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ソロモンの偽証
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【この小説が収録されている参考書籍】
ソロモンの偽証の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全351件 21~40 2/18ページ
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おもしろい。あっという間に読み進めた | ||||
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おもしろい。あっという間に読み進めた | ||||
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3日間かけて6冊一気読みしました。宮部みゆきさんの作品は大体読んでいますが、個人的には現代ものより江戸もの、長編より短編の方が好きな作者さんです(世間では現代の長編ものが高く評価されていますが…)。 つまり宮部みゆきさんの長編現代ものがあまり好きではない読者なのですが、『ソロモンの偽証』はそんな私でも一気読みするレベルに面白かったです。 同じ事実、同じ人、同じものを見ていたとしても、見え方は人ごとに全く違う。その辺の描き出し方が流石でした。 オチは早い段階でわかっていました。でもページを繰る手は止まらず、最後の証人尋問の流れは涙が出ました。 法廷ミステリとしても、子どもの成長ストーリーとしても、熱い友情ものとしても面白いです。 ただ最後にやや不完全燃焼感が残りました。陪審員が結論を出すところからラストまでの流れが、少し物足りなかったかな。 息子の新しい一面を知って(周囲にも知られて)柏木家の今後はどうなるのか。大出は確かに最後まで逃げなかったけど拗ねっぱなしで、ちゃんとこの判決を受け入れることはできるのか(弁護人に裏切られた、と感じて余計ぐれたりしないの?最後の様子を見るにまだ不安)。 全部答えを出せ!ということではないのですが、その2点だけでも明らかにしてほしかったと感じます。 「負の方程式」で関係者全員がちょこちょこ出てきて、うっすらとでもその辺がわかったらよかったんですけどね。「負の方程式」自体は面白かったし、「彼」が幸せになれたのはほっとしましたが、他のメンバーも出してよ~~という気持ちでした(笑) とはいえ面白かったです!いい読書だった。 | ||||
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「模倣犯」が良かったのでそれに続き再度の挑戦 2部作なので長編です。 若い方には作品を楽しめるとともに読解力も身に付きます。 2部作の前編なのに登場人物の死から内容はどんどん盛り上がってきます。 登場人物の心の葛藤とかの表現も楽しく読めます。 あんまり書くとネタバレしちゃいそうなのでこの位にしておきますのであとはご自身でお読みください。 | ||||
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大作何とか読み切った、、 やっぱり、先に映画版を観ていて筋を知っていたのでどうしても面白みは何割引きかだった。 最後はちょっと読み切ることとラストが映画とどう違うかを確かめる目的になってしまい。 映画と違った点としては、 ・登場人物が多く、一人ひとりの造形もよりしっかり (俊次以外の不良、卓也の家族、陪審員の生徒一人一人、廷吏のヤマシン・・) ・涼子と卓也に直接の交流はない ・健一が結構重要なキーマン(のちに教師になり三中に帰ってくるのも健一) などなど。 やっぱり、筋を知らなかった方が楽しめただろうな〜と思いつつも、 知っていながら読み通せてしまったということは、面白い小説なのだと思った。 | ||||
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数年前に先に映画を見てしまった。(大多数の人がそうかも) 筋を知ってて読み通せるかなと思いつつ、第1部・事件を読み終え、2部、3部も読もうと思っているところ。 映画と大きく違うのは、柏木卓也の家族がしっかり描かれている点、他にも、映画には登場しない生徒や、映画に登場する人物でも、性格やバックグラウンドが表現されていなかった部分が描かれている。 映画版で卓也の家族がほとんど出てこないところは違和感があったので、原作ではさすがに描かれていたんだな、と思った。 他のレビュアーの方も書いているが、中学生が裁判をやる、というところにリアリティを感じられるかどうかは肝であり、そこでついていけない読者は脱落する気がする。 今のところ自分は脱落はしていないが、やや惰性で読んでしまっている感は否めない。 今映画版を思い返すと、涼子と卓也が直接的な交流があった仕立てにしたこと(それにより涼子の当事者意識を高めた)と、涼子の性格をより正義感を強調することで、リアリティを担保していた気がする。・・それでも、今思うと、こんな中学生いるかな?(話として破綻してないか?)という違和感はあるが、映画の場合観る側は受動的なので、小説よりも脱落しにくかったのかも、と思ったり。 映画版はラストが個人的にうーん、、な感じだったので、原作に期待してこのまま読み進めたいと思う。 | ||||
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娘が気に入っている。 | ||||
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宮部みゆきは良識派の作家だと思っている。常にハッピーエンドなわけではないが、ある程度納得の得られる終わりを描いてくれるので、安心して読む事が出来る。この大長編で言えば、絵に描いたような不良少年の被告人が、自らの行いを赤裸々に突き付けられても最後まで裁判に参加して、涙を流すのを堪えて弁護人に握手を求める場面に、素直に感動した。あるいは、自分のために証言してくれた弁護人を救うために、あえて偽証を貫き通して絶叫した告発少女にも。 この作品、宮部みゆき作品としてはツッコミ所が多くて、褒められた出来ではないかも知れない。が、良識派らしく、キャラクターへの愛情を示すラストで感動させてくれた大長編、ファンの贔屓目であるのを承知の上で最高評価とする。 | ||||
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前巻で宮部みゆきの本気度を知り、私自身この大長編を、細大もらさず楽しみ尽くす決意を固めて臨んだ。神原和彦と言う謎めいたキャラクターの投入で、ますます揺れ動く中学生たちの心理描写が冴え、ヒロイン格の藤野涼子と三宅樹理が和解した? ラストの展開は予想も付かなかった。全く飽きさせずに読ませる作者のストーリーテリングの才に脱帽である。 | ||||
