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夢幻花



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【この小説が収録されている参考書籍】
夢幻花(むげんばな)
夢幻花 (PHP文芸文庫)

夢幻花の評価: 3.96/5点 レビュー 255件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.96pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全182件 161~180 9/10ページ
No.22:
(5pt)

さすがのプロット。思いつかない。

オビに,このような著者のコメントが載ってます。
「アサガオに黄色い花はありません。しかし江戸時代には存在したのです。ではなぜ今は存在しないのか。
人工的によみがえらせることは不可能なのか。
そのように考えていくと,徐々にミステリの香りが立ち上ってきました。」

調べると,江戸時代には黄色いアサガオがあったが絶滅し,今は存在しないというのは事実のようです。
しかし,たったそれだけの事実から,こんな凝った物語を編み出せるのは,
ひとえに著者の力量でしょう。
さすがとしか言いようがないです。

殺人事件としての謎解きは,真相につながるヒントが終盤に出てきたと思ったらすぐに犯人逮捕に向かうので,
いまひとつですが,
それよりも黄色いアサガオを巡る登場人物たちの相関関係が大きなミステリーであり,
ここがときほぐされていくところが圧巻です。
加えて,明日を生きる若者たちへのメッセージも託されていて,読後感も良いです。
夢幻花 (PHP文芸文庫)Amazon書評・レビュー:夢幻花 (PHP文芸文庫)より
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No.21:
(4pt)

推理小説の中にも,若い人へのメッセージを織り込んだ力作!

話は2つのプロローグから始まり,これが本編に繋がるであろう事は読み始めから予想できましたが,それはそれでおもしろかったですね.何がどう繋がるのか,この点も本書を興味深く読み続けられる魅力の一つだったように思います.この手の小説,読者を如何に飽きさせないか,実に意識して書かれたであろう事は容易に理解できます.実は,会社の知人に勧められて読み出した本書,自身の嗜好だけでは読めなかった分野かもしれません.推理小説というか,サスペンスというか,この手の小説を読んだのは久しぶりでしたが,たまに路線を変えて読書するのも楽しいものだとも思いました.

推理小説としては非常によく考えられた組み立てで,主人公を取り巻く人々がどんどん繋がっていく当たり,村上春樹の小説のような印象も無くはありません.

最後にあるエピローグ,主人公の秋山梨乃が今回遭遇した事件をきっかけに再び水泳を始めるとあり,才能あるモノはそれをやり続ける義務があるという考え方もあると言っています.それに対して当の本人はそれに気づかず辞めてしまったり,それが周囲からどう見られているかを意識できなかったり,ある面生き方についてのひとつの考え方を示唆しているように感じました.そんなメッセージを強く意識した結末は,若い人に向けた筆者のメッセージのように感じました.

推理小説であっても,単に娯楽小説で終わることなく,読み手へのメッセージを意識した組み立てはさすがだと思いました!
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No.20:
(5pt)

負の遺産についての覚悟!できるだけの人に読んでほしい。

帯〜
黄色いアサガオだけは追いかけるな。
「こんなに時間をかけ、考えた作品は他にない」と著者自らが語る会心作!

子供のころから、父と兄要介が苦手な蒼太。
そんな蒼太の家族は、朝顔市に行くのが一家の恒例行事だった。
中学2年の時、その朝顔市で知り合った少女伊庭孝美。
彼女との付き合いは、あっという間に唐突に終わり、そのことは蒼太にとって、心の奥底に小さな傷となって残った。

従兄弟の尚人が自殺し、その後、祖父が殺された梨乃。
祖父が生前大事に咲かせた植物の鉢が亡くなっていることに気付き、自分なりに調べ始める。

蒼太と梨乃が一緒に祖父の死について、亡くなってしまった植物について調べてみることになり、その際、孝美とよく似た女性を出会い、その行方もさがすことになる。

さまざまなことが、都合良くというか、とにかく絡まり、ことは解決する。

最後のエピローグでの、蒼太の決心がいい。
時代感もあり、このエピローグは、まさに東野圭吾氏のメッセージなんだろうと思った。
負の遺産、今まさに、そのことについて、私たちは決意、覚悟が必要なんだと思う。

ぜひ、日本に生きている人たちも読んでほしいと思う。
☆を1つ、このエピローグに。

たさきつくるを取り上げているマスコミの人々、特にちゃんと読んで、この本のメッセージを日本中に広げていただきたいくらいだ。
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No.19:
(5pt)

