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ロスジェネの逆襲
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ロスジェネの逆襲の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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2019年、広告費でとうとうネットに逆転を許したテレビ業界。 半沢直樹の大ヒットによって死に体となっていたテレビ業界は ゾンビのように息を吹き返した。 バブル後世代・歌舞伎・勧善懲悪・時代劇・・・ 半沢直樹という作品は自信を喪失した日本人が安心する要素に満ちている 半沢直樹に見る日本の後進性と内向き志向 ドラマ 半沢直樹 が大ヒットしている理由は 『日本が負け続けているから』 自信を喪失したテレビ業界と中高年が安心する 歌舞伎・時代劇・勧善懲悪だから高視聴率を獲得できたのだ。 企業内のポストを巡ってオジサンたちが争う物語である。 本来なら、新しい日本企業がどう世界と戦うかと いう物語にこそ未来があったのだ。 | ||||
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NA | ||||
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「下町ロケット」といい、この作者の書く物は小説としては、あまりのも調子が良過ぎるというか、主人公達の都合の良い方へと話が進んでしまうのです。勧善懲悪を狙った作品群なのでしょうけれども、安っぽいテレビドラマを見ているようで、小説を読んでいるという気分がしないのは自分の偏見でしょうか? 登場人物に深みが感じられないのは、結局人間が描けていないということなのでしょう。城山三郎や松本清張のような企業の裏とそれに所属する人間の心理と苦悩が描けていないのです。これならば、漫画向きです。それでも島耕作シリーズほどには波乱万丈がありませんが。 | ||||
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半沢の出向先「証券」と、出向元「銀行」との買収対決。 個人的には、次々出てくる「腑に落ちない点」を解決できないまま読み進めても苛立つだけだった。 まず「スパイラル」の経営者。別の証券会社から提示された「ホワイトナイト案」は、「電脳」に美味しく食べられる筋書き。「銀行」も深く関与していたと知った時点で、常識人なら系列会社一連と一切の関わりを絶つだろうが、あろうことか子会社の「証券」と一蓮托生。親子の裏結託、情報漏洩、他にも様々なリスク要因が増す道を選択。そして実際、相互間で情報は漏れている。 「電脳」の思考も理解不能。「銀行」に詳細調査されると都合悪いから「証券」へ契約依頼したのに、事態が何も変わらぬうちに「銀行」へ鞍替え。「何故、子→親へ?」と「銀行」に怪しまれ、再調査される可能性が高い。依頼するならせめて別の機関だろうに。 「銀行」も然り。このディールについて曰く、「纏めることで、世間の信用を得られ、今後の契約にも影響する重要な案件」。 ????? 同系列会社間での買収合戦を制して何の評価を得られると想定していたのか。「裏でお手々繋いだ親子間の茶番劇」程度にしか見られず、白い目で見られることは有っても、評価上昇なんて有り得ない。 その他、池井戸作品毎度お馴染みのご都合主義や、利益相反、粉飾に関して不可解な点エトセトラ、呆れどころ満載だが、そこまで突くとレビューを超えた長文になるのでストップ。 現時点で、「星5・4:星1・2」は、ほぼ「98:2」。ここまで大差が付くと少数派は「ひねくれもの」扱いだが、こんな設定を受け入れるなら、私は進んで捻くれ者になる。 ※知識薄い人間が書いた個人的感想&この本を二度読みするつもりは無いので、重箱の隅つつく指摘や時系列誤りの指摘等はご勘弁。 | ||||
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うーんというかもうこのての倍返しものあきました ロスジェネロスト | ||||
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確かに、読むには問題はなかったけれど、ページの端が切れ、セロハンテープで貼られていた部分があった。 | ||||
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テレビ番組を見てて続編を 読みたいと思い購入したのですが、まだ読んでません。 | ||||
