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K・Nの悲劇



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【この小説が収録されている参考書籍】
K・Nの悲劇
K・Nの悲劇 (講談社文庫)
K・Nの悲劇 (文春文庫)

K・Nの悲劇の評価: 3.58/5点 レビュー 57件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.58pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全57件 21~40 2/3ページ
No.37:
(5pt)

重たいテーマですがスピード感あり

あっという間の一冊でした。堕胎という重たいテーマですが、展開にスピード感があり読み進めるうちにどんどん引き込まれました。女性心理、中絶の場面等リアルに描かれているので考えさせられました。
K・Nの悲劇 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:K・Nの悲劇 (文春文庫)より
416780199X
No.36:
(5pt)

重たいテーマですがスピード感あり

あっという間の一冊でした。堕胎という重たいテーマですが、展開にスピード感があり読み進めるうちにどんどん引き込まれました。女性心理、中絶の場面等リアルに描かれているので考えさせられました。
K・Nの悲劇Amazon書評・レビュー:K・Nの悲劇より
4062117134
No.35:
(4pt)

好事魔多し?

好事魔多し、でしょうか?
出版した本がベストセラーになり、うらぶれた生活から抜け出した「修平」の新婚生活に異変が起きます。
経済的な理由で妻の「果波」に妊娠中絶を告げたことから異変が起こります。
精神病なのか霊がとりついたのか妻「果波」は奇妙な言動を開始します。
題材は非常に重いのですが、所謂悪人が登場しないこともありスムースに読み終える事が出来ます。
K・Nの悲劇Amazon書評・レビュー:K・Nの悲劇より
4062117134
No.34:
(4pt)

好事魔多し?

好事魔多し、でしょうか?

出版した本がベストセラーになり、うらぶれた生活から抜け出した「修平」の新婚生活に異変が起きます。

経済的な理由で妻の「果波」に妊娠中絶を告げたことから異変が起こります。

精神病なのか霊がとりついたのか妻「果波」は奇妙な言動を開始します。

題材は非常に重いのですが、所謂悪人が登場しないこともありスムースに読み終える事が出来ます。
K・Nの悲劇 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:K・Nの悲劇 (文春文庫)より
416780199X
No.33:
(4pt)

私が誰だかわかる?

 経済的な事情から妊娠中絶を決意した夫婦の妻に異変が起こるが、精神の病とはいいきれないやたら具体的で、不気味な行動・言動が続く。
 死霊の憑依なのか、精神の病なのかなんともいえないけれど、命をつくる、捨てるって、これくらい精神を追いつめらる出来事であり、自分の心以上の何かが作用する出来事なんだろうなって思いました。
 最後まで一気に読めました。
K・Nの悲劇Amazon書評・レビュー:K・Nの悲劇より
4062117134
No.32:
(4pt)

私が誰だかわかる?

経済的な事情から妊娠中絶を決意した夫婦の妻に異変が起こるが、精神の病とはいいきれないやたら具体的で、不気味な行動・言動が続く。

 死霊の憑依なのか、精神の病なのかなんともいえないけれど、命をつくる、捨てるって、これくらい精神を追いつめらる出来事であり、自分の心以上の何かが作用する出来事なんだろうなって思いました。

 最後まで一気に読めました。
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No.31:
(5pt)

時には意志の力も必要なんでしょう。

 夏樹修平と果波夫婦は妊娠中絶を決意する。が、妻に憑依人格ができあがり、中絶を拒み始める。
 患者が自殺未遂をして、休職中だった精神科の磯貝医師が修平の依頼によって果波の治療にあたることとなる。
 あつかわれているものは不妊治療、妊娠中絶、出産、といった重いものです。
 にもかかわらず、話の展開が速く、登場人物がそれぞれ好ましい性格なので感情移入がしやすく、どんどん読み進むことが出来ます。
 面白い本でした。
 
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4062117134
No.30:
(5pt)

時には意志の力も必要なんでしょう。

夏樹修平と果波夫婦は妊娠中絶を決意する。が、妻に憑依人格ができあがり、中絶を拒み始める。

 患者が自殺未遂をして、休職中だった精神科の磯貝医師が修平の依頼によって果波の治療にあたることとなる。

 あつかわれているものは不妊治療、妊娠中絶、出産、といった重いものです。

 にもかかわらず、話の展開が速く、登場人物がそれぞれ好ましい性格なので感情移入がしやすく、どんどん読み進むことが出来ます。

 面白い本でした。


K・Nの悲劇 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:K・Nの悲劇 (文春文庫)より
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No.29:
(4pt)

