■スポンサードリンク


GOTH リストカット事件



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

GOTH リストカット事件の評価: 4.12/5点 レビュー 177件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.12pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全136件 121~136 7/7ページ
No.16:
(5pt)

いいじゃん。

 陰鬱な表紙のわりには、清涼感のある内容だった。異常な人たちが、「俺は異常だ」ということに気付いていて、でも開き直って、そこそこ普通に暮らしちゃってるところがいい。手首や目玉は出てくるが、あくまで生活の一部として登場するだけ。陰鬱な表紙も、後から好きになった。 このテの登場人物の心理に関して、やたらと説明臭かったり、逆差別で、「ちょっと特別な人」みたいにカッコ良く描いちゃう人がいるけど、『GOTH』は、“異常者も凡人”っていうのがちゃんと描かれてる。 だから、二人の高校生にも素直に好感が持てるし、作り物っぽさがない。主人公は口数も少なく、何某のように180のIQを誇るわけでもない。が、素の人間がいかにカッコいいかを教えてくれる。
GOTH―リストカット事件Amazon書評・レビュー:GOTH―リストカット事件より
4048733907
No.15:
(5pt)

GOTHの感想

以前は小説に興味はなかったのですが、エースに掲載された漫画版を読んでからGOTHには小説の原作がある事を知り、このGOTH-リストカット事件を読ませていただきました。すごく興味深くて面白かったです、まだ読んでない人は読んだほうがいいですよ。
GOTH―リストカット事件Amazon書評・レビュー:GOTH―リストカット事件より
4048733907
No.14:
(5pt)

普段本を

読んでいてもすぐに途中で飽きてしまう私ですが、この本は面白くて読みきってしまいました!大塚英志が好きな人とかいいかもしれません。とてもよかったです。
GOTH―リストカット事件Amazon書評・レビュー:GOTH―リストカット事件より
4048733907
No.13:
(5pt)

・・・なるほど。。。

本に呼ばれるといった感覚を貴方は体験した事があるだろうか?俺が今回呼ばれたのはこの本。乙一さんの作品は「せつない」感じのものを読んでいたので正直こういったのを書くとは思わなかった。どっと世界に入ってしまう内容でさらりと読める。世界が体感できて凄い楽しく読めた。意外などんでん返しもあり、らしさといった感じだ。しかしじっくり読まないと少しだけ疑問に思うところがある。良く考えたら分かるのだが俺は最初分からなかった。だっと一つ一つ読んでいくといいかもしれない。今までの中で俺の一番好きな本になった。
GOTH―リストカット事件Amazon書評・レビュー:GOTH―リストカット事件より
4048733907
No.12:
(4pt)

GOTHのマンガ版について

 皆さん、面白いレビューを書かれていて、私が思ったことは大体カバーしてくれているので、本についてはあまり書きません。でも、乙一氏御本人も書かれているように、実際には、生まれもっての殺人者などいないでしょう。そこのところは、読む人は特に注意して読むべきだとは思います。作品が良いだけにリアルすぎて勘違いしそうになるんですよね、かくいう私も。 マンガバージョンも、少年エースに連載されていました。もう連載は終了し、単行本化を待つばかりですが、これも乙一氏がおっしゃっていますが、マンガバージョンもすごくおもしろい。絵もいい感じだし、単行本化、楽しみです。興味のある人はどうぞ。
GOTH―リストカット事件Amazon書評・レビュー:GOTH―リストカット事件より
4048733907
No.11:
(5pt)

え?

何でみんな読んでないんですか!?読むべきです!!最後は予想外・・・!
GOTH―リストカット事件Amazon書評・レビュー:GOTH―リストカット事件より
4048733907
No.10:
(5pt)

確かに「せつなさ」はないけれど・・・

スニーカー文庫の作品に見られる切なさはないです。でも私はデビュー作品で見られた、作者である乙一サンの才能を本領発揮した本だと感嘆しました!!!賛否両論本ですが、私はかなり面白かったと感じてます。是非、シリーズ化して欲しいと願うくらいです(*^_^*)本当、乙一サンは「せつなさ」と「異常犯罪」を書かせたらピカイチですね(笑)
GOTH―リストカット事件Amazon書評・レビュー:GOTH―リストカット事件より
4048733907
No.9:
(5pt)

