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(短編集)
獣儀式
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獣儀式の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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ファンタジー要素が苦手なので、リアル路線ばかり読んできましたがこの作品はとても自分に刺さった。 | ||||
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作者は言葉でどこまで残虐さを描けるかに挑戦したのか、あるいはただのたまたま読んでしまった読者への嫌がらせなのか(後者の可能性が高い気持もしますが)、この狂気じみた執筆の真意は定かでは ありませんが、ある意味読み手への挑戦的な小説だと思います。 貴志祐介さんの「天使の囀り」、 綾辻行人さんの「殺人鬼」となび、 私のグロアワードにノミネートされました。 ですが、決して知人にオススメできません。 | ||||
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地獄の鬼が現代日本(世界)に来ちゃって何やっていいかわかんないもんだから、地獄でやっていた責苦をとりあえず人間相手に実践しちゃう話。 当然人間社会がやベー感じでぶっ壊されたもんだから生き残ってる人達の人間性もめちゃめちゃ。ふと、よくある災害とか戦争とかそういうレベルを超えた超非現実なこんな状況になったら自分はどういう人間になるか、どういった行動をしてしまうのか柄にもなく真面目に考えちゃいました。そんな大層な本の内容でもないのにね、テヘッ。 ここまでゴア・グ○・エ○の偏った方向にベクトルが突き抜けてる作品はあまりなく、一見の価値はある本だと思うので星5。ただ、相反すること言って申し訳ないが友達・知人、恋人といった知己に薦められるレベルを超えてるんだよな。絶対キチ○イ認定されて縁切りされるレベルじゃん。こういう系の作品ばっか書いてる作者、やっべー奴か?とも思ったけど、くすっと笑えるエッセイ風の編集後記を読むと明確にこういう作品をつくるとコンセプト定めてつくった理知的な人ってわかってよかったよ。 あと調べられなかったけど、こんな刑罰があるとしたらチベット仏教とか実際「こういうこと」をやってのけたヴラド公爵が一番恐いまであるで、これ。 | ||||
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子供がずいぶん探していて、やっと見つけて喜んでいました。状態もきれいで良かったです。 | ||||
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メインは所収の長編「狂鬼降臨」。地獄から地上に鬼が現れ、人を犯し殺しまくる話。 ・公園の木に人間が何人も串刺しにされてお団子みたいになったり ・腸の一部をくくりつけた木の周りをその腸の持ち主がぐるぐる走ったり ・ペンチで抜いた歯をそいつの頭に打ち込んだり ・鬼に犯された女性が鬼のち○この先から出る濃硫酸で下半身を溶かされたり ・生きるために人間を食った人間が結局鬼に食われたり ・もがれた腕や足や首が飛んだり跳ねたり潰れたり蠢いたり と、そういう感じの話です。グロ=エロではなく、グロ>>>エロです。 「滅茶苦茶な話にしようとものすごく頑張っている感」があって良かったです。 | ||||
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モラルハザードもスプラッタも、逝くトコ迄逝けば、神々しささえ纏う、という。 驚愕の新本格スプラッタ(と当時は標榜された)『殺人鬼』をものした綾辻行人さんが、「とても適わない」(意訳)とシャッポを脱ぐ(古い)、 異形の妖花・友成純一さんの最高傑作(多分)。 これでもかの(あり得ないレベルの)そういうシーンが連発(乱発)されるんですが、ここ迄針が振り切れてれば、既にSFというか。 実は一応官能畑の出自だったりなさるんですが、『陵辱の魔界』にしろ今作にしろ、そんなことは最早抜けた鼻毛のように吹き飛びます。 まあ、ご本人も「変態ではあるが官能の要素は全くない」と仰ってるワケですが。 プロット云々などよりも、兎も角描写自体が主役、という点で、ある意味「文学」の極北かも知れません。いや、本当に。 お好みでどうぞ。 | ||||
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プロローグが良いね ああいうの俺も分かるわ 一話目は、自分の体に力が入ったね。まぁ、どこに力が入ったかはネタバレになるから言わないけれども。 二話目も面白かった。苛められっこの都合的解釈による復讐?的な感じが◎ 後は、ショートショート。こんな影響受けた子どもたち居たら嫌だな。と(笑 それ以外はちょっと長ったらしい感じでした エロの部分は不必要かも 結構、同じ表現を使う事が多いかな | ||||
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中篇+短編集。全てが素晴らしく残酷!そこはかとなく漂うユーモアも良。コドモが抱く内臓への愛着、ある日、肉体が女になってしまった男…とにかく面白い。地獄の連作は素晴らしい名作、震えますぞ。もはや私の力量ではホメようがない。紙面から、腐肉と糞尿が匂いたつ如し、と言っておこうか。モラルが気になるひとは読んではいけない。SM雑誌ではアンケートのワーストを独走したそうであるが…もはや、伝説の一冊。 | ||||
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この本の最初の作品「狂鬼降臨」は、地獄から鬼たちが地上の世界に現れ、律儀な鬼たちが、自分たちの職務を忠実に遂行しようと、地上を地獄にしていくさまを、何人かの視線を通して描いています。ひとくちに「ホラー小説」といっても、正義とか良識とかが存在し、読者もそれらに期待することが多いのですが、この「狂鬼降臨」には、そういうものが全く存在しません。ひたすら血みどろの世界が繰り広げられます。むごすぎる世界です。「極限状況におかれた人間の恐怖を描く」などと文学性にこだわることは何の意味もありません。この世界に耐えうる人だけが読んでください。 | ||||
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