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きみの友だち
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きみの友だちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全177件 21~40 2/9ページ
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安心して買い物が出来ました。 商品も全く問題なしでした。 | ||||
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小中学生を振り返れる本でした。この本で書かれある過程を経て人は成長するのだと思うが、幼き日の思い出がまるで当時の情景まで見事に浮かび上がるよう表現されていた。なのでこの本の話はきっと本当のお話。友達のお墓参りを思い出し「花いちもんめ」が涙なしには読めないのも、同窓会や結婚式で「きみの友だち」に出会うのも、空を見上げて「もこもこ雲」を探してしまうのもきっと本当のお話だからだ。社会人になってもお話は続いていくが「みんな」のための見世物なんかではない「恵美ちゃん」の大切な本当の話を読ませてくれて有難いと思った。 | ||||
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年齢関係なく、人間社会での生き方というものを考えなおせる一冊であった。 | ||||
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思春期のお子さまがいらっしゃる家庭は、家族みんなでこの本を読む事をお勧めします。 | ||||
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昨日はわくわくしながら眠りにつきました。 私は就寝前に本を読むのですが、昨日この本を読み終え、じんわりしながら読書灯を消し、ああ早くこの気持ちを書きとどめておきたい、どう書こうかな、どう表現すれば自分のこの興奮を表せるかな、と考えながら眠りについたのでした。 もともとは読書嫌いの子供達に読ませる目的で購入しましたが、本当に素敵な作品でした。 さて、この作品の素敵なところは何といっても作者の目線の優しさ。各章が一人の人物にフォーカスしていますが、どの人物にも弱みがあります。自分の負けや弱さを認められないとか、友達に囲まれていないと気が気ではないとか。大人でもそういう人はいるけれど、こうした心の弱さみたいなものは思春期では顕著で、しかも、周囲を傷つけながら露見することが多々あります。しかし、筆者はこうした人物を丁寧に、そして優しく描写しています。その筆者の優しさを作中では恵美ちゃんが担っています。 因みに私の一番のお気に入りは佐藤君。先輩風を吹かす、先輩という肩書をとると何も残らない人。よくいますね。周りから見たらイタいだけなのは本人だってわかっているんですよね。わかっていてもそれしかない本人。きっと本人が一番つらいはずです。 そして友達について。表題にもなっている通り、作品を通底する友達とは何かというテーマ。読了後、今もって私にもわかりません。ただ友達の定義について考えてみることは大事かもしれません。 私事で恐縮ですが、学生時代に家出をしたり、40過ぎて家族で移住したり、割と人間関係については平気で断ち切ってきました(因みにこの前Facebookやめました)。それでも残る人間関係があります。ただ大なり小なり認めてくれているのでまだ連絡先が残っているのかなあ。そういう人たちを友達と言っていいのかもしれません。よくわからないけど。 重要なことは、いつも一緒に居なければ友達ではない、価値観や考えが同じじゃないと友達ではない、という事ではないのでしょう。その関係は恵美と由香、そしてブンとモトに象徴されていると思います。 因みに、語り部について。読めば気づきますが、先ずもってこの作品は違和感から始まる。この作品の語り口についてどうにも解せない感覚を持つと思います。作品を語る人が誰だか分からないのです。話を読み進めるうちにいつしか慣れてしまい気にしなくなるこの語り部。実は超重要人物であるのですが、この”語り部”の正体は最終章で明かされます!そんな構成も、私は好きです。 ・・・ まとめますと、この作品は小中高と多感な時代の登場人物を描く甘酸っぱい青春小説です。読み方によっては恵美という超心の強い女の子が最後に幸せになるっていう単純な強者の話にも読めます。でも私は、”人間は弱さの塊だ”という作者の考えを(勝手に)くみ取りました。子どもも大人もすんなり読めて、考えるテーマを与えてくれる良書です。 | ||||
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本がすれるほど何回も読んでる中一の孫娘 | ||||
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中学生の息子に休校中に読ませようとレビュー参考に購入しましたが、私も楽しんであっという間に読んでしまいました。 最後は涙。 息子もすっかり重松さんのファンになり他のタイトルも読み始めました。 | ||||
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心が洗われる素敵な作品でした。読み終えてからも、良い本だったなあと数日間余韻が続きました。 | ||||
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子供のリクエストで買いました。 初めての電子書籍でしたが読みやすかったです。 | ||||
