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流星ワゴン
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流星ワゴンの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全307件 121~140 7/16ページ
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| 重松清の「流星ワゴン」を読了した。感銘を受けた。 僕は高校の国語の教師の免許を持っている。 そこで、こんな論述問題を思いついた。 Q:重松清の「流星ワゴン」を読んで、芥川龍之介の「杜子春」、 漫画「one piece」や「明日のジョー」との共通点に触れつつ イエス・キリストの福音の始めを絡めながら自身の意見を述べよ。 A:それでは回答例 最初に、この物語を読んで感じた感想を記しておく。 それは、読む前と読んだ後で、自分の立っている場所が、 同じ場所なのに、何かがほんの少しだけ、でも確実にズレたと思った。 さて。この流星ワゴンという本は3組のいびつな父‐息子が登場する。 主人公の永田さんは、どん底の人生を過ごしていて、もう死んでしまったもいいかな? 何手思っている。そこへ「流星ワゴン」がやってきて、不思議な旅が始まるのだ。 ワゴンでの旅では、人生の大事な分岐点に戻される。 大抵人は、そこが分岐点だったのだということに気づかずに過ごしてしまう。 やり直しの現実の中では、最初は何も出来ず、ただ苦しいだけで、何かを伝えようとしても ちゃんと伝えられていなかった。そして当然、この先に訪れる絶望的な家庭環境を 回避することは出来ないのだった。 2回目の思い出の場所では、もう少し自分の意志を反映させることが出来た。 3回目には、もっと自由に思ったように言動を積み上げることが出来た。 しかし、そのようにして過ごした時間は虚しく消え、主人公が流星ワゴンへ消えると やり直しの現実を生きている人たち(家族など)の記憶には、 先の事を知っている永田さんの言動は刻み込まれない。 3回目のやり直し人生の時、彼は息子の受験を止められない代わりに 自分の家を売り払う計画になっている。また妻と共に出かけ、ビデオレターを残す。 そして、これですっきり。もう思い残すことは無いと考える。 それでこそ、もう死んでもいいかな?等と考えている。 芥川の「杜子春」や「one piece」やら「明日のジョー」に共通していたのは何か? きっといくつもの課題を乗り越えて、主人公やその周りの人たちが「成長」する、 成長譚になっているということではないか。 杜子春は仙人に頼んで何度も大金持ちにしてもらうが、その度に身上をつぶしてしまう。 お金のあるうちは寄ってきた人もお金が無くなると去っていく。 それを繰り返して、何もかもが空しくなり、自分を仙人にしてほしい、弟子にしてほしいと願う。 どんなことが起きても決して声を出してはならないと言われ、 何が起きても無言でクリアしてきた杜子春も、馬に変えられた母が鞭打たれる姿に、お母さんと漏らす。 成長のために課題を与えられ成長してクリアしていく物語。最後は言いつけからも自由になれる、 その精神が試されていた。 次々と課題が与えられ、それをクリアしていく経験がその人を成長させてくれる。 その成長譚とイエス・キリストの福音の光がどう関係があるというのか? ・・・長くなったので、この続きは http://t.co/Q0iXNSEb1W で確認してください。 | ||||
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| 内容を書いてしまうとつまらないので、読後感を。 わたしも忠さんの年に近づきました。 忠さん、やっぱりカッコいいです。 | ||||
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| 物語半ばあたりまでは、「ファンタジー」というのが頭のどこかにあって、 展開はどうなるんだろう、どうなるんだろう、と「ファンタジー」として、登場人物の描写を追っていた。 見事に、作者の罠にはまったのだろう。 後半のチュウさんとのやり取りを追えば追うほど、彼らの物語の展開以上に、 自分の体験、経験、現在の自分、そして父、家族・・・の顔が思いうかんで仕方がなかった。 物語に連れ込んでおいて、一緒にワゴンに乗ったつもりでいて、気付いたら、自分自身を見つめる鏡の前で、ワゴンを降ろされていた。 そのころには、ちょうど登場人物はみな、新しい世界を、それが、サイテーの世界でも、歩き始めていて、 読んでいる自分だけが取り残されたような気分になった。 それなのに、いろいろなことが、「自分だけじゃなかったんだ。」という、温かくて、歯がゆい思いに包まれて、 活字の中にはなかったけれど、この物語の中には、僕と父も登場しているような気がした。 | ||||
