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阪急電車
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阪急電車の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 21~40 2/3ページ
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学生時代に阪急電車を利用していたので、 題名に惹かれて買ってしまいました。 ところが内容にはがっかりしました。 ストーリー展開はありきたり、文章表現も下手。 情景描写はほとんどなく、文学性は皆無。 漫画を活字化したものか、あるいはつまらないドラマの脚本を 読んでいるかのようでした。 この作家の作品はもう読まないと思います。 「ほのぼの」や「心温まる」とのレビューが多いですが、 もっと多くの文学作品に接して欲しいと思います。 | ||||
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小説に出てくる人物がすべて大根役者にみえる。しかも、自分でも演じていることに気付いていない分、たちが悪い。何かに「なりきっている」痛い人達ばかりが出てきて、まともな奴はいないんか?と感じてしまう。 人物が多い割りに個性がなく、区別がつかない。 出会いがひたすら不自然で舞台を電車にした意図がわからない。 とにかく軽く、随所に無理矢理「いい話」を挿入しているため、説教くさくてウンザリする。 よい小説は、自ずと読者に「気づかせる」。この小説は、全面的に説明している。 売れている作家なので読んでみたけど、もう二度と読むことはないだろう。 唯一いい点は、文体が平易で読みやすいところ。中学生の読書感想文にオススメ。 | ||||
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ほかの人も書いてたけど、第一印象は悪い意味で「女流作家の書く作品」という印象。 現実を舞台にしたリアリティのない夢物語。 話がスムーズに行き過ぎる。 だから、心のざらつき感がない。ぐっとこない。 男性キャラの心理描写が男性目線では受け入れられない箇所が多い。 女が想像する男の気持ちレベル。クオリティは作家といえるレベルではない。 出てくる女性キャラの性格がどれもかぶっていて、途中からよくわからなくなる。 あるときは説教したり、あるときは説教されてみたり。 年齢に少しずつ差があるだけでみんな同じじゃんって。 中盤から話がかなりだるくなる。 まるで道徳の教科書のような通俗的なネタ、セリフ、心理描写ばかり。 いくつかのカップルが初セックスに臨むシーンが描写されている。これはいるの? 加えて、バブル後の90年代中盤の大学生活(たぶん作者がそうなんだろう)の延長線のような人物、舞台設定オンパレード。きっと作者自身にとって実際のグローリーデイズなんだろうけど(伊坂にもこの傾向あるよね)、同じ年代の人間が読んでも「あの頃はよかったねなんて思い出話はもう結構」といいたくなる。 読み終えたら3日もせずに全部忘れてしまいそう。 ラノベと思って読めばこれだけ文句は出ないのかもね。 結論、この作家の作品はもう読まない。 | ||||
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ある沿線を走る電車で起こる人間模様を駅ごとに短編で書く手法は面白かったです。 ただ、いかんせんあまりにリアリティのない主人公達には全く共感できずむしろ鼻白みました。 小説と言うより漫画のような軽い読み物なので短距離移動のお供には良いかもしれません。 | ||||
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実際、カバンを放り投げて席をぶんどる人が存在するのでしょうか?恋人同士の痴話げんかにいちいち口をはさむ老人がこの世に何人いるのか? 電車という公共の場所でおこるあまりにも不自然な出来事に物語のリアリティーが全く感じられない。実際の電車はほとんどの人が他人には無関心ではないでしょうか。登場人物が物語進行の主要なファクターになってますが、心理描写や比喩表現に作家の技術がいかさられておらず、 立体感が欠如した脚本を読んでいるような展開でがっかりしました。何故これほどまでに評価が高いのか?? | ||||