久々の会心作

導入部はパンチがなかったが、中はグイグイ惹きつけられた。
男女の愛憎などドロドロした心理描写なしで、謎だけを全面に出して展開していくので純粋に楽しめてよかった。

負の継承といったところは麒麟の翼を彷彿させる。

最後に主人公が自分の将来を定めるくだりは、社会に向けて非常にいい指摘になっている。
なかなかの会心作。
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No.18:
(4pt)

ガリレオも加賀恭一郎も出ないけれども

主人公は原子力を勉強する大学院生。
在学中に3・11で原発事故がおき
進路について悩んでいる。

やっと日本の作家も「3・11」について
向き合うようになってきた・・・

あるいは
3・11とそれに続くフクイチの原発事故については
それだけの時間をかけないと物語をして消化できなかったのかもしれない。

物語は「黄色い朝顔」をめぐっての事件だが
文明の「負の遺産」を、人はどう解決していくべきか

かすかな光明を示して物語が終わるところが
良いと思う。
私もせめて「小説」には、それを求めたいと思うから。
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No.17:
(5pt)

追いかけると身を滅ぼす”禁断の花“・・・その驚愕の真相とは。

独り暮らしの老人・秋山周治が殺された。第一発見者で孫の梨乃は、数日前に周治が見せてくれた黄色い花の鉢植えが消えていることに気付く。黄色い花のことが気になり、思い切ってブログに花の写真をアップしたところ、警視庁に勤める蒲生要介と名のる男が接触を求めてきて・・・“あなたはあの花には関わらないほうがいい”と念を押される。しかし、気になった梨乃は、偶然に出会った要介の弟・蒼太と祖父の死の真相と黄色い花の謎に向けて調べ始める・・・。それぞれの謎がどのように交差絡み合うのか分からないままに読み進んでいくが、読者にも謎めいた雰囲気が移ってくるようだ。しかし、中盤以降、ひとつの手がかりが別の手がかりにつながるといったような連鎖反応的にスピーディーな場面展開があり、また、犯行現場からロジカルに犯行当日の状況を推理する場面などもあって、ミステリーの面白さが楽しめる・・・そして、多くの謎が、絡み合った紐がほどけるように、ひとつひとつ解けてゆき、それらの関連性も分かり、謎であった事柄が一つにつながってゆく爽快感は格別で、まさにミステリーの醍醐味の濃厚な味を堪能できる作品であろう。また、事件のキーポイントである・・・黄色いアサガオの謎、今では存在しない幻の花。被害者はどのようにして手に入れたのか?この花が事件にどのように関わってくるのか? 花が事件を解くための重要な手がかりになっているという、一番美味しいところは、是非お読みください。楽しい記述も多々あります。
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No.16:
(4pt)

いよっ、待ってました!

東野圭吾先生のようなベストセラー作家の作品には、辛い点数がつきものです。
でも、夢幻花は、ガリレオ先生も加賀刑事も出て来ないけれど、久々にワクワクしながら読める作品で、個人的にはお勧めです。
この世に存在してはいけない、存在しない筈の或る花にまつわる秘密が、初恋の終わりや家族関係の歪みや人の死やお金にもタコ足配線のように絡んできます。
ただ、社会通念的に「そりゃ無いだろうな。」と感じたのは、一開業医に厳重管理が必要と見做されている種の保管(?)を警察が委託していたというくだり。
その開業医さんがどんなに優秀な方であったとしても、常に警察に協力している方であったとしても、有り得ないです。
追伸:余談ですが、主人公の一人の元オリンピック候補スイマーは、親戚筋の萩原智子さんをイメージしたのかなと推測します。
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No.15:
(4pt)

そうしてまた話がつながりだす

黄色い朝顔一つでよく話が広がるものです。
プロローグからどんどん話がつながってくるとまた楽しいですね。
だいぶ書き直したと見えて、スマホ使いまくりです。
昔の状態でも読んでみたいです。
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No.14:
(4pt)

書き直して、複雑にしすぎた…?