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この大長編小説、少なくとも私にとっては読む度に評価が上っている。前巻のレビューで宮部みゆきが大風呂敷を広げている、と書いた。そして不要なエピソードがあるのではないか、と言う疑問も。 今巻を読んでわかった。宮部みゆきは本気である。不要なエピソードなどなく、細大もらさず書き尽くすつもりなんだと。もちろん要不要は作者の判断に過ぎず、読み手によって受け取り方は当然違うだろう。だが私には作者の本気度が伝わり、読む側としても本気で楽しみ尽くしてやろうと決意したのである。 それにしてもこの作品、宮部みゆき自身も書いていて楽しかったのではないか。だからこそ、これだけの長編を読んでいて、読者の私もどんどん楽しくなって来た。宮部みゆき信者と言われても構わない。信じる者は救われるのだ。 | ||||
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テレビの報道記者の登場で、てんやわんやの大騒動に拍車が掛かった。多くの関係者の心理描写も交えて雑多なエピソードを執拗に描くスタイルで、とても面白く読み応えがあった。 作者が常識外れの大風呂敷を広げた感があり、名手宮部みゆきならうまく畳んでくれるだろうと期待をするが、こんなエピソード必要あったのか? と一抹の不安も覚えた。現時点で私の頭では全てがストンと腑に落ちる結末は予想も付かないんだけど。期待と不安を抱いて次巻を読もうと思う。 | ||||
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第6巻にて全体の感想を。 まずこんな中学生はおらんやろというのが一番初めに思った感想(いたら日本はもっと良くなってる)。ただこれを高校生にすると親の年齢を考えたらちょっと無理があるかなとか、いろいろなシチュエーションを考えたら、一番多感な時代の中学生と彼らの親というのが一番書きやすい想定だったと思います。 「犯人は誰だ?」という単純な小説でなくなってきてます。(特に最近の宮部みゆきさんは)その時代を映すというか、そういう指向を感じます。特に問題の中学生達を取り巻く周囲の親を含めた関係者の人生及び時代の考察とか、僕はその部分だけでも結構楽しく読んでしまっております。 様々な人生を生きている親たちの子供が一つの学校にある意味強制的に集められて集団生活をする(義務教育って視点を変えればそうですもんね)。そこからいろんな軋轢を感じながら親も子供も成長?していく。そんな姿を描いているように僕には思えました。 あと、この文庫本(第6巻)にしか入っていない短編、「杉村三郎シリーズ」・・巷には批判もあるようですが、僕はこういうお遊び感覚は好きですね。宮部ワールドの集め方??っていうガイドブックが後世に出そう。 | ||||
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迫力ある裁判は大変良かった。 究極の弁護側証人の登場によって一気に結果が出た感がある。 そして極めつけは弁護士と自殺者の関係が検察側の証人となった弁護士から語られる展開になってからだ。 見事な結末に脱帽。 読後すぐに録画しておいた松竹映画「ソロモンの偽証」をみた。 やはり映像物は文章表現には勝てないと、改めて痛感した。 主演女優の藤野涼子(本名不詳)がこの作品主人公と同名であることにまたびっくり。 一般文学通算2385作品目の感想。2020/04/07 10:45 | ||||
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本物の裁判顔負けの学校内裁判。 校舎屋上から突き落としたされる告発状を書いた本人証言が出そろい、いよいよ被告人供述直前まで来た。 迫力満点の展開になってきた。 最終章に期待したい。 一般文学通算2385作品目の感想。2020/04/05 16:35 | ||||
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いよいよ学校内裁判開始直前まで迫った。 検事側、弁護側とも証拠集めに奔走する毎日。 そんな中森内教諭に事件が起きる。 そして偽の告発状を書いたとせれる三宅に新たな事実が出ようとしている。 裁判に期待が高まる作品になってきた。 一般文学通算2385作品目の感想。2020 04/03 18:15 | ||||
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同級生の死を警察、学校で真相を解決できない藤野らは学校内裁判を計画し、役割分担、証人、証拠調べを始め夏休みを利用して、いよいよ乗り出す決意をする。 作品中盤に期待したい。 一般文学通算2385作品目の感想。2020/04/02 10:25 | ||||
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クラスの男が屋上から自殺しあと、女子生徒が車に飛び込み自殺、告発状に書かれた犯人と思われる一人の窓からの転落事故、さらにもう一人の犯人挙げられた男子の自宅火事による祖母の焼死と不審な事件が続く。 これで事件が出そろったか。 それともまだまだ続くのか。 次巻が楽しみ。 一般文学通算2385作品目の感想。2020/03/31 15:50 | ||||
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読み始めたとき、これは大変な大作で凄い展開があると大いに期待して☆5つ。 模倣犯に匹敵する作品になると微かな喜び。 読書後のWOWOWドラマも待ち遠しい。 どうか期待をうらぎらないで。 一般文学通算2385作品目の感想。2020/03/29 10:00 | ||||
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長編でしたが次から次と興味が深まり楽しかった。 | ||||
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一気に読みました。 とても面白かったのですが 登場人物の中学生の言葉遣いに違和感。 反駁 老獪 隘路 こんな熟語がポンポン飛び出してきます。 そんな言葉使うかなぁ、、 いや頭が良い子ならば使うんだろうか?? | ||||
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