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| とても読みやすく、奥が深く楽しませてもらいました。おすすめです。 | ||||
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| 父親の死に際に父と息子が “奇跡的” に交流するという割とベタな設定ですが、 だからこそ泣けます。 確かに子には分からない親の気持ちや弱さ。 大人になると何となく想像できるのに、理解したくないというか、 親だから見たくないところがあるのですが、この物語のように 対等に向き合えたら親の本当の姿も優しい気持ちで受け入れられるのかも。 私は娘ですが、仕事人間だった父の心の中や私たち姉妹への 思いを想像しながら、温かい思いと締め付けられるような切なさを感じました。 良い作品です。 | ||||
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| 本書は、直木賞受賞後、最初となる長編作品である。単行本は2002年 に刊行され、本書は2005年に文庫化されたものである。 重松清の作品に登場する人物は、どこにでもいそうな市井の人々であ ることが多い。小説だからといって浮世離れしていないのである。現 実の世界を、その厳しさや、ほんのたまに感じる喜びや、体験を通し て不器用に気づき理解していく様子などとともにえがくので、リアリ ティーがある。そして、父と息子の関係であったり、学校でのいじめ であったり、友だち関係であったり、夫婦関係であったりをテーマに しながら、現実を飾らず、リアルに、そして温かくえがいていくところ に重松作品の特徴があるように感じる。 私は、そんな重松作品に魅せられ、これまで多くの作品を読んできた が、本書の物語設定は独特である。非現実的なファンタジー的な設定 になっている。 何の前兆もなく妻からは離婚を切り出され、一人息子は地元中学校に 通うのをやめて家に引きこもり、自分自身も会社からリストラを勧告 され、父親は末期がんにおかされ余命いくばくもない。人生に絶望し、 死んでもいいかと思った時、駅前のロータリーに1台のワゴンが停ま っていることに気づく。5年前に偶然、新聞の片隅で見た交通事故の 記事で死亡が報じられた橋本親子が乗っていた。息子の健太に誘われ、 そのワゴンに乗り込むと、主人公を、人生の分岐点に連れて行く…。 本書は、著者に珍しく、非現実的な設定でえがかれているが、ワゴン が連れて行く先で、妻の浮気、息子へのいじめ、不仲になった父親の 本当の思いといった、厳しい現実も知って、その現実の中で格闘しな がら父として、子として、不器用ながら懸命に対応していくというリ アリティーがえがかれている。 そして、本書に通底するのは、やはり重松作品の温かさである。 「過去はやり直せない、しかし、どんなに絶望しても、そこに希望は 必ずある」そんなメッセージを感じる長編です。 | ||||
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| 「死んじゃってもいいかなあ、もう」 主人公の永田一雄は、不幸のどん底だ。妻の美代子から不倫のあげく離婚を切り出され、息子の広樹の家庭内暴力に悩まされていた。おまけに一雄自身がリストラで退職を余儀なくされているのだ。 ある夜、一雄のもとにワゴンがとまり、ドライブに誘われる。運転手は橋本義明さん。そして助手席には健太くん。彼らは5年前の交通事故で亡くなった親子だった。 一雄は、ワゴンに乗せられ、過去を反芻する旅に出る。未来は決して変えることができないのが旅のルール。不幸な過去を繰り返すことにいたたまれない一雄。そこに、余命いくばくもない絶縁状態の父 忠雄が姿をあらわす。忠雄は、一雄と少しも変わらない歳格好だった。 ・・・ 年とともに、夫婦の関係だったり、親子の関係だったり、しっくりいかないことも多くなってくるわけだが、打開策がなかなか見つからない。一雄のように極端ではないけれど、不幸の萌芽はどこにでもあるような気がするのだ。あの時のあの一言さえなければとか。 