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夏と花火と私の死体
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夏と花火と私の死体の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 1~20 1/2ページ
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作者の年齢だとか描写力(観察力の鋭さ?)だったりはさておき、話が気持ち悪すぎる。お母さん可哀想だし、ホラーとしては成功かもしれないけど、嫌な話すぎる。優子も使用人か旦那様の妄想が現実だったとしても、どちらに転んでもすごく嫌い。描写の勉強にはなるけど、あまり読み返したくない作品。 | ||||
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前半の夏と〜はまぁスピード感も有って、結末もビックリで面白いが、後半の話は?でしか無かった。 | ||||
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さくっと読めます、最後にどんでん返しが来る楽しくも怖さが漂う作品です。 | ||||
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本が苦手ですけどとても面白い本でした。 ですが本の表紙が違くてちょっと残念でした。 でも良いです。 | ||||
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前半の小説、健くんは将来蓮実先生になりそう。 後半の小説はよくある話ですね。読みやすいけど、だからこそ逆にジャンルはホラーでいいのかな?と思ってしまう。 | ||||
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既にたくさんのレビューが書かれているので、まっとうなレビューはそちらに任せるとして、 ここではごく一部の、ごく特定の人だけに分かる感想を、ほんのすこしだけ書いておくこととしよう。 ・夏と花火と私の死体 オチに出てくるあの場所って、〇〇〇〇の敷地内ということ? 位置的に言ってあそこだよね? ・優子 いやいや、その名字は別のに変えようよ、きわどすぎるよ(苦笑)。 まあ偶然だと思いたいけど、違う意味でホラーだよ(笑) | ||||
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設定自体は非凡なものがあります。これを高校生が描いたとは驚きですが、一方でやっぱり高校生だなあと思う内容です。 死体となった私が主人公と言うのは凄いですが、神の視点になるならこの設定意味ないです。 最初は死体でなくて幽霊の視点なのかなと思ったんですけど、登場人物の心すら分かってしまう主人公は一体何になったのか。死体と言う名の概念的存在か何か? まあ、つまり、神としか言いようが無いのですが何の説明もなく神になられても困ります。 死体を主人公にしながら死体が絶対に分からないであろう登場人物の動向を事細かに分かってしまうというのはプロならやらん、と言うかできない欠陥でしょう。設定をきちんと練れてない感じがありありと。 大体神視点だと思ったら、登場人物の心が分からず死体がみてるかのような視点になったり。 視点そのものが幽霊のようにぼやけてます。 乙一氏の文章は気取った所はなく、無駄がないのが良い所ですがそこは高校生。背伸びしたような表現や浅い台詞がちらほらと。ストーリーも子供の思い付きでほいほい上手く行って、寧ろばれるのが自然と思わざるを得ません。死体を放ったらかしにして学校へ行くとか子供らしいと言えば子供らしいと言えますが、そんなの匂いでバレバレでしょう。ツッコミどころも多すぎです。 設定は高校生離れしながらも、一方しっかり高校生な出来である辺り、乙一氏の作品を評価する小野不由美が言葉を濁すのも分かります。 といっても、氏を良く知る読者なら必読の書です。デビュー作を読むだけでは、本格ミステリ作家になりそうな資質も感じるので。実際どう言った方向性に進んだかは、「暗黒童話」などを読んだ人なら知っての通り。ここから何故あんなに歪んだのだろう。 | ||||
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ホラーでもミステリーでもなかった。 評価の高さに、肩透かしを食らった気分で、もう一度レビューを読んでみた。 すると、作者16歳の時の作品だとわかった。 それには素直に驚いた。 ただ、作品としては、正直面白くなかった。 しかし、併録の「優子」、これは立派にミステリーであり、ホラーであり、面白く読ませてもらった。 この成長ぶりが才能なのだろう。 | ||||
