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暗黒童話
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暗黒童話の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全59件 1~20 1/3ページ
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初期の乙一が書いたのだから当然と言えば当然ですが,らしさがあります. グロテスクなシナリオがあるも,独特の視点と切り口で気持ち悪さがなく,思わず考えさせられるような面白さがあります. 情景描写が自然でスッと頭に風景が浮かんでくるのはこの作家の特徴の一つでしょう. 暗黒童話でも場面場面で絵が頭を駆け抜けて何故かノスタルジックさを感じてしまいます. | ||||
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非常に面白いがグロテスクな描写が多く、人には勧めづらい。 | ||||
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前回読んでから随分とたち、また読みたくなったので購入しました。2回目でも新鮮な気持ちで読むことができました。今の自分は主人公より弱いのだろうか?と自問しながら読み終えました。辛いときに頑張れる勇気をくれる本です。読み終わった後の切ない感じは乙一ならではですね。 | ||||
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乙一作品ほとんど全部読みましたが、 暗黒童話オススメです。 小説にこんなにも引き込まれるかと思う程でした。 続きが気になり夜更かしし読んでしまいました! | ||||
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暗黒童話とタイトル通りの作品。 サイコパス目線と主人公目線で話しが 切り替わり、時系列がおかしい?と違和感を持ちながら読んでましたが。 終盤になるにつれて解けてきます。 最後は主人公の関係等もスッキリした感じで終わりました。 | ||||
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部下に乙一を勧められ買った一冊。グロい部分もあるけど面白かった!内容もよく考えられていて長編と言う割にあっと言う間に読み進めるほど。湊かなえ好きな自分も満足する一冊だった。 | ||||
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次が気になりすぎて、ついつい夜更かしをしてしまいます。 ぜひ、読んでみてください! | ||||
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間違いなく暗黒の世界にいざなってくれます。左目と共に記憶を失い、提供者から眼球の移植を受けた少女が経験した左目の記憶の白昼夢。その記憶を頼りに訪れた町で、彼女はある決意を固めます。グロい描写と魔の手が伸びる恐怖にドキドキしながらもページをめくる手が熱を帯びてくる。おぞましくも悲しくもあり、寂しさも覚えながら、でも彼女の勇気に感動するんですよね。デビュー間もない頃の作品とは思えないほどの才能を感じました。 | ||||
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夜、子どもが寝てから読み始めました。 「ここでやめよう」と思いながらも先が気になってしまい、「あと1ページ」が2ページになり、一睡もせずに読み続け、結局全て読んでしまいました。 朝6時…起きる時間(笑) この作家さんはあまり難しい言葉を使わないので、スラスラとストレスなく読めて楽しいです。 | ||||
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始めのカラスの話から最後の話までつながりがあり、何度も読みたくなります | ||||
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巻数が増していくにつれて徐々に薄味になっていく作品が多い中、 変わらず面白さを提供してくれる素晴らしい作品です。 | ||||
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読み応えありました。面白かったです。途中でやめるのができないくらい結末が気になりました | ||||
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ZOOを読み、なかなか面白かったので前評判も確かめずに購入。当たりでした、ZOOとは全然違うしっとりとした語り口にまず驚きました。 そして切ない…グロ描写(批判ではありません)が無ければ12歳の娘にも読ませたいくらい青春を感じました。(溌剌とした甘い青春ではありませんが) 葛藤や喪失を物悲しくも逞しく、繊細に描いていて乙一さんという作者に巡りあえて久しぶりに幸運を感じました。レビューが良くてもハズすときはありますものね。 ホラーというカテゴリーではまとめきれない作品です。他のものも読んでみようと思います。 | ||||
