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時をかける少女
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時をかける少女の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全78件 41~60 3/4ページ
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| 久々に読んだが圧倒的に面白い!イッキに読んじゃったよ。 散々メディアミックス化もされた世界的に有名な小説が、100ページに満たない短編小説であるという事実が(本を読まない人、または原作を知らない人らには、意外に知られていないらしい)、小説だけに限らず、創作は長さだけで完成度や満足感が決まらないと事実を如実に現しているでしょ(この本にしたって、「時をかける少女」が表題作で、実際は短編小説であると知らない人は今でも多い。驚く程に)。やっぱ小説は物量ではなく、密度だよ。最近は原稿料を稼ぐことが目的なのか、無駄に冗長な勘違い本が多すぎなんだよ。 短編が3本入ったこの本、最後の話がブラックな終わり方をしているのは、収録がダメだね(オリジナルも同じくダメ)。折角最初の2作が感動的なエンディングなんだから、せめて2番目を最後に持ってくればいいのに。 「時かけ」のヒロインの和子は、"母性愛多寡"と言われてる様に、こんな中学生いねーよって人物だね。最近の創作では全く見ないタイプで逆に新しい "精神病院"を"キチガイ病院"と書いたり、"交際"の定義が今と違う事(友達関係でも交際と描写)、男子生徒が危険人物じゃない事等が現代の感覚とは極度に掛け離れてるから、最近の子供じゃこの本読んでも理解出来ないかもな 表紙は貞元の描き下ろし(映画のつながりで回ってきた仕事だろな)。かわいいけど、60年代が舞台なのに和子が茶髪なのは頂けない。折角他が野暮ったい制服に太眉というレトロチックな少女に描かれてるだけに違和感が酷い。ましてや、他の男子はヤボッたい昔風の絵なので尚更頂けない、おかしい | ||||
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| 映画版『時をかける少女』が好きで購入。 見ている人は分かると思うが、魔女おばさんの学生時代の話。 映画版とは違うテイストの時をかける話。 映画の感じ(細田守の作品)が好きなら読まなくてもいいかもしれないが、原作ということもあり映画につながることもあるので是非読んでほしい。 | ||||
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| 昔の名作を、細野さんのイラストで読めるのは至福でした。 何度読んでも読み飽きない、まさに名作です。 | ||||
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| まず、この本は短編小説集である。 映画化などで囃し立てられていたのは知っていたが、あまり関心を持っていなかった。 しかし、筒井氏の小説に触れる機会が何度かあり、興味をもったので購入した次第である。 内容については想像していたものと違った。 なにより長編小説だと思っていたが短編小説だったことが大きい。 しかし内容はスッキリしており、ライトノベルのように気構えず読むことができる。 ははあ、なるほど。映画化・アニメ化に適した内容だなあと思う。 アニメ・映画から原作へ、という方にもお勧めであるが、 小説を読んでから他の媒体へ移っていくほうが、時代の流れを楽しめるかもしれない。 | ||||
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| たびたび映像化されていますが、 原作は読んだことがなかったので購入しました。 こういうのを読むと自分の周りにもあるのかな、と期待?してしまいます。 | ||||
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| アニメ版を見てから読みました ストーリーは別物です 短い話ですが綺麗にまとまっていてよかったです | ||||
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| 文庫本には三篇の作品が所収されている。「時をかける少女」「悪夢の真相」「果てしなき多元宇宙」。映画ばかり観ていたので、いよいよ原作も読んでみることにした。 映像作品と違って福島先生という大人が一役買っている。原作が書かれているころは、学校という舞台には「先生」がバランスをとる上では必要だったのだ。そういう時代はやがてなくなった。先生たちが「学校は生徒が主役だ」というが、いうまでもなくその通りに進んでいる。 思春期の記憶を押し隠して社会人へと人々は成長していくが、忘れるわけではない。けれども甘く切ない記憶になる。作品では深町一夫は記憶から消されてしまうが、物語として書き残されているかぎり、深町は何度でも甦る。甦るたびに失われた思春期という時間は切なく甘い香りを発する。思春期にある人が読めば、自分もやがて甘く切ない記憶を懐古するときが来るのだろうと未来の自分を想像しせつなく甘い気分に浸る。 人をそんな風にしてくれる小説という文化は人々には今後しばらく手放せない。 | ||||
