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(短編集)
きみにしか聞こえない
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きみにしか聞こえないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全55件 1~20 1/3ページ
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0年代のエモを体験したいそこの君は是非とも読むべきである魔法がもしもあったとしてという話は現代ラノベだと制約が実質的になかったり無期限に無敵な魔法が使えますがこちらのラノベはそんな便利なもんはないんだよとしっかり突きつけてくる感じが0年代を象徴するアイテムと共に描かれている | ||||
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商品も綺麗で届く時も丁寧に包装されてて好感が持てる。 | ||||
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知人に勧められ読みました。 軽くてすぐに読める内容ですが、あまり響くものはありませんでした。 乙一さんのファンの方や、周りに馴染めないという主人公と同じような悩みを抱えてる若い方にはいいのかな?? | ||||
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calling youと傷は登場人物に魅力があり、スケール感はないものの十分に楽しめました。 ただ華歌はなかなかに無理があると感じました。余計な設定です。 | ||||
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ある人にオススメされて買ってみました。 わたし的には一番最初の話が好きです。 この本を読めて良かったです | ||||
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切なくてキレイなお話だった。 でも高校生にもなって他人の意見をずっと真に受けてる主人公は純粋というより、 間が抜けている | ||||
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親に処分されてたんで書店で注文してみましたが、出版社のほうで売り切れ。がっくりしましたよ‥すごく気にいってた本だったので。携帯で2時間ほどいろんな所を探しまくったんですけど見つからず、イライラし始めた時にここを見つけ検索してみたら、あまりにもあっさりと見つかり正直びっくりしましたよ。さすがに新品はなかったんですがとにかくあったということに感動さえしました。つい拝んでしまいました。(笑)あまりに安かったのでおそるおそる買ってみましたが、想像以上に綺麗な物だったので、そこでまたびっくりしました。落ち着いた所でいろいろ検索してみたら本当に私の欲しかった物がなんでもあったので物欲を抑えるのに苦労することになりそうです。財布と相談しながら順番にっていうことになりそうですね。所でこの本の内容ですが、まずイラストがとても素敵だと思います。後他の話しもとてもいいですが、私としては最後の話がすごく好きです。少しわかりにくい点がありますし、好みも分かれると思いますが刹那い所がとにかくたまらなくいいと思います。かなり大人の話、です。 | ||||
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切なく愛しいお話です。テーマがすごくとどくけど、その強い想いみたいなのを乙一さんはやっぱり乙一さんとしてあつかってしました。好きだけど切ない。 | ||||
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先の展開はよめたし、華歌なんかはおちに無理があると思ったが、全部暗いままで終わらないところはよかった。 3つの短編の中で一番印象に残っているのはKIZU(傷)。ちょっと気持ち悪いところもあるけど話の最後の部分がすき。その部分はとても共感できた。」 | ||||
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3つの短編には現実ではありえない現象や出来事が織り交ぜてありましたが 現実感をひしひしと感じました。 この短編集響いてきます。面白いです。 | ||||
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『きみにしか聞こえない』は、映画化された『Calling You』、『傷-KIZ/KIDS』と、他の作品集には未収録(多分)の『華』 三作品が収録されている。羽生都さんの愁いのある美麗なカラーイラストが、作品の胸をうつ読後感にとてもピッタリだ。三作品とも、人恋しくなってしまうような一抹の寂しさが漂っている。 ■Calling You いつもひとりぼっちの女子高生リョウは、皆と同じように携帯電話を持ちたいと思っていた。話す相手すらいないリョウだったが、ある日、頭の中の携帯電話の呼び出し音がなる。相手はシンヤという、リョウと同じ孤独な高校生だった。頭の中で連絡を取り合ううち、親しくなっていくリョウとシンヤ。やがて、リョウとシンヤは実際に会うことを計画するのだが ・・・ 頭の中の携帯電話による会話には、時間のずれがある。これが本作品のミソ。純度100%のプラトニックな恋愛小説である。設定の面白さに油断していたら、あっと驚されてしまった。やられた! ■傷-KIZ/KID 暴力的なことから特殊学級に編入したオレは、同級生のアサトの不思議な力に気づく。アサトは、他人の傷を、写し取ることができるのだ。苦しんでいる人を癒すため、アサトは、痛みを引き受けはじめる。そんな、アサトを見たオレは、傷の捨て場所を持ちかける。それは、オレが憎しみをもつ、意識不明の親父の身体だった。 ・・・ 清らかな心と持つ少年アサトと、荒んだ少年=オレとの、まさに傷だらけの友情物語。あざとくはありながらも、じんわりと心にしみる作品だ。暖かな気持ちにつつまれることだろう。 ■華 事故で入院中の私は、病院の裏庭で奇妙な植物を見つける。花弁の中心に少女の首が入っており、ハミングしているのだ。恋人を亡くし傷ついていた私は、その少女の歌声に、徐々に癒されるようになる。だが、その曲は、1ヶ月前に自殺した女性がよく口ずさんでいたものだったのだ ・・・ 絵画的な美しさをイメージできる作品。単なる怪談話かと思いきや、せつなすぎるどんでん返しが効いている。これまた、やられた!なのだが、羽生都さんのイラストとの相乗効果もあって、ちっともオチに気づかなかった。 | ||||