一雄は、過去を繰り返す中で、別の選択肢を選ぶのだけど、スッキリと改善されていくわけではない。これまで気づかなかった多くのことが、一雄の前に明らかになっていく。一雄自身には、決定的な落ち度が見当たらない。だから、余計辛くなる。私は読んでいて、苦い顔をしていたに違いない。 本作品では、一雄と広樹、一雄と忠雄=チュウさん、橋本親子、三つの親子関係にスポットがあたっている。最後まで、彼らの関係に明るい未来が開けるわけではないが、かすかな予兆は見出すことができる。一雄と美代子の夫婦関係も同様だが、ハッピーエンドじゃないがゆえに胸を抉るようなリアルがある。 関係の再構築は、一朝一夕にできるものではない。目を背けたくなるような嫌なことにも、正面から向き合わなければならない。本作品は、私の今にとても大切な示唆を与えてくれる。だから、泣けてしまったのだな。 | ||||
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| 父親とはなんだろう。 息子とは。 もし私が父親と同い年になれたら、きっと大親友になれるだろう。 | ||||
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| 失業して 息子が家庭内暴力をふるい 妻が不倫しまくるようになった、、、、、、、、、 死にたいというより、死んでもいいなと思ったときに、そのワゴンはやってきた、、、、、、、、、 ま、猫バスがやってきて、親父と息子に、言いたかったこと、云うべきだったことを伝えるって話。 感動した。 | ||||
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| 最近仕事がうまくいかず落ち込んでいる毎日だったのですが、 この本を読んで、自分がすーっとした気持ちになっていくのが分かりました。 まるで主人公と同じような心境の変化が私にも起こったようでした。 毎日の生活に疲れたなー、とため息が出てしまう人に読んでほしい一冊です。 | ||||
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| 重松さんのものは間違いない。 小説ベタな自分でも、送った相手に好評であった。 | ||||
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| 非現実な出来事ではあるが、心の中では起こりうる事と肯定している。自分に重ね合わせ興味深く読めた。 | ||||
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| 三組の親子が織りなす、後悔とやり直しの物語。 もう死んでもいいかなと思っていた主人公の前に現れたオデッセイ。それに乗る橋本さん親子と過去にもどりやり直しの人生を過ごす。途中で出てくる、自分と同い年の父とのやりとり。 色々と納得させられる物語です。 | ||||
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| 38歳の主人公「僕」は現在サイテイ、サイアクの人生。 もう死んでもいいのかなとふと思う。 そんな「僕」の前に止まったワゴンが僕を連れて行ってくれるのは、サイアクの人生になる前の過去の自分の中。 その当時には気づかなかったものの、実はそこが人生の分かれ道であり、そこでの選択の仕方によっては違った運命になっていたことに気づかされる。 人生をもう一度やり直せるのか。 そこで違った選択をして現在に戻れば幸福な現在に変わっているのか。 しかし本作品はそんなに甘くありません。 なにも知らなかった僕が選んでしまった道を、もう一度たどり直すしかないのです。 じゃあ、いったいなぜワゴンは僕を過去に連れて行くのか。 なぜ何度も苦しく辛い後悔を味あわなければならないのでしょうか。 何度か過去に戻るうち徐々にその理由に気づく「僕」。 本作品には三つの父と子が登場します。 主人公「僕」とその父、「僕」とその息子、そしてワゴンを運転する橋本さんとその息子。 それぞれにそれぞれの父と子の物語があり、それが物語のなかで交差する。 子を持つ責任ある父親にとっては必読の書といえるかもしれません。 そして、理由に気づいた主人公が自らの責任を果たす覚悟を決めた後半、涙なしでは読めなくなります。 傑作。 | ||||