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テレビで観た半沢直樹はテレビだからこその表現力がありました。 しかし小説は自分で想像するという作業が必要です。 自分には内容が難しいと感じたのでなかなかストーリーに感情移入が出来ませんでした。 | ||||
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半沢直樹って、けっこう汚い手口を使う。 大義のためとは言い難い。 内容も、ライブドア事件とオリンパス事件を掛け合わせて、「倍返しだ」って塩コショウしただけ。 この脚本であれば、半沢直樹2はないだろうなぁ。あったとしても、2時間ドラマでしょう。 | ||||
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実はドラマを取る前に前の原作を読みました。今回、ドラマの影響で続編を読んでみようと思いましたが、原作の勢いもなく、ドラマのようなダイナミックさも欠けています。期待しないで読んだ方が良かったかもしれません。 | ||||
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所詮は読み物ですから、短時間で読み終わります。 失笑の一言ですね、ストーリーが単純で現実性の低い設定。 単純だから、評価が高いのかな? | ||||
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非常に良いのコメントを見て購入したが、期待外れだった。本のカバーは想像したよりも傷が多く、それから臭いが本に染みついて読んでいると気分が悪くなる。 今回の買い物は大失敗です。 | ||||
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思ったより最後はつまらん。 もっとドロドロな展開を期待してたのに、残念。 | ||||
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テレビを見る前にバブル世代などをよみ、本もテレビも楽しみました。続きが見たく、この本を買いました。それなりには楽しめましたがだんだんストーリーを予測しまい、値段の割には面白かったと、強くはお勧め出来ません。 | ||||
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若干高めではないでしょうか? それ以外(梱包など)は問題なしですが。。。 | ||||
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テレビで人気沸騰の半沢シリーズだが、原作よりは出演者の好演に支えられている感が強い。続編として期待して購入したが、池井戸シリーズの中での個人的評価は低い。企業買収がテーマであることは直ぐに知れたが、水戸黄門役の半沢が前半では少ししか登場しない。登場人物が多い割に堂々巡りである。読むのに飽きた頃に半沢がやっと出て来る。終盤になって面白みが出て来るが、予想された内容である。池井戸は別目線で見たストーリーに個性、魅力、驚きがある。銀行絡みの小説は卒業して、空飛ぶタイヤや下町ロケット、鉄の骨など多くのジャンルのストーリーに期待したい。 | ||||
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(ネタばれ注意!) デビュー作『果つる底なき』でも感じたことだが、本作品においても金融業界に身を置く立場から読むと全体としてのストーリーはともかく細部におけるリアリティの無さがどうしても目が付き、素直に物語に入っていけないし、“況んや感動をや”という感じ。 そもそも「銀行の系列証券子会社が親会社に反旗を翻す」という設定に致命的に無理があり(但し、この致命的な欠陥は最後は証券子会社の行動が親会社の危機を救うことによりつじつま合わせしているが、所詮結果論)、細部に至っては、インサイダー問題へのあまりに無頓着な対応やいくらワンマン社長とはいえ、上場会社の社長が法務チェックや取締役会の決議を経ずにアドバイザー契約に調印する等あちらこちらで“あり得ない”描写が為されている。 それでも最後まで読ませてしまうところが直木賞作家“池井戸 潤”の腕なのだろうが、どうしても許せないのは主人公“半沢”がヒーロー扱いであるところ。 “半沢”は、『オレたちバブル入行組』で支店長の犯した5千万円の業務上横領?を見逃す代わりに自らの出世を手に入れた“卑劣漢”だからだ。 本作品のレビューアーの評価が5あるいは4が圧倒的であるのをみると、世間的には“銀行”はいまだに“悪”の象徴なのだろう。 だからこそ、悪の銀行をやっつける“半沢”の活躍に喝采が上がるのだろうが、『空飛ぶタイヤ』に描かれたような紛うことなき正義(もしかしたら自動車業界の人が読んだらでたらめかもしれないが多分そうでは無いだろう)と“半沢”の犯罪紛いの行動とを同列に扱うのはいかがなものか? 池井戸 潤の正義観も問われる作品である。(エンタメ作家と割り切れば問題ないが…) | ||||
