■スポンサードリンク
(短編集)
きみにしか聞こえない
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
きみにしか聞こえないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全55件 21~40 2/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
普通の恋愛小説かと、思って読んでみたら ちょっと不思議なお話だった 乙一さんのお話ははじめて読んだんだけど 最近、読みやすい小説しか読んでなかったから 最初はちょっと、読みにくかったかな でも、気がついたらはまってて、 あっという間に読み終わった なんとなく先も読めたけど それでも、面白かった なんていったらいいのか。。。 「切ない」 この本に入ってるほかの2編も含めて、 「切ない」 この一言かな・・・・ 他の本も読んでみたくなったなぁ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文章はそこまで特別ってわけでもないのに惹きこまれます。 若い世代の人に結構人気が出るような書き方だと思います。 一文一文が心に直球で伝わってきてとても良い感じです♪ 私は今まで乙一さんの本を読んだのはこれが初めてです。 初めて読んだわりに意図が伝わりやすく気に入りました! この中の物語では「傷」のお話が私的にはおススメです。 途中の挿絵も上手くて良い雰囲気をかもし出しています。 合計で3つお話があるから、読んでいても飽きないです。 まだ乙一さんの本を読んでない人に読んでもらいたいな☆ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「Callinng You」「傷−KIZ/KIDS−」「華歌」の三作の短編が収められています。 三編とも、世の中から疎外された人たちを描いており、「死」を背中に背負ったような雰囲気もあり、全体的に暗いトーンの作品群です。 でも、その「闇」の中に一条の「光」を見出すような、そんなほっとさせる読後感を持てる作品でもあります。 今度、映画化される「Callinng You」は、この中でも特に幻想的でファンタスティックな作品で、ミステリーぽい感じも最も強く、面白く読むことが出来ました。頭の中の携帯電話という発想も面白いと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今でこそ大好きな乙一さんなのですが、出会いはこの本でした。 手軽に読める本ないかな〜と本屋さんに行ったときにたまたま手に取った本。 読み始めると止まらなくて、一気に読んでしまいました。 面白い&切ない設定の表題作もかなり好きなんですが、 収録作品の傷〜KIDS〜が自分は一番よかったです。理不尽さと切なさと優しさが押し寄せてきました。 このとき知った乙一さんはいわゆるさわやか「白乙一」だったわけで、 このあとこの本からは想像できない「黒乙一」に出会うのであった。どっちも大好きだけど。 普段本をあまり読まない人にも読みやすくてオススメの一冊。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
乙一の作品は設定だけ聞かされたら馬鹿らしく思えるかもしれません。どう考えてもあり得ない、フィクションですから。 でも、そのフィクションの中の登場人物の感情はリアリティそのもので、共感できることが多々あります。そして、この話の中の彼らをとても羨ましく感じることもあります。社会的に見て決して美しくない彼らを、乙一はとても美しく描き出しています。 短編でとても読みやすいので、本より漫画!という方にもオススメです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本の最初の話から最後まで、切なくて奇妙な話ばかりです。 ファンタジーといえばそうなんですけど、読みやすくて涙がジワーっと押し寄せてくる感じ。大好きです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
たまたま友達に貸してもらって読んだ本です。夜寝る前、時間割をしているときにカバンの中から出てきたのでその場で読んでいました。 気がつくと深夜2:00ちかくなっていました。 長く語ることはしませんが、とにかく引き込まれました。 読みやすくて、余計な文章は無いように思えました。 実際にはありえない話なのですが、本当にあるんじゃないかというくらいリアルです。なのに透明で澄んでいる感じがします。そして切ないです。 おすすめします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
乙一さんの感じが良く出ているのではないでしょうか。 挿絵の雰囲気も作品に良く合っていると思います。 少しほろっとくる内容です。 読みやすいので気軽に読めます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
切ない、切ないです。 でも後味は悪くありません。 切なさのなかに優しさと力強さがあふれています。 不器用にしか生きられない主人公と同じ悩みを抱えるシンヤとの不思議な交流を描いた作品。 この短編を読むと、乙一が『切なさの達人』と呼ばれている理由がわかると思います。 また、この本には『傷』と『華歌』が同時収録されています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私はこの本を友達から紹介されて読んだのですが、今迄で読んだことのないジャンルで、そして作者の乙一さんに夢中になったきっかけの作品でもあります。 「切ない」…この言葉しか当てはまりません。 読み終わって自然と涙が流れていました。 最近感動する本に出会っていない人、とてもお勧めの一冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これは私が乙一さんを知ったきっかけになった短編集なんですが,表題作に胸が切なさでいっぱいになりました。。 上手くひととコミュニケーションを取れない少女が、ひとりの少年と「出逢う」ことで始まる物語。 ありえなさそうなんだけど、でもどこかで現実に起こるんじゃないか、起きてるんじゃないか、そんな気がするお話。 冬の空気と純粋なふたりの心があいまって、物語に透明な美しさを感じます。 読んだ後、心が澄んだ気がします。 ぜひ、みなさんに読んでほしい作品。 同じ本に収録されている他の2話も、とっても綺麗なお話ですよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