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読み進める中で伝わる主人公の感情。 消失した記憶による寂寥感や真相に近づいていく緊迫感。 主人公目線の周りの風景の威圧感や不安感。 とても楽しませていただきました。 物語終盤のいままで曇っていた胸の内がどんどん晴れ渡るような清涼感の後の名残惜しくも寂しい切なさ。 「彼女」との決別や「枯れない花」には胸に来るものがあります。 誰も泣かなかったからより一層切なく感じるのではないでしょうか。 | ||||
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内容もかなりグロテスクですが、引き込まれます。 乙一マジックです。 涙…でした。 | ||||
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想像を辞めたくなるようなグロテクスな表現と、予測のつかないストーリー展開は、 見ている人を飽きさせません。 読者の予想を手玉に取るような意外性の連続、辿り着いた予想も、既に著者に見破られていて、 さらなる意外な展開を見た時にこの著者の才能に脱帽しました。 | ||||
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乙一さんの『暗黒童話』を読んで、手塚治虫『ブラックジャック』の「春一番」を思い出した。角膜の移植を受けた女性が幻影を見るというお話し(『瞳の中の訪問者』で実写化されている)。 『暗黒童話』主人公の女子高生 菜深は、左目の眼球の移植後、見覚えのない人々や風景を実感するようになる。設定はかなり似ているが、本作品はグロテスクで幻想的な雰囲気とミステリー作品のような展開という、乙一さん独特の世界観が堪能できる。 菜深が眼球を失うシーンから本編が始まるが、出だしからかなりショッキングである。鴉が盲目の少女のために眼球を運ぶという、一見本編とは無関係な挿話が、一層、不気味な雰囲気を醸し出している。 快活で学園の人気者だった菜深は、失明のショックで記憶を無くし、人が変わったように内気になってしまった。あまりの変貌ぶりに同級生や母親にまで愛想を尽かされる菜深。孤独な菜深は、幻想の中に見る人々に親近感を得て、眼球の持ち主を探し出し始めるのだった ・・・ 並行して語られるのは、殺戮しても命を失わせない能力を持つ人物の物語。相手を首だけの存在にしても生かし続けさせることができるという異能の連続殺人者だ。菜深の探索行は、やがて殺人者との接点を持つようになってくる。 眼球の持ち主が殺されことに気づく菜深。菜深に気づかれたことを察知した殺人者。菜深は真相に辿り着くことができるだろうか。 殺人者に生かされ続けている人々のおどろおどろしい奇怪さは、まさに黒乙一。その中で繰り広げられるクライマックスの緊張感が秀逸である。ミスリードも効いていて、謎解き趣向もばっちりきまっている。挿話される童話の意味が徐々に分かってくるのだが、このあたりの話しの運び方は上手いなぁと感嘆してしまう。 ラストは切なさ満開ではあるが、僕としては違った展開が欲しかった(贅沢か)。 | ||||
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今回は少女のお話。 乙一のグロテスクな描写は頭の中の映像なのかもしれないが、それが浄化される快感がある。 母と娘の距離感もわかる。 つながれて、恋をする男の気持ちもわかるような気がする。 | ||||
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移植された部分から何らかの影響を受けるというありがちな設定に グロテスク要素をふんだんに交え、おまけに何ともいえぬミステリ要素もトッピングした サスペンスホラー 鉄板ジャンルだけに楽しめることは楽しめるのだが、主人公の記憶を巡る物語と 犯人の超自然的オカルト能力がどうにもミスマッチで、それぞれ別々にやるべき話に感じた 評価はそれなり | ||||
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暗黒童話は私が乙一作品を読み漁るきっかけになった本でした。 これはホラーと言うより、ミステリーっぽいと思います。 あとちょっとファンタジー?(ありえないという意味で) 全体的にグロテスクな表現が多いので(特に後半) 苦手な人にはあまりオススメできませんが・・・。 物語は少女が片方の眼球を失い、 記憶喪失になってしまうところから 始まります。 その後眼球の移植が行われ、その眼球が見せる映像すなわち 眼球の持ち主の記憶を追って旅に出ますが、 ある事件に巻き込まれていく。 そしてその旅を通して、記憶のない少女が成長していく 自分探しの旅というか、最後にはそんな印象を受けました。 この物語のすごいところは伏線です。 上手い具合にちりばめられていて、最後にすべてが繋がります。 その瞬間は一瞬でした。一瞬でわかるぐらい わかりやすく、でもそれまではわからないように・・・ すごいよ凄すぎるよ、乙一さん!!!! ただ、乙一作品を散々読んだ後の場合だと もっと早い段階で色々わかってしまう可能性がありますね。 私の場合、これが初めての乙一作品だったので。 グロ耐性がある方で、ミステリーがお好きな方は是非。 | ||||
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