性描写にプロを感じた

高野和明といえば、さわやかな印象があったが、同時に素人くささも感じていた。
そこへ、本書である。こういう性描写ができるようになったということは作家として一皮向けたのかなという気がする。
話も先が見えないし、よくできた本だと思う。
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4062117134
No.28:
(4pt)

性描写にプロを感じた

高野和明といえば、さわやかな印象があったが、同時に素人くささも感じていた。

そこへ、本書である。こういう性描写ができるようになったということは作家として一皮向けたのかなという気がする。

話も先が見えないし、よくできた本だと思う。
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No.27:
(4pt)

怖いけどよかった

表紙も題名も怖いし、読んでいてなんとなく悲惨な終わり方をするのかと思ったけど、違いました。読んでよかったと思った。
この世の中よく聞くことなのに堕胎がどんなに残酷なことかということを熱心に筆者が訴えているみたいに感じました。ただの恐怖ものじゃなかったです。母になる女は強くて恐ろしいものだと感じました。私も女だけど気持ち悪くなりました。あと、頼りになりそうな精神科の医師がどう考えても死霊なのにあらゆる病名をつけたりしているのが、鈍感すぎて、滑稽でした。面白かったです。
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No.26:
(4pt)

怖いけどよかった

表紙も題名も怖いし、読んでいてなんとなく悲惨な終わり方をするのかと思ったけど、違いました。読んでよかったと思った。

この世の中よく聞くことなのに堕胎がどんなに残酷なことかということを熱心に筆者が訴えているみたいに感じました。ただの恐怖ものじゃなかったです。母になる女は強くて恐ろしいものだと感じました。私も女だけど気持ち悪くなりました。あと、頼りになりそうな精神科の医師がどう考えても死霊なのにあらゆる病名をつけたりしているのが、鈍感すぎて、滑稽でした。面白かったです。
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No.25:
(3pt)

問題提起以外に特筆すべき内容なし

精神の異変か、死霊の憑依か―というオビ通りの内容に、妊娠中絶に対する社会問題を絡めたことで問題提起に成功している。

特に中絶は30万人、胎児が人と認められれば日本人の死因は中絶がトップに躍り出るという一文は衝撃的。

だが、表面的とはいえ肝心の心霊/病変については、科学では説明しきれない事象にはいくらでも「常識」らしい理屈をつけることができると両方の立場に立った記述をしながらも、一気に結末に向かうにあたって「死霊」寄りになるのが唐突。そのためラストシーンには、もう一つあるものと思っていたが…TV作家と知って納得。

作者の経歴紹介と持ち上げのみに終始する名ばかりの「解説」には辟易。
K・Nの悲劇 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:K・Nの悲劇 (文春文庫)より
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No.24:
(3pt)

問題提起以外に特筆すべき内容なし

精神の異変か、死霊の憑依か―というオビ通りの内容に、妊娠中絶に対する社会問題を絡めたことで問題提起に成功している。
特に中絶は30万人、胎児が人と認められれば日本人の死因は中絶がトップに躍り出るという一文は衝撃的。
だが、表面的とはいえ肝心の心霊/病変については、科学では説明しきれない事象にはいくらでも「常識」らしい理屈をつけることができると両方の立場に立った記述をしながらも、一気に結末に向かうにあたって「死霊」寄りになるのが唐突。そのためラストシーンには、もう一つあるものと思っていたが…TV作家と知って納得。
作者の経歴紹介と持ち上げのみに終始する名ばかりの「解説」には辟易。
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4062117134
No.23:
(3pt)

