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交渉人・遠野麻衣子 籠城
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交渉人・遠野麻衣子 籠城の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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籠城は解決するが、犯人はどうなったのか、妻の傷はどうなのか、刺された警官はどうなのか、TVの反応はどうなのか、そして、幼児殺害の犯人はどうなったのか、など尻切れトンボになっています。 最後まで書いてほしい。 | ||||
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「交渉人」がとても良かったので期待して購入。文章力自体は申し分ないけれど、内容にガッカリ。オチが弱くて、ラストもあまり余韻が残らない終わり方。しかも交渉人シリーズ3部作全ての犯人がかって昔「被害者」だったという設定もワンパターン(家族を殺された過去を持つことも共通) 今回の作品で特に残念だったのは、主人公の遠野麻衣子の描き方。初回作品では警視正への恋心など心理描写が分かりやすく、好きな男性の前でも凛とした強い姿勢を崩さない・・など大変魅力的な女性の印象があった。今回は感情味のない淡々とした女性の印象で、全く魅力を感じることが出来なかった。 他にも、主人公の麻衣子以外に共感したり惹かれる登場人物も特にいなく・・・、せっかく文章力&心理描写が上手な作家なのにその利点が全く生かされていなかった気がする。 | ||||
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う〜ん。遠野麻衣子にキレは無いし、犯人の賢さも中途半端だし、何よりも少年法の問題点への指摘も薄っぺらだし。好きな作家だけに残念! 『1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター』『2005年のロケットボーイズ』とか、そしてそして『For You』のように素敵な作品を是非とも 今後は書いてくださいな。この作品は読まなかったことにします。 | ||||
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「交渉人」シリーズは好きだったのに、今回はひどい。遠野麻衣子が泣きます。遠野麻衣子の交渉の内容も、交渉人としてキラッと光る部分は全くなく、オウム返しっぽい。「リミット」のラジオホストの退屈繰り返しトークを彷彿とさせました。遠野麻衣子そのものも、ただ感情の起伏の少ない退屈な女みたい。ラストの落ちも、たいしたことない。第1作に感動して、前作もそこそこは面白かっただけに、非常にがっかりしました。 | ||||
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交渉人シリーズの中では、一番ストーリーが薄いと思います。 もっと最後にどんでん返しがあればいいのですが。 『交渉人』が交渉することで何か起こるかといえば そうでもなく… 通勤時にさらっと読みたい本が欲しい人向きかと。 | ||||
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『交渉人・最後の事件』が、文庫化にあたって『交渉人・爆弾魔』と改称され、ようやく発売された待望のシリーズ第3弾が本作。 待望だったのだが、読んでみるとガッカリさせられる部分が多い。サスペンス小説としては、うまく書いてあると思うし、この作者らしく、レベルは決して低くはないが、率直に言って、こういう作品が読みたかったのではない、と思ってしまう。 [少年事件の被害者が、人質を取って立てこもり事件を起こした。犯人と交渉する、交渉人・遠野麻衣子] これだけの設定(前提条件)を聞いて、普通に予想される範囲内から、この作品で描かれている内容は一歩も出ていないと思う。事件の結末の「どんでん返し」さえ、完全に想定内である。サスペンス小説でありながら、あっけないほど冷静に読める。しかし、「冷静に読める」というのは、この手の小説にとって、決して「ほめ言葉」ではあるまい。 シリーズ第1作の『交渉人』のレビューにも書いたが、こういうサスペンス小説に、「社会派」的な内容は必要ないと思う。もっとシンプルに、正体不明の立てこもり犯との交渉、というエンターテイメント小説を書いてくれた方が、はるかに面白かったのではないか。「社会派」が書きたいなら、サスペンス小説の形を取らなくても、正面から書けばいい。 | ||||
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