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あの当時しか知ることのできない気持ち。 これを読んだ時まさに高校生で、丁度周りでも携帯が普及し始めた頃だった。 主人公リョウに自分を寄せて見たりと、今ではちょっと(かなり)恥ずかしいが 救われた小説です。 | ||||
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Calling Youと傷と華歌が書かれている本です。どれも切なくて、いい話ばかりです。Calling You少女が頭の中に思い描いたケータイによって、ある少年に出会う。その少年も同じように頭の中にケータイを思い描いていた。とても最後は切ない話です。傷これってキムタクの映画にありましたよね。人の傷を自分にうつす。その傷を他人にも移すことができる。とてもいい話でした。華歌この話がとても切な過ぎます。とても、ライトノベルにお作品とは思えません。とてもいい話ばかりで、一度はぜひ読んでいただきたいです。 | ||||
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一番のお気に入りは、「きみにしか聞こえない」です。 彼の最後のセリフに、彼の気持ちが全て詰まっているように思われました。 凄くシンプルなのに、心にとても響き、心地よい切なさに胸が締め付けられました。 更に、最後の彼女の成長振り、凄く良かった。 彼との出会い、彼の言葉、全てが彼女を大きくしてくれたんだなぁ、と。 長くないですので、本を読まない方にもおススメです。 | ||||
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ワンコインで買える読みやすい短編集の最高作品。 切なくて優しい恋愛表題作、きみにしか聞こえないは乙一作品で唯一泣きました。 表題作のくせにすっごく短くて、こんな短い話で感動するものかと読み始めたけれど 20分後、読み終わって号泣しました。こんな短時間でここまで人の心を切なく、 温かくさせることができるのかと思った。ホラーではない乙一の魅力、温かさ。 | ||||
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映画の「君しか聞こえない」を見て原作をぜひ読んでみたいと思って購入しました 映画がかなり良かったので、期待し読んだのですが、映画の内容とは違っていました 改めて、映画ってすごいなと感心したほどです でも、乙一の着眼点はすばらしいのだと思います 頭の中だけで会話するというありえない話ですが、そんな電話があったらいいなぁと 本気で思ってしまいました | ||||
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映画の「君しか聞こえない」を見て原作をぜひ読んでみたいと思って購入しました 映画がかなり良かったので、期待し読んだのですが、映画の内容とは違っていました 改めて、映画ってすごいなと感心したほどです でも、乙一の着眼点はすばらしいのだと思います 頭の中だけで会話するというありえない話ですが、そんな電話があったらいいなぁと 本気で思ってしまいました | ||||
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消えないような酷い傷を受け自分にはもう何もないように思えても、懸命に生きる人々の手の中には救いや希望が必ず残っている。 「全員幸せ!全てが最高!」な終わりを求めていた友人は「暗くて辛い」と感じたようですが、私はなんだか慰められているような気分でした。 深い傷が一瞬で癒える魔法はないし、苦しいこともなく何もかもがうまくいっている人なんていないし、今この瞬間も理不尽な目に合ってる人はいる、、普段はぼやかして生きているそういうことを強く意識しました。 登場人物の会話に違和感をおぼえて物語からさめてしまうところなど(私が東京と神奈川で育った人間だからでしょうか…?乙一さんは福岡の方ですよね)文章があまり好みでなかったので☆を2つ引かせてもらいました。 | ||||
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切なさといえば乙一さん。 何の救いもない世界。 それだけでいいのかとも考えてしまう。 それだけ? | ||||
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これはなにより、時間の書き分けがとても上手い作品だ。タイムスリップしたり異次元との交流を描くことは、小説という虚構の世界においてほとんど常套手段ともいえるのだが、ライトノベルとかJブンガクなどと呼ばれる系統のなかでも筆頭と目される本作者の特徴的な、それこそ王道とも言える「自然主義の語り」を採用しながら、しかしまったく異界の方向を示してはいないことが、なにより評価できる。逆に言えば、どんなに破天荒で荒唐無稽でいい加減な物語を捏造しても、それが本来の「自然主義の語り」に即していれば、ただそれだけで純文学の指標にも俎上されるということの証明になっているのではないか。評価できる、なんて大上段から言ってはみたものの、実はなによりも、そのことが衝撃となっているのだ。まさか自分が(これまではいわゆる純文学しか読まなかったし、読めなかった)、ラノベを読めるとは思っていなかった。時間の書き分け、に話しを戻せば、映像ならいくらでも分かりやすく場所移動や時間移動が可能だ。言うなれば一目瞭然なわけだが、これを言葉だけで表現するとなると、やはりそれなりに技術が必要であって、一度でも移動に失敗したら読者の意欲は一気に落ちてしまう。しかし読んでいて、そういった失望はまったく感じなかった。これはやはり、作者の力量と言えるだろう。純文学といっても今ではすっかり幅が広がって、小難しいものはないのだ。頑なに芥川やドストエフスキーにこだわる人種は仕方ないが、少しでもブンガクの「今」を感じたければ、乙一から始めるのが妥当かもしれない。 | ||||
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