今度はホラー

フリーライターの修平は、幸福の絶頂にいた。著書がベストセラーとなり、その収入で若くしてマンションも手に入れた。愛する妻とも仲睦まじい。だが、その妻が妊娠し、将来を考え中絶を考えたとき、妻に新たなる人格が憑依して…。『13階段』はミステリ、『グレイヴディッガー』は疾走感溢れるサスペンスと来て、今度はホラー。高野和明も随分と器用だなぁ…なんて思ってしまった。ホラーと言っても、単純に幽霊がどうのこうのって言うわけじゃなくて、精神医学の「憑依現象」か、それとも「心霊現象」なのか、その辺りを行ったり来たりしながら加速度的に進行していく。その中に、妊娠中絶などの問題も盛り込まれており、考えさせられることも多かった。「ミステリ」ではない、ということもあるのか、終盤の解決が予定調和的でアッサリし過ぎかな? という感じはしたのだが、その頃にはストーリーのものが一気に畳み掛ける状態で最後まで一気に読まされてしまった感じがする。そういう意味では、構成の巧みさにやられた、とも言えるかもしれない。
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No.22:
(3pt)

今度はホラー

フリーライターの修平は、幸福の絶頂にいた。著書がベストセラーとなり、その収入で若くしてマンションも手に入れた。愛する妻とも仲睦まじい。だが、その妻が妊娠し、将来を考え中絶を考えたとき、妻に新たなる人格が憑依して…。
『13階段』はミステリ、『グレイヴディッガー』は疾走感溢れるサスペンスと来て、今度はホラー。高野和明も随分と器用だなぁ…なんて思ってしまった。
ホラーと言っても、単純に幽霊がどうのこうのって言うわけじゃなくて、精神医学の「憑依現象」か、それとも「心霊現象」なのか、その辺りを行ったり来たりしながら加速度的に進行していく。その中に、妊娠中絶などの問題も盛り込まれており、考えさせられることも多かった。
「ミステリ」ではない、ということもあるのか、終盤の解決が予定調和的でアッサリし過ぎかな? という感じはしたのだが、その頃にはストーリーのものが一気に畳み掛ける状態で最後まで一気に読まされてしまった感じがする。そういう意味では、構成の巧みさにやられた、とも言えるかもしれない。
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No.21:
(4pt)

何でも書ける高野和明

高野和明は本当に芸が広いですね。それにまず感心しました。ホラーも決して下手ではなく、むしろ上手いと言えるでしょう。とはいえ本作は、ホラーテイストなサスペンスミステリーという感じですけども。多重人格もの、サイコものとしては本作を上回る作品はいくらでもありますが、スリリングで映像的な作風はさすが。今後の作品にますます注目です。
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No.20:
(4pt)

何でも書ける高野和明

高野和明は本当に芸が広いですね。それにまず感心しました。
ホラーも決して下手ではなく、むしろ上手いと言えるでしょう。
とはいえ本作は、ホラーテイストなサスペンスミステリーという感じですけども。
多重人格もの、サイコものとしては本作を上回る作品はいくらでもありますが、
スリリングで映像的な作風はさすが。今後の作品にますます注目です。
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No.19:
(4pt)

高野マジック?

13階段を読んで、高野和明と云うエンターテイナーに興味を持った。TVなどの脚本家だけあって、読者を惹きつけるツボを心得ているなぁ...最初から「どうだ、面白いだろ!」と云わんばかりの、一端の作家気取りの書いた昨今の小説と違って、高野氏の作品は、読み進むに従って、どんどんとのめり込んでしまう...と云うよりも、高野和明と云う名の蟻地獄に引き込まれるような、そんな作品だ。これは、正に、ヒットするTVドラマに共通している作風だ。最初のうちは、可もなく不可もなくといった感じで、台所仕事をしながら横目で見ていたのが、そのうち、TVの前に釘付けになって、1分のCMももどかしく感じる。本当に、スゴイ作家が現れたものだ。
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4062117134
No.18:
(4pt)

高野マジック?

13階段を読んで、高野和明と云うエンターテイナーに興味を持った。
TVなどの脚本家だけあって、読者を惹きつけるツボを心得ているなぁ...
最初から「どうだ、面白いだろ!」と云わんばかりの、一端の作家気取りの書いた昨今の小説と違って、高野氏の作品は、読み進むに従って、どんどんとのめり込んでしまう...と云うよりも、高野和明と云う名の蟻地獄に引き込まれるような、そんな作品だ。
これは、正に、ヒットするTVドラマに共通している作風だ。
最初のうちは、可もなく不可もなくといった感じで、台所仕事をしながら横目で見ていたのが、そのうち、TVの前に釘付けになって、1分のCMももどかしく感じる。
本当に、スゴイ作家が現れたものだ。
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