■スポンサードリンク
十津川警部推理行
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
十津川警部推理行の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短編5編。「夜の殺人者」「白いスキャンダル」「戦慄のライフル」「白い罠」「死者に捧げる殺人」。70頁程度の作品なので、電車で読むのに都合がいい。 西村京太郎作品は毎月のように刊行されていて、過去作が大半なので、手元に届き次第、最終頁の「本書は2008年4月小社より刊行されました」を確認してから読んだ。それでおおよその時代背景を想像しながら読むのもまた楽しいからである。古い映画を見るような気分ですね。書店での購入なら、だいたいそこを確認して買う。 この作品、読み始めたら、二篇目で「テープレコーダー」が出てくる。カセットレコーダーだ。2008年なら、もうICだろうよ。これはかなり前の作品集だな、と思いつつ読み進める。なんとなく、どの作品もいつ頃の話なのかわからず、それが気になって、ややイラつく。 最終話の「死者に捧げる殺人」で、いまはドームななった後楽園球場で巨人対大洋戦が出てくる。定岡が投げるシーンには感動した。 それで、この作品でとうとう昭和56年8月10日がまもなくやって来るということを知る。その時代あたりの作品なんだ! とここにきてようやく合点がいき、イライラが消えた。トリックよりもこちらの方に気が行くようにさせたのは、まさか編集方針ではあるまい。 お願だから、作品が発表された年月日を記して欲しいものだ。作品は、肩がこらずに読めて楽しいものばかり。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!