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阪急電車
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阪急電車の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全303件 161~180 9/16ページ
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なんて事だ!初めて読んだ有川作品「海の底」に嵌り捲り、基本どおり空の中、塩の街、クジラの彼、ラブコメ今昔と読み進め、さて阪急電車である。う〜ん自衛隊が絡んでないのか、とりあえずパス。そして図書館シリーズ読破後、再び阪急電車?あっ貸し出し中か〜。(基本的に図書館読みです)そして新作(当時)3匹のおっさん予約。ちょっと間が開き次にキケンへ。有川さんちょとへばってきたか?シアターに到ってはこのまま尻つぼみ?(シアターに関しては何でなんで?2は素晴らしく、すぐさま1を再読した所あの今一だった1が面白い事面白い事)ここでやっとです。他に借りる当ても無く、渋々「阪急電車」を手に貸し出しカウンターへ。大失敗でした。なんと素敵なお話しなのでしょうか!どうしてもっと早く読まなかったか後悔しきりです。今まで私の中で一位だった海の底を押しのけぶっちぎりのトップですね。有川浩最高傑作ではないでしょうか?最初のカップルは普通ですが、おばあちゃんと孫が出現後俄然面白くなります。終点間際の各カップルのsexの表現なんか片腹痛い所が一点も無く、これ程楽しく可笑しく描ける作家は有川さんしか知りません。さてこのレビューを見てくれてる貴方!迷っていたなら断然読むべし!です。こんなにも自信を持ってお勧め出来る本はめったにありませんから---。 | ||||
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日常生活を過ごしながらに起きた小さな出来事がたくさん散らばっている小説。 心温まりながらも…号泣。 病気、動物や子供もの、恋愛もの…泣ける要素がいっぱいの小説は色々あるけど、日常的な人間味溢れるあったかさは、何より泣ける。 | ||||
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日常で電車を利用している人間にとって、話したことはないけど毎日顔を合わせる「知り合い」はたくさんいるのではないでしょうか。本書は片道わずか15分という阪急今津線を舞台にした人とのふれあいを舞台にした物語です。ひとつひとつ短編としても読めるのですが、全体として「知り合い」の輪がつながり物語をふくらませているところが非常に面白かったです。また最後に先日亡くなられた児玉清さんの解説も物語の余韻に浸ることができ、本書の良さを引き出していると思います。 日常のありふれた一面が物語になる、それを体現した良い作品だと感じます。 | ||||
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電車という空間で人間関係を繋いだ短編集。面白い試みですね。 読み口は軽いのですぐ読めちゃいますが日常の感情の機微が上手く表現されていて読んだあとはほんわり幸せな気分になれます。 なんかこんな雰囲気の小説あったなぁとおもったら劇団ひとりさんの「陰日向に咲く」でした(この話も好きです)。 映画見てみたいですね〜。 | ||||
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読み出しはおもしろかったです。しだいに作者がはしゃぐ感じがなんだか合わなくなりました。なぜこの本を読んでいるのだろうと思い。阪急電車を途中下車してしまいました。 | ||||
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映画を観るのが先だったが、映画は間違いなく今年前半の邦画の代表作。 後から読んだ本だが、映画は原作をほぼなぞりつつ、相違点がある。映画の方でふくらまされた話もあれば、逆に落とされた話もある。原作と映画が全く同じでなければならないとは思わないが、この落とされたカップルの話が他の話に劣らず素晴らしいので、映画を観た人にも原作を読むことを薦めたい。 映画では俳優の演技と台詞で、人が知らない人を救う善意と親切の連鎖と、公の場での傍若無人な振る舞いに対する鉄槌を活写していたが、本書は登場人物の心の揺れ、人の言葉によって広がる波紋を描ききっていて見事。 電場が磁場を作り、磁場が電場を作って電磁波(光)が進行するように、見知らぬ人と人の関係を築きながら走り、光が反射するように西宮北口で折り返す阪急今津線に着目したアイデアが秀抜だ。 この本の美点をすべて指摘する故・児玉清さんの解説が読めるのも嬉しい。 | ||||
