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きみの友だち



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【この小説が収録されている参考書籍】
きみの友だち
きみの友だち (新潮文庫)

きみの友だちの評価: 4.46/5点 レビュー 209件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.46pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 21~21 2/2ページ
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No.1:
(3pt)

心に残る作品

みんなと友だちだと思っていた。だが、事故のあとにその関係は微妙に
変化する。孤立してしまった恵美は、自分と同じように一人ぼっちの
由香と、いつしか言葉を交わすようになっていくが・・・。
「あいあい傘」を始めとする10の作品を収録。 いつも身近にいるから、いつも一緒に話しをするから、それだけでは
本当の友だちとは言えない。本当の友だちって何だろう?この本を
読んでいると、遠い昔に同じようなことで悩んでいた自分の姿を思い
出す。作者は、友だち関係に悩むさまざまな登場人物の心の動きを
細やかに描いている。傷つけたり傷ついたりしながら人は成長して
いく。過ぎ去った日々が、いつか大人になったときに「あの頃のことが
懐かしい。」といえる日々であってほしい。恵美と由香の日々もきっと
そんなふうであったのだろう。いつまでも「もこもこ雲」が、空に
浮かんでいますように・・・。
悲しく、切なく、そしてさわやかな作品だった。
きみの友だち (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:きみの友だち (新潮文庫)より
4101349223

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