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正直、何故こんなに好評価なのかワカラナイです。 わざとらしい会話、自分に都合のいい解釈、リアリティの無さ…。 男女の会話は、あまりにもわざとらしくて 読んでるこちらが恥ずかしくなったぐらいです。 なんか全体的に偽善的なものを感じました。 | ||||
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幼い頃、阪急沿線に育ったので、カバーをみて郷愁に誘われて、ついつい買ってしまいました。奥書に「装丁者 高橋雅之」とあります。この方はいいセンスしていると思います。ついつい読んでしまいましたが、読まずにきれいなままずっと書棚に飾っておけばよかったです。そんな内容の本です。装丁者に☆5つ | ||||
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皆さんとても好意的な意見なので、普段レビューなど全く書かないのですがあえて感想を。 映画化される話題作なので、読んでみました。 平易な文章で読みやすく、すぐに完読できましたが、読後感はモヤッっとしたものでした。 以下あくまで個人的感想です。ファンの方はお気を悪くなさらないでください。 軽い。登場人物にリアリティや親近感を感じませんでした。 奪略婚された女も、本当に美人でいい女なら、いくら悔しくてもそんなことしないでしょう。 すれば相手の女とその周囲に、私は悔しいのよ!とアピールするようなものだと思うのですが。 奪略した女の方もまた、それだけしたたかに事が成せる度量があるのであれば、 自分の結婚式に声を荒げて怒ったりせず、不美人だろうが勝利の笑みを浮かべているんじゃないのかと。実際勝利者なのですし。 図書館カップルも何とも薄気味悪く、唯一リアリティを感じる関学カップルも、 あーいるいる、こういう田舎くさいおたくっぽいカップル・・・と感じてしまう。 良く知らないのですが、作者さんは関学出身で、自分の思い出とか入れ込んで書いてるんじゃないの?と思ったり。 関学をエリート校と持ち上げるところもなぁ。私も関学は好きですが。 他、マナーに関することも、なんとも偽善的な臭いのする表現だし、ひねくれ者の私にはダメでした。 最後の内輪受けのあとがきに関しては、読むことが出来ませんでした。ファン以外にはきついのではないでしょうか。 こんな感想持つのはひねくれた自分だけ?とも思いましたが、家族もうーーーん・・・と、無言で途中で読むのを止めていました。 言いたい放題ですが、本心です。作家さんの人気度や、装丁や表題で、もうちょっと重みのある人間模様があるのかと期待しすぎでした。 | ||||
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好きな小説家を増やそうと思い、「そういえばあの人の短編おもしろかった」と あるオムニバス集に参加されていた作家さんの作品を買ったつもりが、確認不足… 急いでいたせいもあり、作家さんを間違えていました。 有川さんの短編も読ませて頂いたことがありますが、正直、文体や主人公が苦手で、もう読まないだろうと思っていました。 しかし買ってしまったものは「読まなきゃもったいない」と、読んでみました。 が、 内容が薄い… 登場人物が皆してわざとらしい… 小説だからそれでいいのかもしれませんが、なんだかもう少しリアリティがあっても良さそうに感じました。 電車をよく利用している身からすると、えぇ〜…と思ってしまうところが多々。 せっかくタイトルもお洒落で、場面設定は良いだけに、 もっと素敵な表現、人物設定が出来なかったのかな…と残念。 一言で表すと、 「しらけました」。 ただ、ライトな作品を好まれる方には良いかもしれません。 私はこの作家さんの作品にでてくる女性たちが苦手なのですが、 男性には好まれるタイプの女性たちではあるような気がします。 長々と失礼いたしました。 今度はしっかり確認して買います。 | ||||
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「フリーター、家を買う」のドラマが好きだったので、 同じ作家さんの本も読んでみようと思い購入。 大きく二部に分かれていることを目次で知って、 「あっ!この後半部分ですべての物語が繋がって面白くなるのかな」と思い わくわくしながら読み始めました。 しかし、それはただの思いこみでした。 ただ、日常の恋物語やいい話がつらつらと書かれているだけで、 ドキドキとかハラハラとか、感情の起伏もなくあっという間に読み終わってしまいました。 短編小説をつなぎ合わせたオムニバスが、この「阪急電車」でした。 でも、全体的にほのぼのとする話なのかなー。 こういう小説を好きな方もいるとは思います。 | ||||
