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阪急電車
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阪急電車の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全303件 121~140 7/16ページ
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想像していた以上に完成度が高くて、よかった。 往路と復路で完結するのがまたよく、たびたびほろっと。 実は、勝手に男性だっと持っていたのだけど、女性とわかり、 細かい描写にものすごく納得させられた理由が分かった気がした。 すべての人物に好感が持て、対応にも素直に納得できて 気持ちのいい小説。これでいいんだよね。 映画もみてみよう。 ほんとに、うまい。 | ||||
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孫思いのおばあちゃん、婚約者に寝取られたOL、DVに悩まされる女子大生、PTA付き合いに悩む母親、地方出身で友人と馴染めずにいる女子大生。5人の女性たちが阪急電車を舞台に優しさのバトンを渡していく物語。きっと心が温まります。 | ||||
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人間ウォッチングが素晴らしい。 沿線の情景模写やいかにもありそうな男と女の出会いなど 親近感抜群! | ||||
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小説って、横糸と縦糸がうまい具合に織り込まれて、 一つの物語として紡がれますよね。 この本、評判通りスゴイです。 物理的な横糸(鉄道)に無形の横糸(人間のつながり)を うまく乗せて、駅ごとのパッチワークを織り込み、 最後にできあがったものは、ほっこり、さわやかな 出来栄え。 まさに巧みの仕事。 そんな気がいたします。 出会いに感謝! | ||||
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本書は、いくつかの短編小説が阪急電車沿線という空間上で上手に組み合わされ構成している。沿線各駅にはそれぞれ特徴があり、様々な形で登場人物の内面を鏡面のように照らし出す。小説を楽しみながら阪急沿線小旅行もできる本書は、とってもリーズナブルだと思う。 | ||||
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図書館戦争シリーズで筆者にハマり、文庫版で出ているものをすべて揃えました。 特にこの本は、最初の印象は地味だったけれど、読み進めていくうちに普通の人たちの悲喜こもごもにのめり込んでいきました。 どの登場人物も最後はホッコリとした小さな幸せを手にしていて、とても気持ちいい読後です。 | ||||
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物語にいきなり登場する、 微笑ましい青春カップルの姿の初々しさには、 こちらの方が照れてしまうほどです。 しかしまぁ世間にはいろんな人間がいるわけで、 そういった日常起っているであろう小さな諍いや、 あるいは激励や感謝の姿を物語として見事に掬いあげています。 それぞれの登場人物や物語を、 駅ごとに繋げていく手法は読んでいてすごく面白かったし、 小さな出会いが人生の運命を変えてしまう設定に ホロリとさせられました。 | ||||
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阪急電車には乗ったことも見たことも有りませんが何だか乗ってみたくなるような下車して近辺を散策したくなるような気になってきます、電車内のおばちゃん達の事が大げさに書かれて居ましたが関西人はそんなことしそうって勝手に妄想したりしてね....... | ||||
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短編小説ということもあり、非常に読みやすかったです。 人とのつながりの大切さを教えてくれる作品です。 本編では阪急電車内での「ちょっとしたやさしさ」が次々に連鎖して他の人を幸せにしていきます。 私の人生を振り返ると多くの人に助けられてきて今の自分があります。 私も鎖の一部として次の連鎖を生めるように、人にやさしくしていきたい。 このように自然に思える作品でした。 感動しました。おすすめです。 | ||||
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Make 大垣2012に出展のため,朝,JR中央線の春日井駅から,JR東海道線を乗り継いで大垣まで来ました。昨日,大垣から春日井までの電車の中で「阪急電車」を読み始めました。 最初は「阪急電鉄」だと思っていました。あ,「桃太郎電鉄」じゃないんだ。とぼけてみました。 稲沢操車場の手前(名古屋寄り)に,三脚に写真機をつけた人々がわらわらといました。 撮り鉄だということは分かったのですが,何を取ろうとしているのかは分かりませんでした。 揖斐川を過ぎたところにも2人くらい撮り鉄らしい方々がおみえでした。 普段は気にしていませんが,facebookで,知り合いの方が撮り鉄だということを知りました。何気なく電車の窓から外を見ていました。 というか,「阪急電車」 を読んでいるところだったので,目が自然に車窓に向いたのかもしれません。 阪急電車のすごいところは,各駅の説明を,行きだけでなく, 「そして,折り返し」 と逆向きにまた一駅毎,物語があるというところです。 とかく,一面的な物の見方しかできない人が多いと言われる昨今, 一面的な者の味方しかできない人ではない人が,世間にいる事を知らしめる物語かもしれません。 電車の話題でここまで書けるなんて,有川浩はすごいかも。 | ||||
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とにかく「上手い!」の一言に尽きます。 さまざまな人間模様を、わずかなニアミスを接点にして組み合わせるその技術の「手練れっぷり」に感心しきりです。 それに何より、メインキャラクターの面々が凛としてかっこいい。いや、関西が舞台だから「かっこええ」って感じ。 とにかく読んで損のない、読後感最高の一冊です。 | ||||
