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きみの友だち
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きみの友だちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 21~21 2/2ページ
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みんなと友だちだと思っていた。だが、事故のあとにその関係は微妙に 変化する。孤立してしまった恵美は、自分と同じように一人ぼっちの 由香と、いつしか言葉を交わすようになっていくが・・・。 「あいあい傘」を始めとする10の作品を収録。 いつも身近にいるから、いつも一緒に話しをするから、それだけでは 本当の友だちとは言えない。本当の友だちって何だろう?この本を 読んでいると、遠い昔に同じようなことで悩んでいた自分の姿を思い 出す。作者は、友だち関係に悩むさまざまな登場人物の心の動きを 細やかに描いている。傷つけたり傷ついたりしながら人は成長して いく。過ぎ去った日々が、いつか大人になったときに「あの頃のことが 懐かしい。」といえる日々であってほしい。恵美と由香の日々もきっと そんなふうであったのだろう。いつまでも「もこもこ雲」が、空に 浮かんでいますように・・・。 悲しく、切なく、そしてさわやかな作品だった。 | ||||
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