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追憶 田沢湖からの手紙(田沢湖殺人事件)
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【この小説が収録されている参考書籍】
追憶 田沢湖からの手紙(田沢湖殺人事件)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全2件 1~2 1/1ページ
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なぜ『田沢湖殺人事件』を、わざわざこんなタイトルに変えてしまうのか、編集意図が良くわからない。 徳間文庫の旧版(1990年)の解説者は、あえてトクマ・ノベルズ版のカバーイラストに触れ、「一見何のことははない田沢湖畔の風景画であるが、帯を外してみると、この『エピローグ』にさらに独特の余韻を生む場面が描かれている」と書いていた。 もともと、この作品はカバーイラストにまで配慮した作品だったのだ。 今の徳間書店の編集者が、元々の著者の意図を理解した上で復刊しているのか、疑問を覚える。 だが、そうは言っても、中町信の旧作が若い世代に読んでもらえる機会を得たことは喜ばしい。 次はおそらく、『十和田湖殺人事件』だ。 どんなタイトルに変わってしまうかは知らないが、代表作の一つであり、広く読まれて欲しい。 第40回日本推理作家協会賞長編部門の候補に上がり、受賞は逃したものの、選考委員の1人だった山村正夫は「綿密に考え抜かれた緻密な構成の純粋本格作品」と評し、「SRの会」の年間ベストテンにも入った。 湖三部作の最後は、読売新聞の書評欄でも高く評価されていた『榛名湖殺人事件』であってもらいたい。 『阿寒湖殺人事件』は、氏家夫妻ものの代表作とは言い難い。 | ||||
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刊行された1990年頃はクリスティにはまっていました。もし当時にこの作品を読んだとしても「ふーん、アクロイド殺しに似てるかな~」程度の感想だったと思います。 ミステリよりも気になることが。 深刻な診断を、プライバシーが保たれた部屋ではなく、電話なんかで患者に直接伝える医師なんていたのかな?作中年代は1982年でインフォームドコンセントなんて配慮はなかったと思うけど、まず家族に告知してその後の方針を決めてたと思う。 妻の最期の手紙が初恋の人への告白で終わっていて、夫への言葉が何もないことに夫含め手紙を読んだ人が皆あまりに無関心。 自殺や自殺に多い事故死が多く、殺人含め死者が多いです。 改題では三部作となっていますが、関連作なのでしょうか? | ||||
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