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初の有川作品でしたが、他のも読みたくなるような小説ではありませんでした。。 読者によっては、”味”と感じる方もいるかもしれませんが、 どこか地に足の着いていないセリフと表現が、、、こそばゆい感じ。 なんか小学生向けの道徳の教科書を読んでるような、 生々しさが全く削ぎ落とされた、綺麗なお話でした。 基本的にオムニバス形式となっており、 登場人物が同じ車両に乗り合わせ、少しずつオーバーラップしながら、 電車の中での出来事が進んでいく。 舞台が狭く、公共交通機関内。ある程度の展開しか期待できないが、 主要キャラクターも似たもの同士であり、面白みがなかった。 この”軽さ”が売りなのかもしれないが、 しかし、軽くし過ぎて、記憶にも残らない小説では残念。 人々がすれ違いながら進むお話自体は結構好きなので、星2。 | ||||
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関西とは全く縁がないので阪急電車自体を知らないのですが映画化という事で一読。 感想は「これ別にJRでも何でも良くないか?」 話自体はよくある短編小説です。以上。 | ||||
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他の人のレビューで「キリスト教教会とシスターが書かれていない」というのがありましたが、まさにその通り。 今津線にしょっちゅう乗っていれば、某カトリック系女子校の生徒たちとシスター率の高さに気づくはず。 筆者は、今津線には縁はなく、小林駅と宝塚ホテルをよく知っているだけの人なのか。 それでも、浴室で半身浴をしながら読むには最適の本で、読みやすいのはよかったのですが、終りのほうがいただけなかった。 電車内のおばさん軍団に対し、「香水はワンプッシュで十分ですよ」と登場人物の一人が啖呵を切る所。こんな誰でも知っているようなことを「どうだ」とばかりに言って相手を「ぎゃふんと言わせる」なんてありえない。ここで、筆者は団塊世代あたりの男性かとも誤解してしまった。 今津線の駅名にひかれて買いましたが、心に残る作品にはなりませんでした。 | ||||
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女性作家さんなんですねぇ。 初めて読みましたぁ。 とにかく、この本にでてくる登場人物は死ぬほどウザい上に気持ち悪い。 彼等は電車の中で他人にいきなり話しかけ、忠告したり、仲良くなったり、恋人になったり…。 ん?いい話なのか? いやいやいや、普通、話かけねーだろ…。忠告しねーだろ(する人はするか)。仲良くなんねーだろ。恋人に…(おいおい)。 小説だから!という事なら、まぁ仕方ない。 しかし、この小説、小説でありながら全くドラマが展開しない。 その場限りのラジオの素人投稿コーナーの「ちょっと電車であったいい話〜」的なストーリーが16回、何の関係性もなく語られるだけだ。 フィクション的なドラマ展開もなく、完全にリアルでもない世界観と人間観にはとにかくイライラさせられる(俺だけ?) 無理やり、つながりのない話を関係性があるように見せているところはもしかしたらこの作家の技量なのかもしれないが。 伊坂幸太郎の『フィッシュストーリー』ばりに無理のあるつなぎは、もはや神がかっているとさえいえる。 特に、後半は酷い。 もはや電車とか駅とか関係なくなっている。 電車に乗っている時の回想話って…。 もう電車関係ないやんけ! どう考えても後半は前半の伏線を回収するべきだった。 つまり、前半の主人公の話にでてきた人物の一人称で同じ話を語りなおさせれがよかったのだ。 図書館での恋話なら前半が男側、後半は女側。 DVな大学生カップルの話なら前半が女側、後半は男側ってなかんじで。 前半も後半も語り手が同じ…。だったら折り返しの意味ないじゃん! そして、最大に問題なのがこの小説の登場人物は誰一人として成長しないことだ。 この小説の主人公達は決して自分の考え、行動が間違っているなんて微塵も思わない。 自分が悪いのではなく、私を嫌な気持ちにさせる相手に原因があると確信している。 そして、そんな彼らに他の登場人物達は「そうだ、あなたは正しい」と背を押すだけだ。 