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一駅ごとに小さなエピソードを入れながら、各キャラが代わる代わる主役になったり、脇役になったり。そして主人公の特に女性たちが皆かっこいい!一番のお気に入りは寝取られ女の翔子さん。寝とられた相手の結婚式に白装束で討ち入り。嫌がらせとは結構自分にもきつい物だろうに彼女のプライドがそこまでさせたのかと思う。そんな彼女が最後にいい相手と巡り会えるのかなと期待したが、さすがにそこまでご都合主義にしないところが有川節なのだろう.さらりと読めてほのぼのとし、モラルの大事さを教えてくれる良作。有川作品にしてはやや軽すぎるのが若干寂しい. | ||||
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たまたま文庫コーナー通ったときふと目に留まって、CM見てちょっと気になってたし勢いで買ってみた。 阪急今津線の宝塚駅から西宮北口駅までと、折り返して(半年後の)西宮北口駅から宝塚駅までの各駅、計十六の物語で構成された連作短編集。 それぞれが、ほっこり心温める物語になってます。電車って「いろんな人」を、「いろんな想い」を乗せて、毎日走ってるんやなぁと。ただの移動手段と思わず、移動時間利用して人間観察してみるんもオモロイかも!なんて思いました。 | ||||
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とっても大事な何かを、この本から思い出させてもらった感じがします。 日々の生活で、いつの間にか忘れていた大事な何か。 人それぞれ、”大事な何か”は違うと思いますが、 この本を読んで思い出してみませんか? | ||||
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非常に読みやすく約3時間で読破しました。 短編のようですが、1つ1つの話がうまく繋がり、 よくできていると思います。 重たい作品を読む気分でない時に、 軽いタッチでほのぼのとした恋愛話を読みたい人に おススメです。後に残る作品ではありません。 | ||||
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電車という都市生活で最も身近な場所で起きる、ごくありふれた出来事や会話と、車内に現れた純白のウェディングドレス姿の女性という、 突飛なシチュエーションを織り交ぜながら、人の幸せについて考えさせる小説です。 もともとは赤の他人だった登場人物たちが、阪急電車の中で少しずつ関わりながら、物語が進んでいくのが、読んでいて楽しかったです。 作者は身勝手な人、わがままな人、あつかましい人に厳しく、自分の世界を大切に持ちつつ、見ず知らずの他人にも心を配る人に暖かい目を向けています。 電車の中でのささやかな会話を通じて、登場人物たちが人生のとっかかりを掴み、一歩を踏み出して行くことに、心癒されました。 映画を見ているような物語展開なので、映画化されるのも、もっともですね。 | ||||
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面白い・・ 一駅ずつ読んでいこうと思って買ったのですが、つい全線を一気に往復してしまいました。 今津線に乗って宝塚に行きたくなりますね、鳥居を見て・図書館で本を借りて・宝塚ホテルのランチを横目で見て・そうそうたこ焼きも食べなければ・・・・と反応してしまいますね。 登場人物の一人一人は、深く描いていませんが 物語と沿線風景と車内が上手く切り取られていてとても楽しかったです。 映画が始まる前に読んで、配役を想像したり突っ込みを入れたりしたかったです。 映画の配役は、とても当たっています・・宮本信子さん、中谷美紀さん、などなどつい顔が浮んできます。 映画を見る前に読むか、読んでから見るか^^ですが、私は読んでから見た方楽しいと思います。何故って?自分なりに「イメ−ジ」を膨らませて楽しんでから、映画で違う味わいを感じた方が二度楽しいですよ、、きっと・・・ 会話の突っ込みがとても効いています、電車に乗るとつい車内を見渡してカップルに聞き耳をたてたりしてしまうのが怖いですね・・ | ||||
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片道、15分の奇跡って・・・いえいえいえ・・・・ とってもじゃないけど、そんな短い乗車時間にこんなにたくさんの人生ストーリーは無理無理。「無理だがや〜!!」 と思う軽さを残しつつ、それぞれのストーリーはとても濃密で、どこかで経験してきたような、げーーっそりした人間関係。 電車の中で見かけたキョウレツな光景にナニカを思い、おせっかい心やハプニングから、ちょっとづつそれぞれの人生観が交わっていく。 そこで交わされた言葉は、思いのほか、適切で、優しかった。 経験してきたからこそ、注ぐことができる温かな共感というものが、優しく、力を秘めた助言と共に魅力的に描かれていて、 要約すると、「世代を超えて経験がモノを言ってる。」そんな様子でした。 詰まってた毛穴からプスッと息が抜けるような感覚がした後に、「うん」と大きくうなずいて、自分を前向きにとらえられるようなお話です。 | ||||
