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マドンナ・ヴェルデ
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マドンナ・ヴェルデの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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海堂版の「冷静と情熱のあいだ(江國香織・辻仁成)」といった趣で代理母出産をテーマに描いています。海堂さんの愛読者(ジーンワルツを読んだ人)にはお勧め。 ちょっと熟成が足りなかった感はありますが、ジーンワルツを読み返すなりして、後は読者の頭の中でいろいろ妄想を繰り広げれば良いのでは。 この本では代理母の仕組みの中で発生する「心」の問題を、妊娠中の代理母と生物上の父との間の手紙、生物学上の母との葛藤の中で浮かび上がらせるというプロットで描いています。 代理母の問題を2回書くとは、海堂さんにとって余程大きなイシューなのでしょう。 | ||||
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まだ今の日本では代理出産を容認する人の数が少ないのでは? 医師で作家といえば 昔は渡辺淳一さん、いまはこの海堂尊さんでしょうが いろいろ波紋を投げかける小説でした。 | ||||
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ストーリーとしては強引な点もありますが面白いです。 ただ母娘の話なのに、母娘のどちらにも女性が共感しにくいのではと感じます。とくに理想は立派なわりにやっていることが非常に独善的でエゴイスティックな娘の産婦人科・理恵に共感できる人がどれだけいるか。 55歳で代理母として双子を妊娠する母親みどりも、ステレオタイプのおばさんに個性を与えようと頑張ったのがあまり功を奏していない。妊娠経過も筋に関係しないせいか順調過ぎて何とも不思議。娘に子供を渡さないため娘婿を説得する論理も超合理主義者を納得させるものになっているとは思えず気持ちが悪い。 つまり女性に焦点を合わせているのに肝心の女性が描けていないのです。 初めに筋ありき、で、その筋立てそのものは魅力的だったが作者の人間洞察力と文章力は今一つという印象です。 読んで損をすることはありませんが、1500円を出して買ってまで読むとなると微妙です。 | ||||
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代理出産を引き受けたクールウィッチ曾根崎理恵の母親の視点で話が進む。 ジーンワルツで描き切れていなかった他の妊婦たちの一面が見え、医学のたまごにつながると言う意味では面白い試みの1冊。 しかし、この1冊単体では逆に説明が足りず、「?」で終わってしまう。 やはりジーンワルツとセットで読まないと面白みが分らないというのは「小説家」としての力量の問題か。 好きな作家なので全否定はしないが、読み応えという意味では今ひとつと言わざるを得ない。 | ||||
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