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K・Nの悲劇
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K・Nの悲劇の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全36件 1~20 1/2ページ
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序盤はヘビーでなかなか読み進まなかった。 最後まで読んで良かったです。 高野作品、全部読んでしまった。 やっぱジェノサイドが個人的にイイです。 | ||||
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13階段でファンになった高野さんの本なので、手にしました。 専門職ですが、その視点からも非常に良く書けていると思います。 男としては、怖い内容が含まれていますが、どんどん引き込まれていきました。 ただ、表紙の絵がインパクトが強すぎで、周りの目が気になりました。 | ||||
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最近起きた、渋谷セレブ妻子事件を考えてしまった。 なんであんな事件が起きたんだろう… 小説の中とはいえ、修平の判断は正しい、途中で応援しながら読みました。もちろん最後も。 内容は怖いですよ。 オカルト系に慣れていない人は、ご注意を。 | ||||
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結局、憑依妄想なのか、本当にとりつかれているのか!? そこが気になって最後まで一気読みしてしまいました。このあとどうなるの!? 結末は!? というハラハラドキドキ感がどんどん加速するので、とても面白かったのですが、ちょっと加速しすぎたせいか? 結末にはちょっと不満・・・。ネタバレになるのであまり詳しくは書けませんが。それでも、読んで損はないものでした。一貫して母性愛にこだわる内容でしたが、こだわっているわりには深みというか、問題提起というレベルにはなっていません。なので、内容が重たい題材なわりに、読後感はわりとあっさりです。それだけに、死産とか中絶とかその辺に敏感な人は、不快感や悲しみしか残らない小説かもしれません。 | ||||
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修平と果波が子供が受胎した時のシーンに嫌悪感を覚えたので、「これはあまり期待できないかな」と思いながら読み進めていった。 しかし、物語が進行していくうちにそんなことは忘れ、どんどんのめりこんでいった。 本作で作者が読者に訴えたいことは、いろいろあると思うが、私が感じたのは「自分の世界で他人を縛り付けてはいけない」、ということだ。 人は誰でも自分の世界を持っている。 そして、人は(人それぞれではあるが)それを他人に強要したり、縛りつけたがるものだ。 今までは、そういったことは人間の真理のようなものだと思っていたが、今はそれは良くないことだと思っている。 作中では、たくさんの人物が自分の世界を他人に強要している。 修平、磯貝、戸田麻衣子の義母・夫、・・・などたくさんの人物がそれをしている。 そしてその結果、多くの人が不幸に見舞われている。 これは小説の話だが、誰でも、いつ起きてもおかしくないことだ。 そのことを覚えていかなくてはいけない。 高野和明の作品はどれも素晴らしいが、この『K・Nの悲劇』もご多分に漏れない。 作者の作品が好きな人ならば読むべきだろう。 そして、自己中心的な性格を自覚している人にもお勧めしたい。 きっと少しは視野を広げることができると思う。 | ||||
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デビュー作から一貫して「生命」をテーマに作品を発表している作者。 今作は受胎後に別人格が憑依して中絶を拒み・・・という内容をホラータッチで 綴っている。 途中の展開は背筋がゾクゾクッとするほどの怖さを感じ、ジャンル分けすれば ホラー小説なのかなと思ったが、最後まで読むとそういうことではないと分かる。 やはりテーマは「生命」だ。ここはぶれていない。 高野和明はデビュー作の『13階段』からストーリー展開の上手さには定評がある が、作品を追うごとにその上手さのレベルが上がってきていると感じる。 今作も導入部からページをめくる手が止まらなかった。 惜しむらくは最後がお約束すぎる点だが、あまり後味が悪い作品も好きではない ので、私自身はあれで良かったと感じる。 | ||||
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うおー、怖かった。恐ろしかった。 一度読み始めると、本を閉じるのは許されない気がして一気に読んでしまった。 中絶の問題、男女の問題。 というよりこれは、「男から見た女」の物語だと思う。 物語は夫の修平の視点で描かれ、修平の心理描写を多くすることで感情移入を誘う。 そういった意味では、東野圭吾の「秘密」に似ているかな。 すごく物語に巻き込まれた。 ホラーだが、最後には明るい面が見られ、読後感も良い。 男性に特におすすめです。 | ||||
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愛する女性の妊娠を知って、中絶の選択をした夏樹修平と岡部和也。現実に良くありそうな二つのパターン。そして、愛する男性の子供を生みたいと願う女性二人。 男のエゴか女性の母性本能か。セックスという行為と妊娠・出産という結果についての認識の欠如。中絶という行為に対する考え方の相違。 中絶ということに対して、二人の女性をシンクロさせて、憑依現象として表現し、間に医者を入れることによって、話の展開としては面白く読めるものだと思う。 現在の日本における性の問題と、少子化の問題に何気なくスポットを当てていると読むこともできるのではないだろうか?若者の性交渉問題然り、結婚後の生活におけるマイホームの夢と住宅ローン問題。収入が増えない状況において、より良い生活を求めて高い住宅ローン(もしくは賃料)を選択するか、育児・子育てにウェイトをおいた人生設計を選ぶのか。 どちらが正解という問題ではないが、考えるきっかけになる可能性は秘めていると思う。 なお、中絶問題に関心をもたれた方は、「神の汚れた手」曽野綾子がおすすめ。 | ||||