この作品は以前雑誌で連載されていた物を再度書き直して出版された物だそうです。

東野先生の作品は、点と点が最後に線となってつながって驚きがあったり感動があったり
たくさんの伏線が最後に「そうきたか!」と思わせる作品が多いのですが、こちらの作品は
イマイチそれらが弱い…。

最後に真相が明らかになるまでのくだりがのらりくらりと長い気がします。
「黄色いアサガオ」というキーワードだけを残して全面的に書き直されたそうなので
何だか黄色いアサガオに沿って無理やりに話を作ったように感じられるというか…。
話をこねくりまわして複雑にしすぎて色々な要素を入れすぎてしまった感じがするのです。
今回の作品は点と点が全部スッキリした線につながらず、何となくモヤっとした線で終わってしまった
感じを受けました。

原発についての東野先生の強いメッセージ、これだけは素晴らしかったです!
ここだけが強いメッセージとして伝わってきた作品と言っても過言ではない作品でしょう。
さすが理系の作家さん、とても説得力があって良かったです。

最近では、ナミヤ雑貨店、ガリレオ2冊辺りなどが「これぞ東野圭吾!」という読み応えのある
素晴らしい作品でした。
これらの作品があまりにもおもしろく、今回は少し期待しすぎてしまいました。
ストーリーのおもしろさ、引き込まれ具合、完成度などは正直☆二つという感想なのですが
原発に対するメッセージが良かったのと、東野先生が大好きなので次回作に期待を込めて☆四つと
させて頂きました。
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No.13:
(4pt)

一気読みしちゃいました.

筆者の作品は,結構読んでますが,またしても一気読みしちゃいました.
今年の「朝顔市」に行ってみようかな.
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No.12:
(4pt)

負の遺産

元々は「歴史街道」に2002年から2004年にかけて連載された作品。
 著者の「全面的に手を入れたい」という意向を受け10年後の発刊になったそうです。
 蒲生蒼太の設定が、掲載された当時と同じだとしたならば、著者の先見の明に敬意を表します。
 時宜を得た作品です。
 登場人物が多いので最初は混乱しましたが、どのように一つひとつのエピソードが繋がっていくのか、ページを捲る手が早くなりました。
 現存しない「黄色いアサガオ」を巡る謎、面白かったです。
 でも、「世の中には負の遺産というのがある。それが放っておけば消えてなくなるものなら、そのままにしておけばいい。でもそうならないのなら、誰かが引き受けるしかない……」。この本は、蒼太のこの言葉を書くための物語だったように思いました。
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No.11:
(5pt)

おもしろい

出だしはちょっとむずかしかったですが、とてもおもしろかったです。
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No.10:
(5pt)

面白かった。

読み応え十分な一冊だった。
絶滅したはずの黄色い朝顔の話で、殺人事件と絡めて話が進んでいく。
あっという間に読破してしまった。
前半で散らかした伏線を後半できれいに回収していく。
古き良きミステリーの楽しみ方を思い出させてくれた。
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456981154X
No.9:
(5pt)

やっぱり良かった

冒頭の導入部分が印象的だった。なぜこのシーンが冒頭に来るのか、ずっと考えながら読み進めていると、いつかわかるときがくる。その瞬間が結構な快感だった。

最後の数十ページで謎がぐんぐん解ける。読みながらこんな少ないページで納得感を覚えさせてくれるのだろうかと不安になっていたがそんなことは全然杞憂でした。

やっぱり東野圭吾はいいですね
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No.8:
(4pt)

黄色い朝顔、なんて

かかる帯に書かれた著書のコメント通り、確かに練られている。最近雑になって来つつあった伏線の回収率も上がったように感じた。やはりどんな作家も、ある程度の時間はかけるべきなのではないか。ラストの安全な着地も、さすがと言ったお手前に戻っていた。黄色い朝顔なんて、確かにミステリアスな題材であり、それだけでもこの本を手にした価値はある。
ただ、登場キャラクターは相変わらずのステレオタイプが続出だった。まぁ、仕方がない。だからこその読み易さ、リーダビリティなのかも知れないのだ。
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No.7:
(4pt)

「謎が謎をよぶ」ストーリー展開は半端なく面白い

一気読みだった。
視点の違ういくつかの謎めいた話が提示され、それが一体どうつながっていくのか、なかなか見えてこない。
これぞまさに「謎が謎をよぶ」ストーリー展開。そのプロットの上手さで、一気に読まされてしまった。
物語の鍵となるのが「黄色いアサガオ」というネタとしての新鮮さも、謎の深さを高めていて、上手い。
このネタの興味の尽きなさと、ミステリ的物語としての面白さ、これはかなり満足度の高いミステリだと思う。