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小学4年の時に車道へ飛び出して交通事故に遭い、足が不自由になって一生松葉杖生活になった恵美ちゃんは、事故をきっかけに友人を失い、 代わりに病気がちで友人のいない由香ちゃんと親友になる。 そんな恵美ちゃんの、小学・中学・大学等、様々な時代で接してきた人たち――優等生にひねた奴。弱虫に八方美人等々――の、それぞれの物語を描きつつ、 「友だち」のほんとうの意味や、「友だち」が出来にくかったりイジメられやすかったり、孤独で追い込まれがちなタイプの人たちへ、 『成長の歩みは人それぞれだから、学生時代だけで、今の環境だけで、人生が決まるわけではないし、人の優劣も環境が変わるだけで簡単に変わるから、一生勝ち続ける人なんて滅多にいない。だから、今の環境・今の成長度合いだけで人生を悲観せずにあなただけのペースで人生を輝かせていって欲しい』というメッセージが込められた、感動の連作短編集です。 最終話で、恵美ちゃんと様々な時代で接してきた人たちを各話で描いてきた理由が明かされ、その理由に感動しますし、 今作のテーマ『同級生から弾かれたり、こぼれ落ちたり、何をやっても上手くいかない子が、まぁいいや。ゆっくり歩いていくかと思える本』というのも素晴らしく、 今作の流れと大元のテーマを、よりイジメに苦しむ子供たちへ特化させた作品が『ゼツメツ少年』に感じ、今作を『ゼツメツ少年』のお姉さんにも感じて、より感慨深くなりました。 今作は読書会の交換読書イベント候補探しのために再読し4回目の再読でしたが、変わらない感動に魂が震えました。 老若男女を問わず感動させられる名作でした(^-^*)/ | ||||
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切なくもわくわくするお話で、登場人物への共感もたくさんしました。 私はこの本を初めて信用できると思った友達?に教えてもらい読みました。だから余計に話が深く感じました。 素敵なお話です。 | ||||
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夏休みの読書感想文の為に購入し終わり呼んだら「友だち」とは?に考えさせられる…振り返られる本でした。色々な友だちの形があるなぁ…っと気持ちの整理も出来読み終えスッキリした気持ちになりました。 | ||||
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誇張して表現している部分もあるが、短編が纏まって一つの小説になっているので読み易い。 人として考えるべきテーマもある。 | ||||
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老若男女問わず、人生で一度は(普通は何度も)「"ともだち"ってなんだろう」と悩んだことはあるのではないでしょうか。 大人になると線を引くことそのものに意味を見出さなく、あるいは深く考えなくなってきますが、 それでも”ともだち”と会うことは、色々な感情を惹き起こします。 そんな色々な感情が、この物語を読むと湧き上がってきます。 物語の構成としては短編の連続ですが、それぞれの繋がりがあり、 徐々に全体像が見えてきて、最終的に大団円となります。 舞台は主に小学校〜高校生なので、その年代であれば今ある自分の課題や解決策が見えてくれるかもしれません。 しかし一方ではそれが過去となった人達にも、ある種の懐かしさと共に楽しめる作品になっていると思います。 大人が読むとやや綺麗にまとめ過ぎ感がありますが、 別の見方をすると安心して読むことができる、とも言えるかもしれません。 | ||||
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小6の娘が小学校か塾の教科書に一部話が載っていて続きがよみたいと、同じ重松清さんの「その日のまえに」を買ってっというので購入しようといろいろ見ていたら、こちらの方が彼女には内容が興味深いのではないかと思い、購入しました。手にすると「ふーん」とリアクションが薄かったのですが、その晩「その日のまえに」そっちのけで読んでました。おもしろいそうです。 | ||||
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「みんな」は自分が無いことの裏返し。誰かに頼る弱い心。「みんな」に同調することが自分の意見だと思って、気付いてみればはじかれる。その繰り返し。自分の弱さを知った者だけが「自分」を見つけ、「みんな」の中にはびこる保身とルサンチマンを越えることができる。そんな物語。 | ||||
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中学生にオススメしたい本当の友達とは何かというのが知れる本だった。時系列が章ごとに飛ぶから本を読むのを慣れている人の方がいいかもしれない。 | ||||
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さすが、直木賞をはじめ、多くの文学賞を受賞されている作家さんだけあって、むつかしい微妙なテーマを、全編誰にでもわかる易しい言葉だけを使って、見事に描き出しています。 その筆力も感服なのですが、オジサマ(失礼!)なのに、ローティーンの女子世界の人間関係のむずかしさを、よくもまあこれだけリアルに描けたものだ、と感心せざるを得ません。 文章自体は、とっつきやすくて飾り気がないのに、連作としての凝った構成も、お見事です。 どんどんひきこまれます。 小さい頃から体が弱くて、友達とも遊べなかった子供にとっては、登場人物の何人かは自分と重なり、エピソードも似たような事があったのか、なかなか本に没頭しない理系の子なんですけど、スマホも珍しく放り出して、読みふけっていました。 | ||||
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『きみ』という二人称で語られる、この物語は秀逸な出来だと思う。ラストのシーンは最初、理解できないけれど、少しずつ話が見えて来る。あぁ。そういうことかとわかった時には、よかったね。と主人公に語り掛けたくなる。キンドルは基本的にテキストのみなんだけれど、テキストだけで、これだけの描写は素晴らしい。 | ||||
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小中学生(あるいは大人も)で、人間関係、友達関係に悩んだら、この本を読んでみて。 答えが見つかるかもしれないよ。 | ||||
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