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主人公は話の前半で死人になってしまいます。 その場にいた友達とその兄が、死体を隠そうとする過程があまりにもあっさりしていて。 事の重大さが後になってわかることがあると私も思うところがありますので…このときは子供の残酷さがテーマになっているのかと思いましたが、兄の方は最後までこの状況を楽しんでいるようで…。 さりげなーく、当然の如くサイコパスが登場してたなぁと読み終えてしみじみ思う。夏の、草や土の匂いとともに…ラストは冷房要らず(6分くらい)。 | ||||
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ビギナーズ・ラック。 初心者が往々にして得る幸運。賭け事等に使う。 そうだろと思うけどなぁ。さて。 何度でも何処でも感想で述べられている様に、神視点が死体の「私」視点と混じった様な調子で書かれている。途中からか、既にこの世にいないはずの「私」が幽霊の如く状況を語り出す・・一人称と三人称神視点が巧みに入れ代わり、と思えなくもない。 一番注意しなければならないのは「読み手混乱」であり、それが無かったから結果的に評に詰まる、という事態に陥る。 巻末に小野不由美さんの解説が付いてて読んでいたら、これも苦笑いといった感じだろうか。 作家自身がこの作品を「ワープロの練習の為に書いた・・」とかユーモアセンスで申している通り、ああそんな感じだ(笑)と思った。背伸びして頑張って書いた感がする。私はそう思う。 内容は面白い。注目するのはやはり死体の「私」が語るホラー。 その発想は面白いと思う。それでいて、ミステリっぽくサスペンス展開した。 直接伝えるんでなくて読み手の想像任せ・・まぁミステリの王道か。 もひとつ各、主要人物の性格が固定されてないのが未消化だったな。 なんだ皆で悪いじゃん、ノリが軽い。地元の田舎風景をイメージしたらしいが、だからそこだけリアリティがある描写になっているのだろう。 自然体で書かれている、と評された。うん、それがすべてだと思う作品。 こんな経緯なので絶賛はしないが・・ それより、感想を書こうとして表紙を見たら、読んだ本とは違うイラスト。 藤崎竜先生仕様。何だとッ!!?? 小野不由美先生もファンだが、これでは最強トリオではないか(笑)! 「夏と花火と私の死体」の他、 書下ろしで「優子」が付いている。これもアイディアはいいが、展開的には足りなさがある。技術やな・・ 実は、読むのが二度目で一度目は確かもうかなり前の事だったのだが、 すっかり話の内容も忘れていたなーと、 皮肉にも新鮮さがありました。 夏にゾッとしたい時に読む。 | ||||
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現在の乙一氏の作風といえばアンモラルでありグロテスクであり意外性のある結末といった 感じであり、そういった血脈がデビュー作であるこの作品にも流れてはいるのだが、 やはりまだ小説を書きなれていないこともあってか、そのどの要素も薄味であり、 他の作品を読んでからこの作品を読むと、サスペンスとしてそれなりには楽しめるが、 やはりそうした部分に対し、どうしても物足りなさを感じてしまう また死後硬直や腐敗といった生物学的反応が考慮されていない、 森の中で失踪した少女に対し、警察犬を使った探索などが行われないなどと リアリティに欠ける面が多々あり、そういった部分は割り切って読まなければ、 とてもじゃないが評価などできないだろう 優子の方は、意外性だけを重視してそれ以外は何も考えられていないような凡庸な作品で 夏の花火と〜のおまけ程度の存在 総じて乙一氏の作品を始めて触れる人ならそれなりに楽しめるが、他の作品を読んだ人だと 氏の本をコンプしたいから、あるいはお布施程度の感覚で買うべき作品だろう | ||||
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乙一さんは、最近は作品を出していませんが、ミステリー・ホラーの分野では確固たる地位を確立しています。 その作者のデビュー作であり、それも16歳での作品ということです。 細かいアラは探せますが、この当時からすでにバリバリの才能を発揮していることがわかります。 突拍子も無い設定、全体を覆う空気の統一感、そしてエンディングのどんでん返しなど、恐ろしいほどです。 しかしながら氏の作品の中では中位なので星3つです。申し訳ない。 | ||||
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殺された死体の一人称「わたし」が語り手にになって話が進むけれど、その「わたし」に情感が殆どなく、その世界を見守る視点で書かれているのが奇妙で落ち着かず、でも、その奇妙さにひきこまれます。 最後の最後に意外な人が関わってきますが、その当たりをもう少し詳しく書いて欲しかったなと個人的には思います。 表題作「夏と花火とわたしの死体」が有名ですが、わたしは収録作の「優子」もゾゾッとして好きです。 結局狂っていたのは清音だったのか?政義だったのか?優子は実在したのか? どーゆーこと?!と思い、ページをもう一度最初からめくりました。 | ||||