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サラリーマン小説としては痛快で楽しかった。 でも、 この小説の中の電脳〜って会社は上場してますよね、 (そういう設定ですよね) とすると、当然有価証券報告書を出しているはずなんです。 ということはセグメント情報を作っているはずで、 当然そこで本業は赤字を出していて、 子会社の電設セグメントで異常な売上高と利益が出ていることは開示されているはずです。 それ以前に、会計士が異常な取引に気がつくはずです。 また、子会社設立や、電設事業の譲り受けについても、300億円の買収なら、 当然取引所で開示されるはずです。 だから、子会社設立のマル秘文書なんかちっともマル秘じゃないはずです。 東京中央銀行の融資担当や証券部門は、有価証券報告書も見ていないということになります。 電脳の粉飾なんか起こりえないんです。 (会計士がしっかりしていて、開示を適切にしていればの話ですけど) そういうことを考えると、幻滅してしまいます。 あと、2004年というのはちょっと・・・。 たしかにIT企業が伸びていた時期ですが、 古いです。今からすると。 次は同時代の小説をお願いします。 今の閉そく感を打破する主人公の登場を期待します。 | ||||
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全体としてありふれた内容で、無理やりロスジュネにこじつけてようとしているが空虚である。 著者自体、大手都銀で日の目を見なかった人物だけあって、大手都銀への羨望と嫉妬、執着が 前面に出ていて非常に見苦しかった。 特に後半はファンタジーでまず100%有り得ない展開で失笑せざるを得ない。 この人は都銀で全く自己実現できなかったとこを主人公の半沢に投影しているだけ。 そういう点でもとても興ざめである。 この本の主人公は、ロスジュネとかいうバカバカしい造語でもなく、主人公の半沢でもなく 都銀に未だに羨望、執着、嫉妬を隠しきれない自己陶酔の作者の投影に過ぎない。 当然大手都銀のエリート路線を進んでいる連中は、鼻で笑って読むコメディである。 まあ読みもしないと思うけど(失笑 特に後半の半沢の取り扱いは、自分が都銀にいるときこうしてほしかったという夢想全開で 馬鹿馬鹿しいを通り越して、この人は虚しくないのかと思った。 銀行は人事が全てと語っている点で、時折空虚な人生論を述べるが全然説得力がない。 著者の銀行への執着、羨望、挫折が手に取るようにわかる内容は面白い。 しかし後半は書いていて恥ずかしくないだろうか? 嘗ての出世した同僚が見れば苦笑、爆笑するファンタジー、コメディである。 個人的には時間の無駄だった。 | ||||
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池井戸さんの作品は何冊も読んでいるのですが、今回の作品僕には少し残念でした。。。。 主人公の半沢を通じて語られる数々の名言はいつもの池井戸作品の雰囲気なのですが、下町ロケットやルーズベルトゲームのときのような読後の爽快感を感じることができませんでした。 自分なりの印象としては、自分が池井戸さんの言うところのロストジェネレーション世代であること。 また金融の世界に係わっているので実際の現場との乖離を感じてしまったという事かもしれません。 逆に言えばメーカー系の話においてはメーカーの人の現場感覚を知らないために池井戸さんの世界観に浸れたのかもしれません。 池井戸さんの小説はとてもリアリティーがあって取材もきっちりされているという印象です。 僕にとっては、今回の作品の後半はファンタジーに感じられてしまいました。 ぜひ、池井戸さんのようなワクワクする展開力の小説をかける天才にはこの世代間格差に関して次回作を書いて欲しいと願ってやみません。 また、昭和の経済小説家、バブル世代の経済小説家が生まれたのであるならば、ロストジェネレーション世代の経済小説家が生まれてくるのかもしれないなぁとも感じました。 | ||||
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