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| もう死んじゃってもいいかな…。そんなときにやってくる一台のオデッセイ。 そのオデッセイに乗り込み、過去へと振り返ります。(未来は変えられないのに。) しかし未来は変えられなくても未来を生きるヒントを与えてくれるのがこのオデッセイだと思います。 物語に出てくる問題を抱えた三組の父子に関わることによって考え方もわかってきます。 物語終盤は何も変わらない問題だらけの現在にもどるけどなにかとても前向きな終わり方で勇気をもらいました。 ハッピーエンドな終わり方ではありませんが。 | ||||
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| 素晴らしい小説だった。 大人の『自立』を描いたファンタジーものというかんじ 橋本さんの言葉『変わらないけど変わったんです』 って言葉はきっと 環境は変わらないけど あなたの心は変化してますよ って意味かなって思った。 被害者ヅラしてる場合じゃないよなって思えた。 | ||||
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| 最初に読んだのは「ステップ」でこの「流星ワゴン」が二冊め。 どちらも昭和のオヤジがいい味出してて、作品の骨格をなし、 子供たちがその周りを彩る。 重松清は子供の自然な会話の流れや普段埋もれてしまう人の機微を掬い上げるのが本当にうまい。 6歳の息子をもつ親として一番泣かされたのは健太が砂場でなくのと 車を降りるシーン。 本当に、もう、涙がとまらず、何度も指で拭った。 ページが少なくなってきて、ああ、もうこのワゴンの親子には合えないのか、、 と思うと無性に寂しかった。 弘樹からは成長に伴う親子の葛藤シーン満載で読んでてとにかく苦しい。 ああ、オレ、息子にこういうこと言っちゃいそうだな。。。とか。 同じ年齢の息子をもつ父親は同じ感情を抱くのではないだろうか。 最後のほうは気持ちが完全シンクロしていたように思う。 ファンタジーだ。読後感は爽やかだ。という意見には賛成しない。 オレの家族はそうならない!と言い切れるんだろうか? そのとき、お前はどうするのだ? そういう問いをもらった気がする。重くて心に残る作品。 | ||||
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| 今まで、40冊近く重松さんの本は読みましたが、入り口が今までとは違った印象でした。読むのをやめようかなあとも思いましたが途中から引き込まれて後半はあっという間でした。このような難しい内容のストーリーを筆一本で語る、というのは、やはり重松さんの腕のすごさだと思いました。 | ||||
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| 私は、この本の主人公のように、妻や子どもがいるわけではありません。 しかし、ストーリーを読み進めていくうちに、主人公の感情がどんどん自分の中に入ってきて、なぜか涙してしまいます。 この本を読み始めた時は、仕事やプライベートのストレスが溜まっていましたが、本を読み終えると心がすっきりしていました。優しい気持ちになれて、心がすっきりする本です。ストレス解消にもおすすめです。 | ||||
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| 著者・重松清氏が、冷め切った父子の家族愛と信頼関係が、 少しずつ回復してゆく「過程」を描いたファンタジー小説と なっている。 主人公 カズは38歳のごく普通のサラリーマン。ものごころ つく頃に、父親チュウさんとの、気持ちのすれ違いが「親子関係」 を複雑にさせてしまったのだ。 そして、今度はカズの家庭が崩壊寸前となり、苦境のどん底で 「生きる」事を諦めかけた場面から、物語がスタートする。 「流星ワゴン」に乗せられたカズは、家庭崩壊の1年前の過去に戻 され、人生の分岐点となる、さまざまな「場面」に連れていかれる。 既に崩壊に向っていく家族の未来を変えることができないままに、 虚しく時間が流れていく。 「流星ワゴン」の中で夜道を駆け抜ける間に、主人公カズの気持ち が、少しずつ変化してゆく。 孤独で家族から疎まれた主人公カズが、息子・広樹を未来を救う為 に、立ち上がる。いや、自身の人生を賭けて、再出発を決意する。 「子の幸せを願わない親などいない。」 こんな簡単な言葉であるが、この小説によって痛切に感じることが できる、素晴しい一冊といえる。 | ||||
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