プラスマイナスゼロ
評判
プラスマイナスゼロの評価:
3.60/5点 レビュー 10件。 D ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1〜13 1/1ページ
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プラスマイナスゼロの評価:
3.60/5点 レビュー 10件。 D ランク
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カバー絵は毎度お馴染みの杉田さん。ピュアフル版はプラマイゼロのトリオwithヘビの若干寄り気味の画。新装版は同じくトリオとヘビで、ピュア版と髪型・服装も変わらず、ポーズが少々違う。背景が葉崎の海で若干引き気味の写真風の絵。
本文では蹴られ、食べられ(ソーセージのようだが)災難続きのヘビは、「長いものに巻かれない」という三人のポリシーの象徴だと思うが、わざわざ表紙絵に入っているのは、杉田さんの優しさかと思う。杉田さん動物《爬虫類も含め》好きなのではないか。
また、今回帯の「葉村晶より不運で、頑丈で、影の薄い三人組」というキャッチフレーズに笑った。また帯の反対側には表紙絵からの抜粋だが、それぞれの顔のアップとともに人物紹介が載っていてなかなか親切。今まで邪魔な存在だった帯だが、これには感心。
さて、プラスされた書き下ろし「潮風にさよなら」は「新装版のあとがきにかえて」と銘打っていて、また“掌編”というだけあり、5頁の短いエピソード。三人の近況報告だが、作者のサービスだろう、捻りも効いている(個人的にはそんな捻らなくてもという気はしたが)。その後の三人のことがわかってファンとしては満足。
タイトルの「プラスマイナスゼロ」の意味合いは、物語中にも出てくるが、プラスの数とマイナスの数とゼロを足すと数によってはプラスにもマイナスにもなる。掛け合わせるとゼロ。個人的には、プラマイゼロ+-0という解釈。すなわち、この女子高生三人は飾らず素のまま。ありのままの〜姿見せるのよ〜という感じ。
同じく学園ものの傑作「スクランブル」の女子高生達は純粋だけどドロッとした部分もあり、隠したり、悩んだりしているので対照的。
ともあれ、今でもこの愛すべき三人娘は本質的な部分が変わっていないようで嬉しかった。