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(短編集)
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きみにしか聞こえないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全55件 41~55 3/3ページ
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「Calling You」と「傷」は【失はれる物語】にも収録されています。私はこちらのほうを以前読んでいたのですが、改めて好きですねぇ。「Caling You」は現在のケータイ社会を風刺してるかのようにも取れます。ケータイに関する何らかの悩みを抱えている人は意外に多いのではないでしょうか。私も含め、すっかりネット人間となり、ネットでの人間関係はリアルで身近な人間関係と大差がなくなってきている、そんな「今」だからこそ読んでほしい作品です。今を生きる私たちなら、感情移入が楽だと思います。「傷」は幼さ故の純粋さが胸に痛い作品。アサト君の優しすぎるほど優しい心・・・優しい人は、同時に傷つきやすくもありますね。その心の痛みが切なかったです。そして今回はじめて読んだ「華歌」。前半はおとぎ話のような癒しを与えてくれますが、後半は乙一のマジックにまんまと騙されていたことに気づくはずです。私の場合、どこで読み間違ったのが振り返ってみてもまったくわからず・・・。ひとつのイメージだけにこだわらず、柔軟に読むのがポイントです(笑)全体通してみても、本当に乙一にしか書けない独特の世界だな、と感心しました。まだまだ奇想天外な発想で私たちを驚かせてほしい、今最注目の作家です。 | ||||
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お話は三種類あり、一つ一つが涙する切ないショートストーリーです。見掛けはすぐに終わりそうな短い物語だと思っていました。ですが 感情が込上げて来る 考えさせられる様で 共感出来る様なモノばかりでしたただ 一度読むと 悲しくて 切ないくて もう一度読むのは勇気がいります・・。 | ||||
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文章に凹凸がなく難なく飲み込む事が出来る。其れなのに深い味わいが有る。静寂から始まり、次第に胸がざわつき始める。このまま終ってしまうのだろうか、と思っていた私の不安を最後の最後で乙一は拭い去ってくれました。最後には必ず希望が見える。光が見える。読んだあとのあの余韻が、なんともいえません。其処には自分が自分に伝えたかった言葉にならない思いが有る。主人公ばかりか、自分までも救われていました。そんな作品です。 | ||||
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「Calling you」「kiz/kids」「華歌」3つの短編から出来てる本。評価は表題作から順に☆が5、4、3といった感じで。「Calling you」と「kiz/kids」は学生さん向けかな、共感できるせつなさが心地いいです。「華歌」は少し大人向けなのかな、私は硬い印象をうけました。calling you は、孤独を感じる女子高生が創造の中にケイタイをつくりだして、そのケイタイに同じような想いをかかえる少年からの声がとどいてしまうお話。表現、雰囲気が綺麗で好き。華歌は、主人公が少女の顔をもつ歌う華を見つけ、展開されるお話。主人公の性別が最後になるまで分からなかった。周りのヒトの性別も逆と思って読んでたので、読んだあとせつなさはあったけど、どうしても矛盾点を考えてしまって少し残念でした。すべてに共通して不思議な設定なんだけど、すごく近いところにある実話のように感じました。少し胸が苦しくなるようなせつなさ、淡く暖かいヒカリの雰囲気をお好みのかたにはオススメです。 | ||||
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心にしみる恋愛・友情・強さ・弱さ・いろんな人の心そのようなものがえがかれてます。とっても感動します。お勧め。 | ||||
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普通の現代小説だと思って読み始めたら、良い意味で裏切られました。現実世界がベースなんだけれど、そこにファンタジーが織りまぜてある。そのファンタジーの度合いも、「こういうことなら本当にあるかも」と思わせるもので、主人公と同化してはらはらしながら読み進めることができました。人生観を変えたりとかそういう効能はないけれど、お話としてよくできている。設定の奇抜さでひきこまれます。 | ||||
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乙一がスニーカーで書く短編達は柔らかい。ホラー性あふれる他の場所とは違った乙一が見れる。特に言えば切ないので、そういうのが好みの人にはお薦めしたい。今回の短編はいずれも非現実的なので、単純に切なさを求めるのならいいが、こじつけとかが嫌いな人には逆にお薦めしがたい。そう言った意味で一応4つ星。相変わらず独創性は豊かではあるけど。個人的に最初以外は好きかな。 最初の短編「Calling You」は個人的には微妙。一応ストーリーとしてはあるが何も言えない。取りあえず切ないくらいかな。簡単に想像するとネット世界かな。ヒントはそれだと思う。最後のオチはまあ、面白かった。 2話目の「傷」は特殊学級と言った平常でない子達を集めた小学校の1つのクラスの中のストーリー。小学校時代(と言っても何年か前だが)の純粋な感じがある。一番柔らかみがあって優しい感じ。アサトの優しさ。優しさとは言い難い優しさも、ストーリー自体が優しいからかみ合っていると思う。何が正しくて何が正しくないか、何をすればいいか。そういうことなのだろう。小学生だからまだよく分かってないのは仕方ない。上からの視線で見たが、同じような視点で見ても面白いと思う。 3話目の「華歌」はそのままで華!が歌う。ただそれだけじゃ話にならないからそこにミステリータッチを加えた感じ。その華にまつわるエピソードなんだが面白かった。これは、温かみがあるかな。その華の歌に聴き入られて自分自身の中でも何かが変わった3人。単純にいいなあ、って思う。切っ掛けがあって変われた主人公。その、華のエピソードが切ない。切ない分、華は歌うんだろうなあ。メッセージとして。 | ||||