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めっちゃ端折ると、死体の話し。 端折りすぎた、ごめんね。友達を殺してしまった少女とその兄、殺された少女の2つの立場の視点で進行していく話し。『死者である少女の視点』、とても斬新だ。 あとは、夏の描きかたがとても上手い。少なくとも俺は、設定の斬新さ以上にここを推したい。個人的には星4つでもいいのだが、人に進めるのであれば、星3つと言うことで。おわり | ||||
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展開が早く、読みやすい。 だらだらとした文章が嫌いな人には向いているのではないだろうか。 だが、キャラの年齢設定と、その行動とが少しかみ合っていない気がした。 また、多少無理に繋げたというか、常識などを押し曲げて書きたいように流れをつくった部分がないとは言い切れない。 死体が主体となるので、その流れをつくるためにすぐ死んでしまった!くらいの勢いはあったかと(^^; そういう展開をはやくするために端折ってしまった部分さえなければ、もっとよかったのになと思う。 総合的にいえば、デビュー作としてはよい。 | ||||
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何だかドラマか映画の脚本を読んだ感じです。 「優子」も同じく。うまく出来てますがあまりにも淡々としてるので、何とも深い感想が見当たりません。読んだ後に色々と肉付けしたくなる小説です。だから映像化されることが多い作家さんなのかな?☆は普通ってことで3個。 | ||||
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乙一さんのデビュー作だということで、読んでみる。 タイトルになっている『夏と花火と私の死体』は、殺してしまった五月ちゃんの死体を、健くんと弥生ちゃんがどうにかして抹消しようとして東西南北奔走する物語。殺された五月ちゃんの一人称で語られているのが、斬新だ。そして最後は緑さんという健・弥生兄妹の従兄弟に分かってしまって・・・後は読んでからのお楽しみ。 書き下ろしで収録されている『優子』は何が真実なのかなにが真実でないのか、背筋がうずうずする物語。人形がでてくるとどんな物語でも薄ら怖くなると感じるのはわたしだけか? | ||||
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よくも悪くもデビュー作の出来だなぁと思いました。工夫は凝らされていますが同じような展開が続くので最後まで読むのが少し面倒になる時があります。 主な登場人物は子供なのですが無邪気なだけに恐ろしいと思う箇所が多々あります。そして「わたし」は最後まで呑気すぎると思いました。 ラストでゆるゆると続いてきた話が一気に引き締まりました。妖怪など本来ありえないものによる恐ろしさというより人間の怖さを感じる作品です。 同時収録の「優子」の方が作品としてはよくできていた気がしますが、やはり表題作のほうが印象的だと感じました。もう少し話を短くすれば更によかったのではないかと思います。 | ||||
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いまいち感情は入らない。 軽い感じで読めるのは確かです。3時間で読み終えました。 視点の狙い目や目の付け所はいいと思うのですが、いい加減みつk(自主規制 中身は面白くはあったが、後味の悪さが半端なかった。 まだこの人の作品はこれしか読んでいないのですが、それが強く残っているので次を手に取ろうとは思っていません。 確かに16でのデビュー作としてはいいのかもしれませんが。 しかし作家として食べていこうとするならば年齢は関係なく文章を構成できなくてはならないと思うので、そこを評価しようとは思いません。 年数が経過した今の作品はどうなっているのか、という興味は尽きないです。 後味が去ったら再挑戦してみようとは思います。 | ||||
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『夏と花火と私の死体』です。ホラーというべきかミステリーというべきかラノベというべきか。それらのジャンルの境界線上ですね。普通に小説として、良いと思います。 表題作は第六回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞受賞作ということで、乙一のデビュー作です。後の作品と比べると、どうしてもアラが目立つ気はします。だから☆の数は控えめにしておきます。ご了承ください。 それでも死体の一人称という発想もいいですし、最後のあの死体のナゾが解けるのもいいです。まさかあの人があんな…… 併録の『優子』もホラーな雰囲気を出しつつも意外な展開もあり、良作です。 乙一の入門書としていい一冊だと思います。 | ||||
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