)

目立った点の全くない凡作

 カーの第三作です。前二作に比べると比較的読みやすく、真相もわかりやすいのですが、本格ミステリとしてはあまり特筆すべきところはありません。前二作に続いて、極端すぎてあほらしいような怪奇趣味と舞台設定で、真相にしても特に驚かされません。ハウダニットになっていないこともありませんが、後期に比べると単純で底は浅いです。 そして何より、バンコランの宿命のライバルと銘打ったベルリン警察警部フォン・アルンハイム男爵がひどい。ドイツの名探偵が聞いてあきれる証拠のかけらもない推理(本人曰く、「イマジネーションに富んだ推理」)を展開させた挙句、最後には完璧にバンコランの引き立て役となってしまっています。カーも自覚していたらしく、必死で隠そうとはしていますが、真相には何の根拠もありません。 小説としてはだいぶ上手くなったものの、独創性の全くないただの凡作です。
髑髏城 (創元推理文庫 118-12) Amazon書評・レビュー: 髑髏城 (創元推理文庫 118-12)より
4488118127
No.2
(3pt)

古き独逸怪奇映画風

夜の湖の畔にたつ不気味な城から
燃えさかる人間が落下していくシーン
静寂の中に鮮烈なイメージを残す作品で、
クラシックなドイツのホラー映画を見ているようです
このほかに2大探偵の対決など見るべきシーンは多いのですが
内容は腰砕けです
最近でた「双月城の惨劇」はこの作品のパスティーシュです。
他には二階堂黎人が殺人シーンを元に「聖アウストラ~」を書いてます
髑髏城 (1959年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 髑髏城 (1959年) (創元推理文庫)より
B000JAS9EA
No.1
(3pt)

古き独逸怪奇映画風

夜の湖の畔にたつ不気味な城から燃えさかる人間が落下していくシーン静寂の中に鮮烈なイメージを残す作品で、クラシックなドイツのホラー映画を見ているようですこのほかに2大探偵の対決など見るべきシーンは多いのですが内容は腰砕けです最近でた「双月城の惨劇」はこの作品のパスティーシュです。他には二階堂黎人が殺人シーンを元に「聖アウストラ~」を書いてます
髑髏城 (創元推理文庫 118-12) Amazon書評・レビュー: 髑髏城 (創元推理文庫 118-12)より
4488118127