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| 筒井先生が大好きで、大学生時代図書館で全集を読破しました。 kindleで格安で先生の著書が入手できることがわかったので、つい購入しました。 しかし、私は現在諸事情により、非現実的な事は受け入れられないような精神状態になっています。 大学生時代は、素直にこの本を楽しめましたが、現在は出来ません。 筒井先生、すいません。私は小賢しくなりすぎて「文学部唯野教授」みたいなもの以外NGです。 「大人になるって嫌だな~」と思いました。 筒井先生のファンの方は、どのような形でもいいから、先生の著書を購入して先生を励まそう! 次は「ベトナム観光公社」に挑戦します。 | ||||
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| 1972年、NHKテレビで放送された少年ドラマシリーズ「タイムトラベラー」に夢中になり、筒井康隆原作『時をかける少女』の本書を読みました。 島田淳子主演で、彼女が演じた中学3年の少女・芳山和子(よしやまかずこ)が、あることから意思によって、自由に時間旅行ができる能力を持つことから、どんどん物語に引き込まれました。 現在と過去を旅することから、時空を超えた歴史の幅に魅力を感じ、刺激的でした。 未来人ケン・ソゴルの「歴史を変えちゃいけないんだ」の言葉を思い出すと、鳥肌が立つ。 2010年、芳山和子の娘役で、仲里依紗(なかりいさ)主演の映画「時をかける少女」のラストシーン「行かないで〜」と、いきものがかりが歌う「ノスタルジア」と重なるものがあります。 漢字を読むのが苦手だったので、鶴書房盛光社の本書は、ルビ(ふり仮名)があって、ここから僕の読書が始まりました。 教科書の活字に欠伸(あくび)ばかりしていたのに、「本」の面白さを教えてくれた作品との出合いに、心から感謝しています。 あれから、40年の歳月を積み重ねても、いつも、そばにある1冊です。 | ||||
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| つくづく日本人は物事をわかりやすくするというか、身近なものに置き換えることが上手いですね。ウェルズのタイムマシンなんていざ未来に行ったら、地上に住む人間は退化していて、獣と化した地底人にタイムマシンを奪われてを取り返すという、マジでえげつないというか、恐ろしいというか、ホラー小説を読んでるような気分で読んでいましたが、これは惚れた男に会いに行くという読みやすいテーマですね。(まあとはいえこの本の二作目は・・・) SF入門者にはオススメ | ||||
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| 50年くらい前に、小学校の図書館で読んだ本です。 NHKのタイムトラベラーの放送前でした。その後映画になり、アニメになり、でも基本はこれです。 ラベンダーてなに?て子供心に????でした。うん!ベランダーの一種かな?なんて本気に思っていた! | ||||
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| アニメ映画版の「時かけ」はまだ未鑑賞で、先に本家原作から入ったクチです。 多くの方が実写かアニメの映画を見てから本家を知ることが多いかと思います。 私はといえば、先に原作を読んでおこうと思い本書を手にとりましたが、 原作が短編だったということも知らず、 そもそもアニメ映画版は本書を描いたものでもないと知ってびっくり。 アニメはこの作品の20年後を描いたものだったのですね。 それはそれとして、本書を手にとって短さにがっかりしつつ、 終始楽しんで読むことができました。 他2作の短編もそこそこ面白かったです。 本書の初版は昭和51年……つまり1976年というのだから驚きです。 今から36年も前にテレポーテンションやタイムリープのことを知っており、 かつそれを青春小説の題材にしようとした氏の才能には脱帽せざるを得ません。 流石に少々古臭い……古風な表現や台詞が、今となっては気にかかるのも確か。 しかしテンポよく描かれる、登場人物たちの会話を中心としたストーリー展開は、 今現在読んでも十分読みやすい範疇だと思います。 SFというとどうしても哲学的、もしくは難解になりがちですが、 本書はジュブナイル小説として発表されたこともあり、気楽に読める作品かと。 筒井氏は多岐に渡るジャンルの作品を執筆しているようで、 本書「時をかける少女」は、逆に氏の作品の中では異色かも知れません。 氏は割りと過激な作風で知られており(Wikipedia参照のこと)、 この作品の方が珍しい作風なのではないでしょうか。 非常に魅力的な作品で、それは何度も映像化されていることからも伺えます。 これほど短い短編として完結してしまうのが残念でなりません。 濃密な長編として読んでみたかった。 でも、だからこそ人を惹き付けて話さないのかも? ティーンエイジャーなら十分にこの素敵なストーリーは共感できると思いますし、 酸いも甘いも噛み分けた方でも過去を振り返りロマンチックな一時を過ごせるのでは。 作中でのタイムリープは過去へしか行けませんが、 本書の魅力は時間を超えて、ずっと語り継がれていくのではないかと思います。 | ||||
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| アニメ映画版「時をかける少女」を見てからずっと気になっていた原作。 やっと読みました。 ラベンダーの香り、が物語全体から漂っているような、素敵なお話でした。 「テレポーテーション(身体移動)」と「タイム・リープ(時間跳躍)」という複雑な設定が 短いページ数のなかでわかりやすく説明されているところがすごいと思います。 ラベンダーの花ことば。 「あなたを待っています」 | ||||