「自分は正しい」と言い続ける人を他人は好きにはならない。 恋愛は法律ではないし、正しいか正しくないかは関係ないからだ。(詳しくは『結婚失格』の町山解説を読むべし) 非常識で暴力的な彼氏だっていい面はたくさんあったはずだ。 電車の中で偶然であったババアに「つまらない男ね。別れなさいな」と言われるだけの存在ではなかったはずだ。 被害者意識だけを持ち合わせた登場人物は、理想的な彼氏・彼女に出会おうと必死だ。 確かにこの小説の中では奇跡としか言えないような(?)出来事が起こりカップルになった奴らもいるが…。 断言してもいい。 お前らに理想の相手は現れない。 「自分は正しくないかもしれない」そう思うところから始めてはどうだろうか? | ||||
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映画になるし、今話題なので購入しました。 有川浩さんも初めてです。 阪急電車を舞台に、様々な人物が折り重なるのですが、 話にまとまりがあるようで、ないようで..... 出てくる女性は、皮肉めいた発言が多いし、 女性の嫌な面ばかりが目だっていました。 それが女性作家の鋭い視点と言われる方もいると思いますが、 あまり気持ち良いものではありませんでした。 | ||||
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全てのエピソードに深みや新鮮さを感じなかったが、若い恋愛の描き方はさわやかだった。 申し訳ないがすぐに忘れてしまう類の小説。 | ||||
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映画化というので読んでみました。 あまり読み応えが無いというか、暇つぶしに電車の中で読むには良いかもしれません。 でも、私は阪急電車を知っているだけに、阪急電車の中では読みたくありません。 登場人物やその言葉遣いも違和感だらけ。 実際にある電車だけに、もう少し調査したほうが良かったのではないでしょうか。 映画化も微妙な気分になります。 もし、この本を購入されるのであれば、文庫で十分。 -あとがき- この電車は回送になりますのでご乗車になれません。 …ハイ。乗った私が悪かったです。 なんか、後味が悪い…。 | ||||
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それぞれの人物についての話がどれもこれも どこかで読んだことのあるようなものばかりで、がっかりしました。 真新しさは全く無いです。 平凡な日常を描いたといえばそれでいいのかもしれないけど、 かと言ってリアリティーも無く、なんというか、作りもの感が強いというか。 はじめてこの人の作品を読んだ私としては物足りなかったです。 阪急電車に乗ったことは無いのですが、特に表現が上手いとも思えず、 あまりイメージも湧きませんでした。 とは言え読みやすくすっきり終わるので、さらっと軽い本読みたい時に。 | ||||
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中身はあっけなかった。 何処かで 読んだことがあるような内容。 話がリンクしているのも想像の範疇。 本を読みつけている人には 物足りない内容だと思う。 ショートドラマで映像にした方が 手っ取り早いような。 ティーン世代が読書入門で入るなら 良いのではないかな。 と思える内容だった。 | ||||
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つまらなくは、ない。 思わず顔の緩んでしまうようなほほ笑ましいエピソード、 その場を強烈にイメージさせるような一瞬を鋭くとらえた描写、 たしかに最後まで一気に読ませる魅力はある。 しかしこの、あまりにも女性に都合が良すぎる世界観はなんとかならんものだろうか。 実は当初、筆者は男性だと思いこんで読み始めたのだけれど、 西宮市にさしかかる頃から違和感が大きくなりはじめ、 北口に着く頃にはすっかり「いかにも女性が書いた本だな」と興ざめしてしまった。 ひたすら男性よりも女性が強い人物描写だけならまだ良し。 しかしふつう、男はあんなに打算なく女性を大事に扱いはしないし、 見え隠れする「女の自尊心」ってやつにそう鈍感でも寛容でもない。 折り返し以降でこのむず痒さをひっくり返すに至らなかった点はただただ残念。 | ||||
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