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レッド・ストーム作戦発動
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レッド・ストーム作戦発動の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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(これは2004.1.11に書かれたものです) 開戦理由に説得力なし. 「(石油は)奪わねばならない」 という,極端に短絡するソ連政治局. 作戦開始のための安っぽい自作自演テロ. それを察知し,待ち伏せる「優秀な米情報機関」. ▼ 米政府・米軍の行動は8割がた巧くいくが,ソ連軍では必ず起きる何かのヘマ. 海水での消火で対空ミサイルが駄目になるアイスランド上陸部隊. 運良くソ連軍戦域司令官の装甲車に出くわし,それを破壊することができる米空軍ステルス攻撃機. レイプ中のソ連兵から女性を助ける「勇敢な米兵」. 作戦行動の妨げになるからと,捕虜を処分する際に,裁判の名を借りるのも,いかにもアメリア人的. 機械と一体になる,「優秀な米潜乗組員」. ▼ 登場人物は,前作「レッド・オクトーバーを追え」に比べて主要登場人物を増やし過ぎたためか,どれも印象薄. 「レッド・オクトーバー」で見せた,意表を突く発想はなし. 加えて,冷戦終結後の今日の目で見るとリアリティ薄とあっては. 【関心率6.579%:全ページ中,手元に残したいページが当方にとってどれだけあるかの割合.当方にとっての必要性基準】 ▼ 2022.3.19追記. まさか冷戦終結後30年もたってから,ウクライナにおいて ・リアリティ薄どころか,まさにレッド・オクトーバーのような縦深攻撃をロシア軍がかけようとし, ・「必ず起きる何かのヘマ」がロシア軍に発生し, ・4人もロシア軍の将官ををウクライナ軍が仕留めることができ るとは思わなかった. まさに「事実は小説よりも奇なり」. | ||||
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多少は,「サンダース軍曹効果」(TVドラマ『コンバット』の主人公.米軍の弾は常に当たり,士気が挫けることを知らず,敵の投げた手榴弾は常に投げ返すことができ,……という米兵万歳!な描写を揶揄した表現)をなくそうとする努力は見られる. ソ連軍・前線司令官の努力によるNATO軍前線突破. (もっとも,このときの殺られ役は西ドイツ軍だが). ソ連空軍の「バックファイア」爆撃機に痛めつけられる輸送船団. ▼ しかし結局,米軍の新たな試みや,増援が間一髪で間に合い,危機を救うという,よくあるパターンに戻ってしまう. すなわち「騎兵隊の到着だ」パターン. 巧みな尋問で重大な情報を捕虜から聞き出すというのも,よくあるパターン. 「核戦争寸前,クーデターでそれが阻止」というのも,何度見たことやら とどめに「戦場で生まれるロマンス」まであるとあっては. ▼ 米潜水艦の作戦行動は,敵味方の艦が入り乱れる状況のときには,図表を入れてもらわないと分かり辛し. ▼ 買った当時に読んだときには,そこそこ面白かったと思ったはずなんだが……. 時代の変化に耐えるような本ではなかったということか. 【関心率0.7092%:全ページ中,手元に残したいページが当方にとってどれだけあるかの割合.当方にとっての必要性基準】 | ||||
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