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りんご酒と嘆きの休暇
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りんご酒と嘆きの休暇の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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好き嫌いのハッキリ分かれる作品だと思います。 やはりこのシリーズはコージーミステリとは少し違うような・・・。 主人公が素人ではなくエリート警視なので、ノルマンディの魅力やおいしそうな料理をもってしても、コージー特有のほのぼの感はほとんど感じられません。 また、本作で詳しく書かれているノルマンディの森で行われる狩猟がかなり残酷で、特にウサギ狩りについての描写には胸が痛くなりました。 ヒロインのカプシーヌも作中で触れていますが、害のないウサギの小さな命が人間の娯楽として奪われることに本当に腹が立ちます。 加えてビーフ農場での牛の解体やホルモン注射の話も出てきて、心が折れました。 著者は狩猟や食肉農場について何か問題提起をしたかったのか、ただ単に作品に必要な事実として書いただけなのか分かりませんが、1作目2作目と動物について必要以上に残酷な記述があり、正直読むのがツラくなってきています。 今回いくつか並行して起こる事件の結末も、あまり勧善懲悪とはいかず、すっきりしない読後感が残りましたし、自らの判断ミスで部下を危険な目に遭わせるなど、カプシーヌの活躍も今ひとつです。 決して作品の水準が低いという訳ではないのですが、このシリーズは私には合わないようなので3作目は読まないかもしれません。 | ||||
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