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愛する女性の妊娠を知って、中絶の選択をした夏樹修平と岡部和也。現実に良くありそうな二つのパターン。そして、愛する男性の子供を生みたいと願う女性二人。 男のエゴか女性の母性本能か。セックスという行為と妊娠・出産という結果についての認識の欠如。中絶という行為に対する考え方の相違。 中絶ということに対して、二人の女性をシンクロさせて、憑依現象として表現し、間に医者を入れることによって、話の展開としては面白く読めるものだと思う。 現在の日本における性の問題と、少子化の問題に何気なくスポットを当てていると読むこともできるのではないだろうか?若者の性交渉問題然り、結婚後の生活におけるマイホームの夢と住宅ローン問題。収入が増えない状況において、より良い生活を求めて高い住宅ローン(もしくは賃料)を選択するか、育児・子育てにウェイトをおいた人生設計を選ぶのか。 どちらが正解という問題ではないが、考えるきっかけになる可能性は秘めていると思う。 なお、中絶問題に関心をもたれた方は、「神の汚れた手」曽野綾子がおすすめ。 | ||||
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あっという間の一冊でした。堕胎という重たいテーマですが、展開にスピード感があり読み進めるうちにどんどん引き込まれました。女性心理、中絶の場面等リアルに描かれているので考えさせられました。 | ||||
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あっという間の一冊でした。堕胎という重たいテーマですが、展開にスピード感があり読み進めるうちにどんどん引き込まれました。女性心理、中絶の場面等リアルに描かれているので考えさせられました。 | ||||
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好事魔多し、でしょうか? 出版した本がベストセラーになり、うらぶれた生活から抜け出した「修平」の新婚生活に異変が起きます。 経済的な理由で妻の「果波」に妊娠中絶を告げたことから異変が起こります。 精神病なのか霊がとりついたのか妻「果波」は奇妙な言動を開始します。 題材は非常に重いのですが、所謂悪人が登場しないこともありスムースに読み終える事が出来ます。 | ||||
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好事魔多し、でしょうか? 出版した本がベストセラーになり、うらぶれた生活から抜け出した「修平」の新婚生活に異変が起きます。 経済的な理由で妻の「果波」に妊娠中絶を告げたことから異変が起こります。 精神病なのか霊がとりついたのか妻「果波」は奇妙な言動を開始します。 題材は非常に重いのですが、所謂悪人が登場しないこともありスムースに読み終える事が出来ます。 | ||||
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経済的な事情から妊娠中絶を決意した夫婦の妻に異変が起こるが、精神の病とはいいきれないやたら具体的で、不気味な行動・言動が続く。 死霊の憑依なのか、精神の病なのかなんともいえないけれど、命をつくる、捨てるって、これくらい精神を追いつめらる出来事であり、自分の心以上の何かが作用する出来事なんだろうなって思いました。 最後まで一気に読めました。 | ||||
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経済的な事情から妊娠中絶を決意した夫婦の妻に異変が起こるが、精神の病とはいいきれないやたら具体的で、不気味な行動・言動が続く。 死霊の憑依なのか、精神の病なのかなんともいえないけれど、命をつくる、捨てるって、これくらい精神を追いつめらる出来事であり、自分の心以上の何かが作用する出来事なんだろうなって思いました。 最後まで一気に読めました。 | ||||
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夏樹修平と果波夫婦は妊娠中絶を決意する。が、妻に憑依人格ができあがり、中絶を拒み始める。 患者が自殺未遂をして、休職中だった精神科の磯貝医師が修平の依頼によって果波の治療にあたることとなる。 あつかわれているものは不妊治療、妊娠中絶、出産、といった重いものです。 にもかかわらず、話の展開が速く、登場人物がそれぞれ好ましい性格なので感情移入がしやすく、どんどん読み進むことが出来ます。 面白い本でした。 | ||||
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夏樹修平と果波夫婦は妊娠中絶を決意する。が、妻に憑依人格ができあがり、中絶を拒み始める。 患者が自殺未遂をして、休職中だった精神科の磯貝医師が修平の依頼によって果波の治療にあたることとなる。 あつかわれているものは不妊治療、妊娠中絶、出産、といった重いものです。 にもかかわらず、話の展開が速く、登場人物がそれぞれ好ましい性格なので感情移入がしやすく、どんどん読み進むことが出来ます。 面白い本でした。 | ||||
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高野和明といえば、さわやかな印象があったが、同時に素人くささも感じていた。 そこへ、本書である。こういう性描写ができるようになったということは作家として一皮向けたのかなという気がする。 話も先が見えないし、よくできた本だと思う。 | ||||
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高野和明といえば、さわやかな印象があったが、同時に素人くささも感じていた。 そこへ、本書である。こういう性描写ができるようになったということは作家として一皮向けたのかなという気がする。 話も先が見えないし、よくできた本だと思う。 | ||||
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表紙も題名も怖いし、読んでいてなんとなく悲惨な終わり方をするのかと思ったけど、違いました。読んでよかったと思った。 この世の中よく聞くことなのに堕胎がどんなに残酷なことかということを熱心に筆者が訴えているみたいに感じました。ただの恐怖ものじゃなかったです。母になる女は強くて恐ろしいものだと感じました。私も女だけど気持ち悪くなりました。あと、頼りになりそうな精神科の医師がどう考えても死霊なのにあらゆる病名をつけたりしているのが、鈍感すぎて、滑稽でした。面白かったです。 | ||||
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