高校の部室で読んでいなければ絶対泣いていた本です。「感動する」とか「感情流入する」とかそういう言葉には無縁だった自分。そんな自分がリョウ(主人公)に共感して涙しそうになったのはやはり乙一マジックとでも言うべきでしょうか。……あ〜なんで部室なんかで読んだりしたんだろう(><) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ヤングアダルトなので最初は買うのをためらいましたが、購入。結果、ヤングアダルトのイメージが大きく変わりました。文句なしの力作です。表題作「Calling you」多分一番ヤングアダルト的じゃないでしょうか。内容は充実していますが、対象としている年齢が若いかんじ。主人公の「人とつながっていたい」という気持ちは、多くの人が共感できるのではないでしょうか。主人公とは正反対に、明るくてクラスの人気者、という人であっても。「傷」超能力を持つ純粋で清らかな心を持った少年の話。人にはない能力を持った者の苦悩というテーマはわりとよく見かけますが、この作品は加えて自己犠牲の精神にも触れています。読んでいて辛くなるところも多いのですが、基本的には再生の物語。「華歌」正直ヤングアダルト対象年齢の私にはちょっと難しかったです。子を持つ人にはとてもおすすめです。この作品を加えたことで、ヤングアダルトの域を大きく超えられたと思います。乙一さんは不幸の中でぎりぎりのハッピーエンドを導き出すのが上手ですね。このきわどいバランス感覚こそが乙一さんを乙一さんたらしめているのでしょう。乙一らしい作品集だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
僕は失はれた物語の単行本に入っていない華歌が読みたいがために、この小説を買ったのだが、これだけなら正直言って微妙だった。 いや、確かにCalling You や傷はもちろん名作で、微妙って言ってもそれなりに面白いんだけど、例えばZOOなどに収められている短編と比較すると、見劣りしてしまう | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短編集で読みやすいです。乙一さんの作品はびっくりどんでん返しみたいな展開が多くて大好き☆なかでもCallingYouという物語は本当に切ないです!繊細なイラストともすごく合っています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「小説みたいな恋がしたい」という人がいますが、「CALLING」のような恋でもその人は受け入れることができるだろうか、とボクは時々思います。ボクには到底できないからです。悲しすぎて涙なんか出ませんでしたよ、ホント。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
表題作の他に『kiz/kids』『華歌』が入っている短編集になってます。私が一番好きなのは『Calling you』です。読み終わった後はとにかく切ない。だけど時間が経ってくると、何故か心が暖かくなった気がしてきます。この本一冊で色んな感情が楽しめますよ(笑)それにとても読みやすいです。乙一マジックをぜひ堪能してみて下さい★ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
泣きました。普段ほとんど泣かないのに・・・文字のよさを認識させてくれた1冊でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
3作とも充実した内容だと思います。ありえないありえそうな話、という感じでしょうか。そして、温まる話。それはとてもダークな考え方のようにも見える内容の中に込められた温い心。読み終わった後に心が解かれるような作品。そして、内容の意外性は保障しますwまっすぐじゃないけど、何かハートフルな作品。俺はすごい好きっすね、こういう作品。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短編3作。どれも綺麗で切ないです。絵がまた素敵。もう大好きです。内容的には私は目新しさを感じませんでしたが、それでもピンポイントで弱いところをつかれました。友達を作ることが苦手な女の子が、寂しさに耐えかねて心の中で携帯をつくるのです。ある日その頭のなかの携帯に電話がかかってくる。そして、うまく人と付き合えない少年と少女のつかの間の交流がはじまる、という内容。ネタバレかもしれませんが、赤石路代の「その日は金曜日」思い出しました。ファンタジーをはらんで、やさしく、けれど切ないです。『傷』は他人の傷を移動させることができる天使のような少年と、世の中の泥を見つめつつもそこに生まれた花を守りたいと思った少年の話。『華歌』もまた、傷を負った人々が、痛めつけられた、けれど綺麗なものを中心に癒されて、交流を持って、そのなかで立ち上がってゆく話です。乙一の切な系作品群は、人付き合い苦手な人には本当泣かされると思います。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!