隠された秘密

内容はとにかく面白い。乙一さんらしい、読者が予想もしないような犯人や展開で、とても楽しかったです。もともと犯人の視点から書いてるものもありますが、それもまたおおいに読者を裏切る事実を話の最後に残してくれて、本当に乙一さんらしい作品だと思います。しかし、この本は、「あぁ~この本楽しかった。」で終わらせたりしません!実はこの本、秘密が隠されていて、私もその秘密(といってもあまりフツーの人が着目しないようなことなんですがちょっとした隠されたこと)を発見して、その時はビックリしてつにニヤけてしまいました。その秘密を知るには、まずこの本を読むことが大切です。そして最後まで読んでみて、この本の内容を少しだけ振り返ってみてください。6章の話からなるこの本の、その一つ一つの章の話を振り返ってみて、「そういえばあの人が犯人だったなぁー」とか、「まさかあんな展開になるなんてなぁー」と、一通り思い出すんです。そうしたら最後に、カバーをよく調べてみてください。きっとビックリすることが待っているから…☆もう読んだという人も、まだカバーを調べていない人はぜひ調べてみてくださいね!!そしてまだこの本を読んでいない人で、この本の秘密を知りたければ、ぜひこの本を手にとって読んでみて、カバーを調べてみてください!!ちなみに、本を1ページも読まないうちからカバーを調べないでくださいネ。その人は多分、ビックリしないと思うから。。。
GOTH―リストカット事件Amazon書評・レビュー:GOTH―リストカット事件より
4048733907
No.8:
(5pt)

初投稿です。

今まだ途中なんです。ゆっくり読みたいのに気づくとまた本を手にとっている・・・。気になってしょうがない!!!普段は海外モノをとりつかれたような速読でしか読まない私ですが、このサイトを見てコレを衝動買いしました。疑いながら進むのですが、疑うことを忘れて文章に集中し気を許していると、ハッ・・・!みたいな・・・。そんな、久々に没頭せずにはいられない一冊です。
GOTH―リストカット事件Amazon書評・レビュー:GOTH―リストカット事件より
4048733907
No.7:
(4pt)

GOTHリストカット事件 乙一

リストカット事件や色々なお話があって、それぞれ別々のお話ではあるのですが読み進んでいくうちに一本につながってくる。色んな登場人物の目線から書かれているので読み応えもあってただ恐い話だけではなくて、恐さや残酷さや奇妙な関係の中にも切なさややさしさも感じられる一冊だと思います。狂気の中にいる人間の心の一部分を覗かせてもらったような感覚もあり本当にただ恐い話の本ではないと思います。 オススメ!!
GOTH―リストカット事件Amazon書評・レビュー:GOTH―リストカット事件より
4048733907
No.6:
(5pt)

GOTH―リストカット事件

6つの短編から成っている乙一氏の GOTH―リストカット事件。この人の作品は全編独特な雰囲気が貫かれている。今回の作品では、主人公が幾分異常な感性を持っており、一体感を感じることは出来ないかもしれない。しかし殺人鬼(広義の意味では殺人)をテーマとするストーリーには妙な迫力があり、読み進めると止まらなくなること請け負いです。角川スニーカー文庫では「乙一=切ない話の語り手」というイメージがありますが、本来はホラーを中心に書く人でした。今回の作品はミステリーで、2003年度版の『このミステリーがすごい』で第2位に選ばれました。元々クオリティーの高い作品を世に出し続けた作家ですが、その割には知名度が低かった乙一氏。しかし今回の作品で、知名度は跳ね上がり、実力と並んだような気がします。兎に角彼の作塊は全てお薦めです。是非読んでみて下さい!
GOTH―リストカット事件Amazon書評・レビュー:GOTH―リストカット事件より
4048733907
No.5:
(4pt)