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私は「華歌」が良かったですね。まんまと乙一トリックにひっかかってしまいました(笑)ずるいなと思う反面、これが乙一のおもしろい所だなと思います。「CALLING」は、前半が少しくどいのと、先が読めてしまいましたが、それでも感動せずにはいられませんでした。泣いちゃいましたよ。短編が計三つ、ページ数も少なく気軽に読めるのでお勧めですよ。GOTH等は結構グロイので、乙一作品の手始めにどうぞ。 | ||||
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この本は私が乙一さんの本に出会うきかっけになった最初の本です。こんな不思議な話をかける人もいるんだなぁ、と思っていたらファンになっていました。このお話は不思議なテンポで進んでいく切ないお話です。この本のでは「傷」が一番印象的でした。人間ってどうしても綺麗な部分だけでは生きられないものですよね。当たり前だけど。読んだ後に誰かに優しくしてあげたくなるような本です。乙一さんをまだ知らない方は、もしかしたらこの本で私同様ファンになってしまうかもしれませんよ。 | ||||
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私は2番目の”傷”という話が好きです。無垢な人間、私にとって無垢な部分は一体どれほどものもか改めて考えさせられました。そして乙一氏の独特の描き方には惹きこまれている自分がいました。とても気持ちの良い作品だと思います。 | ||||
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辛い日常の中で、少女の想像する彼女だけの携帯電話の物語。 実に微妙。感動とか切ないとか言う前に、もはや何が伝えたいのかが解からない。 卑怯といえば卑怯な切なさ。そういうストーリーだと感じました。 出来も、パワーも持ち合わせる読んで絶対に損はない小説、しかしこう書けば切ない話になるのは当たり前の事で、むしろ憤りを覚えました。 さらりと読めるし、値段も手ごろなので買っても損はしません。損はしないように出来ている本だと思います。 心の中の携帯電話という設定は面白いと思いましたが、それはそれで。アイディアは良かったです。終わり方もワリと面白かった。 この本は、感動するか怒るかどっちかだと思います。 このレビューは表題作の〈き㡊??にしか聞こえない―CALLING YOU 〉についてです。 苦情が来るかもしれませんね(私に) | ||||
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友達に勧められて読んだ。僕も高校生で携帯を持っていないが「CALLING YOU」には言葉では表せないような感動がある。ただ単に僕の表現力がないからとも言えるけど…。 | ||||
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少女の空想から始まった、同じ思いを抱える少年との出会い・・・。クラスに馴染めなくて、いつも寂しい思いをしていた主人公が、頭の中に思い描いたケータイによって、ある少年に出会う。その少年も同じように頭の中にケータイを思い描いていたと言う。今まで誰にも話さなかった想いや、お互いの事を訊いたりしながら、次第にふたりは仲良くなっていく。「・・・・気にしていたほどのニキビではないね・・・・」のセリフに泣かされました。乙一さんの描写はとてもいい。展開も好きです。ありそうで、ない、そんな世界を見せてくれます。読んだあとに残る、気持ちはとても優しいです。ぜひ、読んでみてください。 | ||||
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私はケイタイを持っていない。欲しくても、かけてくれる友達が居ないから。そんな少女の想像から生まれた携帯電話が、彼女の頭の中で着信音を鳴らす。それは、少女と同じ寂しさを持つ、少年からの電話だった。これは、寂しさと、切なさと、幼い頃に忘れてしまった何かと、ほんの少しの奇妙さと、そして優しさを上手に取り混ぜた物語。 | ||||
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ホラー作家のイメージの強い著者が書いた、切ない物語の短編集。私のお気に入りは、表題作の「きみにしか聞こえない」いまどき携帯電話も持っていない主人公の女子高生。本当は欲しいのだが、かけてくれる友達がいない・・・ある日突然、頭の中で携帯電話が鳴り響く。恐る恐る、電話に出る主人公・・・そこから物語りは始まってゆく・・・ぐいぐいと引き付けられる文章で読み易い。著者の書く主人公は、暗い子が多い(笑) | ||||
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