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ミステリー・ウォーク
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【この小説が収録されている参考書籍】
ミステリー・ウォークの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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超能力を持つ少年がその能力ゆえ苦悩するが・・・というお話。 最後まで通読してからの感想ですが、キングからの影響が色濃く伺えるように思いました。超能力を持った少年の苦悩や狂信的な人物が登場する所は「デッド・ゾーン」を想起させるしプロムでの爆発事故は「キャリー」を想起させるし・・・。ということでそれらの影響にアメリカの南部の伝統的作風や雰囲気を盛り込んで巧みに小説化したのではないかと思いました。ウッズがキルストの「将軍たちの夜」をアメリカの南部に移し替えて「警察署長」として再生させたみたいに。 こう書くと他人の作品からイタダイたつまらない話に思えるかもしれませんが、マキャモン独自の作家性も垣間見れ、後出しじゃんけんみたいな言い方ですが、後のブレイクに至る要素も垣間見えとても面白かったです。 南部が舞台の傑作ダーク・ファンタジーかモダン・ホラー(死語)。機会があったらどうぞ。 | ||||
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高校生の頃、翻訳本のハードカバーを買って上下2巻の本書を読んだ。(表紙がJan Saudekの白黒写真で美しかった)当時は初めての作家だったけれど、すごく感銘を受けたのを今でも覚えてる。善と悪、闇と光、自分探しの物語で、何度も何度も読み返した。大人になって英語が読めるようになって、いかにもホラー的な表紙の原書を読み直して、また感動しなおし。日本語版の方が装丁のセンスはずっと上ですね。この作家の話は Boy's Life, Swan Songもとてもいいです。 | ||||
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ストーリー自体は、善と悪の闘い、主人公の成長物語で、オーソドックスで派手さはない。しかしながら、物語全体の雰囲気が何とも心地よい。著者の他の本ではスワンソングが近いかなぁ。(スワンソングほどのパワーはないけど)むしろ、押さえ気味の物語の展開から空気の匂いが伝わってくるような一冊。やはり著者の筆力か。訳者の力も大きい。安心して読める佳作ですよ。 | ||||
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同じ著者の「スワン・ソング」を先に読みました。 そのため本作品には、かなりの期待をしていただけに、ちょっと期待外れと 言うのが正直な感想です。 ただし、個人の好みですから、こちらの方が面白いと言う方もいるでしょうね。 上下巻に分かれれていますが、上巻の前半は刺激的なエピソードは起きま せん。もしかしたら、私の感覚が麻痺しているだけで、読む人によってはセンセー ショナルな事件なのかもしれませんが・・・・。上巻の途中から事件が置き始め、後半へ向かって一気に様々な出来事が 畳み掛けて来ますので、最初だけ辛抱して読んでみて下さい。 | ||||
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この物語の主人公達はどこか自分は周りから受け入れられていないという寂しさを抱えている。でもそういう自分を受け入れた上でそれを乗り越えて生きようとする主人公達がとても魅力的。何回読んでもさわやかな気分になれた。 | ||||
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