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映画が良かったので、原作も手にしました。 原作に忠実に映画化されていたようで、映画が楽しめた方はこちらも楽しめると思います。 原作にしか登場しない一組のカップルのエピソードもあるので、むしろ映画よりこちらをお勧めします。 そのエピソードが何気に良かったりするので。 | ||||
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日常何気なく乗り降りしてる公共の交通機関、そこは公共というだけあっていろんな人々が乗り降りしている。 時間帯によっても様々だ。 朝は勤め先へと急ぐサラリーマンやOL,学校でこれから勉学に励む(であろう)高校生や大学生。 昼は、朝の忙しい一仕事を終え買い物あるいはランチに出る主婦、もしくは私のように失業してはからずも暇と時間を持てあまさざるおえなくなったおっさん(笑)。 夜は夜で残業で疲れたきった中年のサラリーマンがいるとおもえば、合コンやコンパで盛り上がって朝以上にパワーを増したと思える若年者集団。 日常の光景といえば確かにそのとおりだが、朝急いで会社へ行くサラリーマンは仕事上で難しい案件を抱えてるかもしれないし、OLはもしかしたら結婚と仕事の狭間で悩んでいるかもしれない。 鞄を抱えた女子高学生はもしかしたら受験で悩んでるかもしれないし、大学生はこの就職難の時代の中、就活で頭がいっぱいかもしれない。 朝、ひと仕事終え買い物やランチへと出てきた主婦たちは、楽しくしゃべりながらも頭では今夜の夕食のこと考えてると同時に、人には言えない子供や旦那との間の問題に悩んでるかもしれない。 残業で疲れて中年サラリーマンは明日の仕事のこと考えてるかもしれないし、世代の離れた若い部下の扱いに苦しんでるかもしれない。 公共交通機関と呼ばれる乗り物たちではそういったいろいろな人生が交差する場となっている。 この作品は、電車という一公共機関の中という空間で、それぞれの人生や思いを背負って乗っている乗客たちが、同乗した客からかけられた言葉、たまたま耳に挟んだ会話、目に飛び込んでくる車内外の風景や人々の姿、それらをを介して 互いの人生ふれ合わせ思いが交差様を流れるように自然に、それでありながら印象強く描いている。 白いドレスを着て元彼と同僚の披露宴に行った「討ち入り」女性,彼氏のDVに苦しむ女子大生,社会人5年目の本好きの男性、重たい国際的ネズミのキャンバス地のバッグを持った女子大生、老婦人と孫と思われる女の子の二人連れ、恋人同士とおぼしき若い二人連れ、わいわいと騒ぐ女子高生のグループ、ブランドもののバックを持ったおばさんの集団、ホームで電車を待つ小学生・・・、 その一人ひとりの人生が宝塚線の電車というキャンパスの上で少しづつ交差しほのぼのとした暖かさを紡ぎ出していく。 この作品を読むかぎり、舞台となっている宝塚線のは私の印象では極端に人の多い幹線でなく、そうかといってほとんど人が乗ってないような超ローカル線でないのもないように感じる。 人が多すぎて物理的隙間が乏しければ誰が何を話してるかどういう行動をとってるかなんて聞けもしないし見えもしない、それどころかこちらの方に見聞きする余裕もない。 逆に人がいなければ当然のことながら関わり合いは極端に少なくなる。 朝夕多少の雑踏はあるかもしれないが少し声を出せば誰かに届く、少し首を振れば車内を見渡すことが出来る。 作品のキャンパスとなっている宝塚線の持つこのような絶妙の空間と人と人距離感こそがこの作品の重要な要素であり作品に独特の「匂い」を与える要素となっているように思う。 長々と書いてきたが、兎にも角にも乗客一人ひとりの感情がごく自然にごくごく一般的な日常の様な感じで描かれているが、 それでいて心にどっしりと残るものがある、そういう作品だと私は読んでいて感じた次第です。 | ||||
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イイですわ〜!面白い! いろんな人の人生の断片を見せてもらって 感動したり、主人公と一緒にワクワクしたりしてます どのエピソードも何かしら自分に得るものがあると感じました | ||||
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初めから終わりまで和やかな空気に包まれた小説です。登場人物のエピソードが重なり合いながら織り成す物語は正義感と慈愛が骨格となっていて、読後感は非常にほっこりします。 | ||||
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一気に読みたいけど、終わってほしくないからゆっくり読みたい・・・そんな作品です。ほっこりいい気分になりました。 | ||||
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各駅ごとのエピソードを繋げていく短編集。 実際に電車に乗りながら読めばもっと楽しかったかもと思わせる。 旅情とはまた違う。人情でしょうか。 個人的には、花嫁になるはずだった女性のエピソードが感情移入度が強く、涙してしまいました。 女性の描かれ方が、気高い。 | ||||
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阪急今津線8つの駅を舞台にした連作短編集。解説にもあるように電車は時々 刻々新たな物語を生み出す絶好の密室でもあり源泉だというように全編に車内 の状況、車窓からの風景、各駅の雰囲気、ユニークな登場人物をわかりやすく、 そして面白く描いてる。筆者はきっと綿密な調査をしたうえでこの本書を作り 上げたことが理解できる。まさに乗客の1人となった思いになれる作品である。 | ||||
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この電車に乗ったことある人は、なつかしさを感じると思います。 それぞれ味を持ったストーリーが交差しながら、それぞれに決着をつけていくような 展開がおもしろいのと、それぞれのキャラがよくて読んでいて納得してしまいます。 有川作品は常に人ありきのところが好きです。 | ||||
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映画を見た後に原作本を手にしました。 映画の背景を思い出しながら、素直に読めます 映画の出来もいいと思いましたし、ローカル線で起きる人々の心を映し出した作品は、活字としてみてもうまいと思います 時間のあるときにまた読み返します | ||||
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