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| 私はこの本を読む前に[映画]時をかける少女のDVDと[アニメ版]時をかける少女の本を読み、そして観ました。 その後この本を読んだのですが、この本を読んだ後にこの3個の本、アニメを観た後1番心にグッと来た登場人物は和子さんです。この本を読んだ後にアニメの時をかける少女を見かえしましたが背筋がゾクゾクとしました。 何故かというのは、この新装版の表紙の絵とアニメ版の時をかける少女の真琴と和子のシーン時にちらりと映るあるものが原因なのですが・・ 言っていることを理解できた人も解釈に困るとはおもいますが、僕にとっては最高のサプライズでした。 | ||||
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| ラベンダーの香りでタイムトラベラーとしての超能力が目覚めてしまった少女の話。人気漫画「べるぜバブ」の小説版でもみんなが知ってる話として触れられている。しかしながら当然にして今の小学生は知らない。意味がわからないと質問してきた娘に「時をかける少女」というSF名作があったことを教えてやった翌日、偶々立ち寄った書店で売られていたので思わず買ってしまいました。 帰りに居酒屋に立ち寄って一気に読んじゃったけど、やっぱ凄い名作だね。古いと思うのは先生が生徒の前でタバコを吸うあたりだけで、その他は全部今でも新鮮なストーリーです。SF小説を読む楽しみを子供達に伝えたいと思う人は是非買ってプレゼントしてあげて下さい。結構喜んでくれますよ。 | ||||
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| その昔NHKTVでドラマ化された「タイム・トラベラー」を見てすっかり魅了され、原作本を読んだのが40年前。その面白さにまたびっくり。短編ともいうべき短い小説なのですが、その中に予測のつかない、起承転結の奇想天外なストーリーが展開され、最後にはしっかり心に残る中学生にふさわしいロマンスまで盛り込んだ傑作でした。読んだあとは心に暖かいものが残ります。一緒に盛り込まれた「悪夢の真相」「果てしなき多元宇宙」も本編に負けず劣らずの傑作ぞろい。こんな短いショートショートの中に読み始めたら引き込まれずにはいられないエッセンスを盛り込むことができるのでしょう。心理学をテーマにした前者とパラレル・ワールドの不思議さ、面白さをテーマにした後者、いずれも忘れがたい傑作ぞろい。映画で興味をもった人もそうでない人も読み始めたら最後まで一気に読み込まずにはいられない、そんな密かな楽しみをお約束します。しかしまあ筒井康隆さんって天才ですねぇ。 | ||||
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| 映画やドラマになっていることは知っていましたが、今まで一度も見たことがありません。 今回初めて本で読みました。 展開がテンポよく、読み始めたら止まりませんでした。 最後の時を越えてのプラトニックな恋がせつないです。 他2編 「悪夢の真相」は自分の苦手なものトラウマになっている理由を探すお話。 「果てしなき多元宇宙」は時をかける少女とちょっと内容がかぶってる気がします。 中学生、高校生はもちろん大人も楽しめる1冊です。 | ||||
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| 昔読んだんですけど、また読みたくなったので。 筒井ワールドの「こっち側」は、七瀬ふたたびの映画化があったり 嬉しい次第です。 | ||||
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| 七瀬再び、家族八景などのSFの大御所である筒井康隆のSFの原点のような本 この本は、時をかける少女の他に、悪夢の真相、そして果てしなき多元宇宙の3本立ての本です。 時を賭ける少女は、大昔に読んで、久しぶりに読んでみたのですが、さすがにすばらしいです。 なんといっても、最後の2〜3ページの「余韻」が強烈な印象として残っているのですが 小説ならではのこの感覚を思い出させてくれる、すばらしい作品です。 それに反して、自分たちのトラウマの原因を探る「悪夢の真相」そして タイムスリップが他の「自分」まで影響してしまう「多元宇宙」のギャップが 大きいのを感じます。 また、解説が、単に「時をかける少女」ファンレベルの文書になってしまっており 他の2作品については一文字も触れていないのが残念を通り越して怒りすら覚えます。 小説でしか味わえないこのみずみずしい感覚を思い出させてくれたこの作品は 全く古さを感じさせない作品で、私にとって傑作ですし、多くの人にとっても 同じではないかと思います。抱き合わせの解説などが残念なレベルですが 時をかける少女のすばらしさをぜひ味わって欲しいです。 | ||||
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| 「いとうのいぢが挿絵をやってるなら・・・」ってクリックしようとしたそこのあなた!本文挿絵はのいぢさんじゃありませんよ!のいぢさんはあくまで表紙だけ。本文の挿絵を担当されているのは別の方(清野紘さんです)なのでお気をつけて。それを承知で買うのであれば素晴らしい読書体験ができるでしょう。何たって「時をかける少女」ですから。 | ||||
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