ただ個人的に残念なのは、登場人物があまり活き活きしてない、ちょっとステレオタイプな印象の人物像が多いこと。
それと、収束部分に少し雑な文章があること。ロジカルではあるのだが・・・。
そのせいか、読後の余韻というようなものが、少し損なわれてしまった感がある。
東野さんは『白夜行』や『容疑者xの献身』等、人物も個性的に活写され、読後の余韻も深い作品があるので・・・。
そこだけ惜しくて、☆1つマイナス。
でもストーリー(特に序盤から中盤にかけて)展開は、ほんと半端なく面白かった。
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No.6:
(4pt)

久しぶりの良作

直木賞をとってから粗製濫造の嫌いがあった東野圭吾。まぁ、出版もアイドル家業みたいなところがあるから仕方ないのだけれど、残念だった。しかし、本作は最後まで一気に読ませる。途中で何だそれと思わせる部分はほとんどない。50年前の凄惨な殺人事件と10年前の初恋。二つのプロローグがどうつながるのか。そして黄色いアサガオの謎。どうしても黄色い花であることに目がいくのだが、実はもっと重要な意味があった(アサガオで検索するとわかるので、知らない方は検索しない方がよいかもしれない)。すべてがちゃんと収束していくところはうまい。

しかし、ラストの謎解きには、不満がないでもない。アサガオをめぐる話で、横溝正史の作品をふと思い出してしまったからだ。昭和ならともかく、平成のいまどうだろうか。さらに原発問題まで絡めると、やりすぎな感じもする。ともあれ、それはささいな不満だし、著者のメッセージは理解できるし、共感される方も多いだろう。なかなかの良作だと思う。
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No.5:
(4pt)

自分に向き合う

「しっかりと 自分に向き合っていこうよ」
これが、作者がこの作品に込めた想いではないでしょうか。

題名の夢幻花の意味を調べて読むと、途中でストーリィ展開が想像しやすくなるかもしれませんが、調べなくても大丈夫ですよ。2つのプロローグ(事件と残された子ども 朝顔市で出会った少年少女)を傍らに置きながら読み進めるといいでしょう。すべての人が交差する点が見つかります。

ミステリーの形をとりながらも、そこに込められたテーマって何だろう。
そう思いながら読み進める楽しみがあります。この作品のテーマはエピローグで明らかになりますが、自分を取り巻く環境を理解したうえで、しっかりと自分と向き合っていこうよ。主人公の二人を通じて、そういうふうに語りかけていると思います。
夢幻花 (PHP文芸文庫)Amazon書評・レビュー:夢幻花 (PHP文芸文庫)より
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No.4:
(4pt)

多視点の展開と人間ドラマ、定番の面白さ!

読みやすい文章と筋立てで、一気に読みきってしまいました。
ストーリはー、この作品の主要な登場人物それぞれ、多視点で展開されます。

・秋山梨乃(大学生):温厚かつ研究熱心な祖父が何故殺されたのか。
・蒲生創太(大学院生):梨乃の祖父の殺人事件の解明に身を投じる「兄」の狙いは何なのか。
・早瀬刑事:梨乃の祖父の殺人事件の捜査そのもの、そして、警察上部の不穏な動きの理由は。
そして、これらの謎に、帯書きにある「黄色いアサガオ」がどう絡むのか。

この3人それぞれに、自分自身の目標・人生や、親子・兄弟関係を背景にした人間ドラマが組み込まれて、ストーリーに厚く、深くなっていきます(犯行の「動機」に人間ドラマを組み込んだ、「麒麟の翼」に近いストーリだと思いました)。
事件の被害者/犯人という「悲しみ」だけではなく、登場人物の将来を思い、読後には明るい気分になれると思います。
夢幻花 (PHP文芸文庫)Amazon書評・レビュー:夢幻花 (PHP文芸文庫)より
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No.3:
(5pt)

そうきたか!うなりまくりの一気読み

まずは、装丁がとても綺麗だなと印象に残り、購入してしまいました!

プロローグから一気に惹き込まれて、最後まで一気読み。

久々に次のページをめくるのが楽しみな一冊の本に出会えた感じです。

東野さんの作品は数冊しか読んでませんが、今回のも読み応え十分な一冊ではないでしょうか。

登場人物のその後の人生も読んでみたい気がします。続編の執筆にも期待したいです。

あと・・・朝顔の季節がとても待ち遠しくなりました。

きっと・・・探してしまいそうです、夢幻花。
夢幻花 (PHP文芸文庫)Amazon書評・レビュー:夢幻花 (PHP文芸文庫)より
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