いま、そこにある危機
- ジャック・ライアンシリーズ (16)
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個人的には、90年代初頭に映画化された「パトリオットゲーム」と共にハリソン・フォード主演の映画、という印象が強い。が、原作である本書は映画版とはストーリーが微妙に異なっていて、最初に映画版を見たヒトにとっては意外に思える結末かもしれない。ネタバレになるので詳細は控えるが、映画と共に本書も楽しめるに違いない。 南米コロンビアには、かつてカルテルと呼ばれる強力な麻薬組織がいくつか存在していた。中でも有名だったのがコロンビア第二の都市メデジンを中心としたメデジン・カルテルで、複数の主要な人物により構成されていたが、特にパブロ・エスコバルの名が知られている。本書ではこのエスコバルをモデルにした人物がエルネスト・エスコベドとして描かれている。 コロンビアを舞台にした麻薬カルテルがらみの小説はあまり多くない(と思う)ので、本書は貴重でもあり、また、純粋に面白い。そして特に私が関心を覚えたのが、キューバ出身の元「情報将校」である。「情報」を専門とする彼の仕事の進め方、彼のような経歴の持ち主をその専門性を買って雇い入れるという麻薬組織の姿勢などなど、ひと筋縄ではいかない感じが面白い。カルテルに勢いのあった時代だからこそ有り得たこと、とも言える。情報の専門家は需要があるとはあまり言えないのではないか、と思う。支払う金銭に見合った価値が彼の集める情報にあるのか否か、常に議論になりそうだからだ。 ちなみに、本書で描かれている主人公ジャック・ライアンの経歴が、うらやましい。すでに株式で財産を築いており、CIAからの給料をアテにしなくてもカネは勝手に増え続けている。と同時に、CIA内でもトップレベルの地位に達している。博士号を取得しており、歴史を教えていて、本も書いている。それらすべてを実現しているというのに、まだ40歳にもなっていないのだ。うらやましい限りである。 | ||||
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コロンビアから脱出するヘリの中で、死に行くジマー軍曹に向かって ライアンが「君の子供は大学に行くんだ(だったかな?)」と語りかける。 その瞬間、私の目からはドーっと涙が溢れました。 映画ではこのシーンが無くがっかり。 「恐怖の総和」と並んで、ライアンものの最高峰と思います。 クランシーは「レッドオクトーバーを追え」以来のファンで、 最近暇ができたので、オプセンターものを読破しつつあります。 | ||||
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CIA対コロンビアの麻薬組織を描いた本である。内容は実質、戦争であり、戦争は国対国でのみ起こるものでないことを示している。ライアンは、ガンに冒されたCIAの情報担当副長官グリーアの代行である。 大統領選の年、コロンビアからの麻薬密輸を止めるため、麻薬組織の撲滅を目指し、国家安全保障問題特別補佐官のカッター主導でCIA、FBI、軍共同で秘密作戦(ショーボート)が実施される(ライアンには知らされていない)。 しかし、極秘裏でのFBI長官のコロンビア訪問がキューバ出身で麻薬組織のために働くコルテスを通じて漏れ、FBI長官は対戦車砲で暗殺される。 作戦の秘密が漏れ始め、作戦自体の正当性に疑義が出始める中、当初は承認した大統領がカッターに作戦の中止を求める。 進退窮まったカッターは、新たなカルテルの頭領になることをもくろむコルテスと取引を行い、結果として秘密作戦で投入された部隊(シャベスもその一員である)は支援なくコロンビアに放置される。 この状況を打開するためライアン、クラーク、ダン・マリー(FBI)が総力を挙げ、部隊の救出と麻薬組織への打撃を与えることに成功する。 息をつかせぬ展開は、強烈なうねりとなり、最後まで飽きさせない。 作戦中亡くなったジマー軍曹の未亡人を巡るごたごたは「恐怖の総和」で登場するし、ファウラーやリズ・エリオットも登場する。 なお、本書での私の新しい発見は、CIA作戦に関する法的な整理(「合衆国の安全に対する明瞭で当面の危険」に該当しているため、SAHO(特殊かつ危険な作戦)規定が適用され、作戦を公表する代わりに上下院の委員長と副委員長のみに知らせる)の部分であろう。 アメリカらしく、法的な厳密性を緻密に議論する部分やFBIによる政府幹部への監視は、日本では起こりえないことであるように思われる。 | ||||
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映画を見てからこの本を読んだ。映像の背景を知りたかった。もちろん映画ほどのインパクトは期待していなかった。が、さすがストーリーテラー、映画よりもリアルな映像が脳裏に展開された。読み応えのある長編です。 | ||||
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