いい味

 『GOTH』は、『ダ・ヴィンチ』11月号の「今月のプラチナ本!」で「絶対はずさない」と編集部の保証つきで紹介してあったのを憶えていて、図書館で目にしてふと読んでみようかという気になった。だいたい「おつ・いち」と読むことさえ知らなかったのだから、先入観なしで、おもしろくなければ直ちにやめることになんの抵抗もない状態で読み始めたのだが(新作小説を図書館で借りて読むのは「邪道」だと思うけれど)、これが結構いい。 なんといっても、「森野夜」(「変質者を誘うフェロモンを分泌している」)という女子高生がいい。収められた6編中4作目の「記憶 Twins」で「僕」(「ときどき、心が空っぽのまま笑っている」)の推理で明かされる森野の過去がなぜか愛おしい。 この味はまだ覆面作家だった頃の北村薫の短編小説を思わせるところがあって(といっても、作品の雰囲気はまるで違う)、そんな感想をもったのも乙一を初めて読んだからのこと。でも、この「天才作家」(と『ダ・ヴィンチ』の記事に書いてあった)の「抒情ホラー」(同)も知らないくせに勝手なことを書くのはこれくらいでやめにしておこう。それにしても、いい味をもった小説集だった。
GOTH―リストカット事件Amazon書評・レビュー:GOTH―リストカット事件より
4048733907
No.4:
(4pt)

ミステリーとしては。。。

ちょっと変わった性向の高校生の二人が活躍する短編集です。著者後書きによると、今回は、良い話部分ではなく、ミステリー部分を前に出してみたらしく、その通りの内容になってます。文章は、相変わらず旨いので、読み易く、良い話的な部分も、ちょっぴりあったりもするので、乙一さんファンの方なら、恐らく、楽しめると思います。が、ミステリー要素としては、それほど、びっくり、という感じではないので、本格推理ものが好きな方は、物足りなさを感じてしまいそうです。また、謎解き部分の意外性を出すためだけに、こう書きました、というお話もあって、ひねった結果、切ないお話がギャグ落ちしてしまってる印象の作品もありました。ということで、全体的には、なかなか面白く、乙一さんらしい味もあるので、星5つとしたいところですが、ミステリーを前に出すことに、こだわった部分のマイナスから、星4つにさせて頂きます。
GOTH―リストカット事件Amazon書評・レビュー:GOTH―リストカット事件より
4048733907
No.3:
(5pt)

タメ。

タメでこんなん書く人いるのってすごい。すごい。つか、うん。すごい。
GOTH―リストカット事件Amazon書評・レビュー:GOTH―リストカット事件より
4048733907
No.2:
(5pt)

見た?

カバー裏見ましたか?見つけた時びっくりしました。恐い恐い。
GOTH―リストカット事件Amazon書評・レビュー:GOTH―リストカット事件より
4048733907
No.1:
(5pt)

この作品に「せつなさ」を期待してはいけない

本書は、猟奇的犯罪者に強く魅かれその犯罪行動を観察したいという性癖を持つ高校生の『僕』(と友人の森野)を探偵役に据えた、一風変わった短編連作6篇(書き下し4篇を含む)のミステリーです。『僕』にはルールがある。「僕は犯罪者を見るのが好きだった。しかし、第三者的な立場にとどまって、決して関わらないようにしていることがルールだった。」犯罪者を探し出すのも、「見たい」という欲求のためであり、警察には一切協力しない...。『僕』は犯罪者と共通する「もの」を持つ人間として描かれています。「犯人=主人公自身の述懐」によるミステリーも含めて、こういうスタンスを持つ探偵はかなり異色だと思います。一人称ミステリーには凡庸なものが多いと言われていますが、この作品に関する限り止むを得なかったでしょう(乙一氏もそれなりに工夫していますが...)。『僕』を高校生に設定しているのも、犯罪者と心情的にずっと近いものを感じながら他人と適当に接しつつ、平凡な日常をやり過ごすという主人公の性格設定から見ればぎりぎりの選択で(そのような仮面をつけて暮らして行けるのは高校生時代で最後かもしれない)、決して安直ではありません。「乙一のウリであるせつなさが感じられない」という意見もあるかもしれません。確かにせつなくないかもしれませんが、『僕』と犯罪者の微妙な距離の取り方を「ちょっとずれたコミュニケーション」と見れば、この設定こそが十分せつなくないですか?
GOTH―リストカット事件Amazon書評・レビュー:GOTH―リストカット事件より
4048733907

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!