■スポンサードリンク


りんご酒と嘆きの休暇



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
りんご酒と嘆きの休暇 (パリのグルメ捜査官)

りんご酒と嘆きの休暇の評価: 3.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

ノーブル&セレブ美女が警視。旦那が美食家。

主人公は貴族階級で若くて美女で警察官。前作で手柄を立てて警視に出世。旦那様は年上でおデブだけれど、国中に知られた美食の大家でグルメジャーナリスト。すごく金持ちで衣食住すべてが高級です。
警察での直属の部下は3人。ムキムキアマゾネスでけんかっぱやいイザベル、見た目が麗しく口がうまくオープンなゲイ・ダヴィド、荒事担当のアフリカ系大男モモ。みな、主人公をよき上司として信頼しております。
あと、フランスの諜報局?につとめているいとこのジャック。ここまでがレギュラーメンバーです。

このシリーズのよいところは、ちゃんと捜査して犯人を捕まえてるとこ。推理ってほどすごくないけど、犯人におそわれて初めて真犯人がわかるパターンじゃないのがいいかなと。素人探偵でなく警察なので、銃撃戦もあります。

しかしフランスって、思ったほど素敵なばかりの国じゃないと感じます。海外からの旅行者は軽く見られ、有色人種はよい職がなく差別を受ける。あと、女性にいやな態度をとる男性が多いんですかね?主人公ほどのセレブでも、身分いかんによらず男性に下に見られて嫌がらせ的なことをされます。
いやなことといえば、スポーツとしての狩猟。今作の大部分を占める狩猟は、フランスの田舎の名士たちの趣味のようです。プロの猟師が猟をするのは何とも思わないけれど、スポーツで銃で命をうばう、ってのは悪趣味かなぁと思います。

フランス人の主観で「フランスってこういう感じ」っていうのがちょっとわかるシリーズだと思います。ただし、セレブっプリが鼻につかなくもない。
りんご酒と嘆きの休暇 (パリのグルメ捜査官)Amazon書評・レビュー:りんご酒と嘆きの休暇 (パリのグルメ捜査官)より
4562060123

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!