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「価値観の違う奴とは、辛いと思えるうちに離れといたほうがええねん。無理に合わせて一緒におったら、自分もそっち側の価値観に慣れてしまうから」 この言葉がかなり心に響きました 心当たりがある方もいるのではないでしょうか 自分は価値観が合わない人と付き合っていき、最終的には関係が破綻してしまうことが多いので、すごい共感しました この言葉は私の人生の指針にしています 作品も非常に出来が良く、買って本当によかったです | ||||
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くすっと笑えて、一つの章が終わるたび、ほっこり幸せな気持ちになれます。 今を生きている全ての方に、特に女性におすすめしたいです。 | ||||
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片道15分という阪急今津線を舞台にしたオムニバス形式の短編集。阪急今津線は、宝塚〜西宮北口の間に8駅。その1往復を16話で描写し、それぞれのストーリは、それぞれの登場人物が交差して進んで行きます。 電車の中で偶然乗り合わせた人たちの触れあいと心温まるストーリー。その人間の繋がりは、東京ではあり得ませんが、ひょっとすると、人情が厚い関西のこのあたりならば、あるかも知れません。 裏切られた元恋人の結婚式に、ウェディングドレスさながらの純白のドレスで出席するという復讐劇のシーンから始まる物語は、清々しい恋の始まり、痛々しい愛の終わり、人間関係の悩みなど、多様なシーンへとつながります。そして、それぞれは、読者が願った通りの展開になっていきます。 そういう意味で、物語としてはストレートすぎて物足りない部分もあるかも知れませんが、一方で安心感もあります。作者の読みやすい文章も相まって、非常にすんなりと読み終えてしまう作品です。 来月には、同原作の映画も中谷美紀さんが主演で封切りされます。どのように映像化されるか、楽しみでもあります。 私自身、今津線には数回しか乗ってはいませんが、こと阪急電鉄については、沿線に5年ほど住んでいたこともあり、いろいろな意味で思い出深い電車。阪急マルーンと呼ばれる焦げ茶色のボディーカラーを思い出します。そういう事で、とても印象に残る一冊になりました。 作家の有川浩さんは、元来はライトノベル作家。当初は敬遠していましたが、この作品をきっかけとして彼女の作品を手に取るようになってます。 | ||||
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文章の書き方がとっても面白い(^O^) 読み出したら先が気になって仕方ない!! とっても笑顔になる思わずにやけてしまいます(笑) こんな恋してみたいな(≧∇≦) | ||||
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電車の中で起こる人間交差の話し。 一駅目までに男女が出会い、 次の駅に着くまでにはそれを見ていたOLの話で、 その次はその女性を見ていた孫とおばあちゃん。と、 車内の人たちを語り次ぎながら、 ちょっとしたことで、人生の転機をむかえていく様が面白い。 折り返し後は、知りたいその後がわかりスッキリとしてくれる。 見ず知らずの他人に話しかけたり、アドバイスしたり、 首都圏の電車では考えられないけど、関西圏ではありなんですね。 (一度吉本の楽屋かと思うような車両に乗ってしまいビックリした事があります) 女目線の等身大の女達がいいです。 暴力男はよく見るタイプですが、それ以外は理想的すぎて、、、 女子高生に据え膳されて食べないなんて絶滅危惧種でしょう(笑) 女性がこんな男性像を求めているという良い見本ですね。 でもとても面白く、和書の中ではかなりお気に入り度の高い一冊です。 | ||||
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小学生時分なのでいまからン十年も前になってしまいますが、甲東園に住んでいました。 親の転勤に伴い小学校の高学年を過ごす事になり、転校当初に「ドッチボールにヨせてやってもエエでー」と声を掛けて貰って友達になることができました。小説では甲東園の町並みにはあまり触れられていませんが、暖かい想い出で一杯です。 もう何年も離れてしまっていますが、映画化では当然沿線で撮影されていることでしょうから映像を楽しみにしています。 | ||||
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実際に走っている『阪急電車』を モチーフにしたお話です 片道15分のローカル線で起きる小さなお話が 数珠つなぎになっています 一話が15ページ程度なので、サクッと読めますし ひとつひとつのお話が、ほっこりとするような 暖かいエピソードばかりでとても癒されます エピソードが微妙につながっているのも面白いです 映画化に備えて手にとって見たのですが こんなに優しい本だとは思いませんでした | ||||
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