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ニンギョウがニンギョウ
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ニンギョウがニンギョウの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全48件 1~20 1/3ページ
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誰か止める人はいなかったのか | ||||
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読むのを途中でやめてしまった。 一文めからして二度見してしまうレベルの訳の分からなさ。 文章自体は難しくないので筋はわかるのだけど それでもわからない。 例えるなら他人の夢を聞かされているような気分。 夢と言っても「将来の夢」とかそういうのではなく 本当に寝ているときの夢。 前後の脈絡がまったく関係なく、起こっていることも不条理、 あとから考えたら「なにこれ?」と思うようなアレ。 これを最高だと言う人は、なにか特別な感性の持ち主なのだろう。 | ||||
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物語シリーズや戯言シリーズのような読み易さはありません。文章やストーリーがくるっています。これはへたくそな作家が書いているからではなく、西尾維新さんが意図して歯車を狂わせて書き込んでいるものなので、『芸術』の域なんでしょうね。 物語シリーズや刀語の様にカバーケースに入っていて、取り出すと本自体には和紙がカバーリングされた古書っぽい外風です。話がスムーズではありませんので読みにくいですけど、狂いっぷりが面白かったです。この物語に正当性を求めてはいけないともわせる内容でした。短編で140Pしかありませんので、あっという間に読み終わると思います。 本来星三つですけど、西尾維新ファンなのでプラス1。 | ||||
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西尾維新さんの作品は全て素晴らしいものですが、今回の「ニンギョウがニンギョウ」は特にオススメの作品だといえます!とても独特な物語で面白くて、感動がとまりませんでした。ぜひ、西尾ファンの方ならば読んだ方がいいと思います。 | ||||
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猟奇的で悪夢めいた幻想の羅列。その文章やイメージ自体を堪能できる人なら、もう1~2点は評価が上がると思います。 しかし、枝葉を除いて「この物語は結局、何を表したかったのか?」と考えても答えが見えない。 主人公と二十三人の妹たちは如何なる存在であり、彼と彼女らの関係は何を示しているのか? なぜ十七番目の妹のために映画を観るのか? ほとんど妹のことしか考えずに生きる主人公にとって、あの奇怪な世界は真実なのか妄想なのか? そして「熊の少女」は彼にとって何者であったのか?(※終盤で彼女の「正体」は語られますが、それが妹でも赤の他人でもないことの意味が自分には正直よくわかりませんでした) 少女に託された子供の意味と行く末は? などなど。 あらゆる要素が「物語として納得できる因果関係」を拒んだまま、本書は幕を閉じてしまうのです。まるで、作劇法の逆ばかりを選んで意図的に破綻させたのではないか?と勘繰ってしまうほどに。 なので、本書を楽しむには「深く考えない」のが一番だと思いますよ。 | ||||
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舞城王太郎色の強いというか、今までの西尾維新の読みやすさが全て欠如したような感じでした。実験小説と言ってもいいかもしれません。 内容にいい感じに言いくるめられているかのような…読者と作品の間にすごい溝があるなあと思いました。より分かりにくくを追求した(と私が勝手に思っている)この小説。相当読者を選びそうです。 読み終わってみて意味わかんないの一言でしたが、皆さんは如何だったでしょう。 | ||||
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ほかの人が言う通り支離滅裂です でも下手で支離滅裂になってるのではなく意図的に文脈をずらしてます シュールレアリズムを文章にしたらこうだろうなっていう まともな小説が読みたい人にはおすすめしません 西尾維新が好きでおかしな文章を頭に入れたいって人はオススメです 内容とは関係ないですが、この本なんと「活版印刷」してます さらに和紙のカバーをかけ、箱に入ってます、まるで古い本の様に そのせいか薄いのに高いです | ||||
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考えれば考えるほど、何も解らなくなる。 読めば読むほど、景色が消えていく。 私にとって初めての西尾維新作品は、これで良かったと思います。だけどこの作品以外読む気もありません。きっとガッカリしてしまうから。 評価が低いレビューの方は、きっと素直な人間なんだなと思います。 『理解しよう』というのは、たぶん不可能でしょう。それなら流されて、飲まれてみてはいかがでしょうか。きっと評価・感想は変わるはずです。 | ||||
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ネットでも私の周りでも賛否両論……というか、主に『否』の意見の多い作品ではあるけれど、 私個人としては西尾維新作品の中でも好きな方に分類される小説。 元々『わかりやすさ』を追求した氏のデビュー作『戯言シリーズ』の対として 『わかりにくさ』を基軸に置いた小説なため、理解しようとすればするほど思考が迷宮に陥る作品。 確かに作品としては読みにくい部類に入るけれど、『こういう作品を書きたい』と思って、 思ったままの小説が書けるというのは素直に凄い事だと思う。 ただし、やはりどうしても『読者を選ぶ』作品になってしまったことは否めないので、 誰もが面白く感じられるものではないという意味で評価は星4つにとどめておきたいと思う。 | ||||
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この作品の評価は難しいのでとりあえず星3つ。 作家の読書量の証とも言える作品と思います。 「どれとは言わないけどこんな文章表現あったよね。」 と、そんな事を著者と会話しながら読んでいる感覚に陥ります。 内容は正直理解しきれないというかできませんでした。 西尾維新作品ではなく西尾維新に好意を持って最後まで付き合ってみるのも良いのではないでしょうか。 | ||||
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これを読んだ後の感想は、なんだかよく分からない、けどなんか凄い!!でした(汗) ていうか最初に読んだのはもう随分昔のことになるんですが、今でもあの読んだ後の興奮というかなんというか、その気持ちを忘れてません。 ですが、これは私が西尾維新さんの書く作品が大好きでとにかく大好きだ、という思いも含んでいるでしょうから、実際人を選ぶとは思います。 勧めにくいという感はありますが、面白いとは思います。 ただ、ひたすら不可解な作品です、言葉では説明しずらいですが。 ですが西尾維新さんの小説が大好きで、興味がわいた方には読んでいただけたらと思います。 | ||||
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内容の細部に至るまで全て理解しようと云う考えは、本作については放棄するのが最善かと思われます。 ひとつひとつの文章は決して読み辛いものではありませんが、ひとつの物語として捉えると、途端に内容は理解不能な域にまで達します。 だからといってまったく訳が分からないかと云えば、そんな事はないから不思議、というような印象を受ける作品です。 肌に合わなかった場合は大外れが確定的な内容ですので、自分に合っているのか否かを、少しでもチェックしてから購入する事をおすすめします。 あえて以下に冒頭の一部を記しますが、これを読んで、「は?何言ってんの?」となる方には不向きです。 ――――――――――――― 映画を見に行くことになったのは妹が死んでしまったからだ。 私は平素より視覚情報に関しては淡白を貫く主義なので、映画を見るのは実に五年振りのこととなり、妹が死んだのも、矢張り五年振りだった。 回数を勘定すれば、共にこれが四回目である。 〜中略〜 私には合計で二十三人の妹があるけれど、死ぬのはいつも、十七番目の妹だった。 ――――――――――――― 上記の文章を見て、「面白そう」とか「気になる」と云う感情が生まれる方にこそ向いている本だと思います。 私の場合はこの文を読んでなんとなく興味がわき、読んでみたらなんか良かった…と云う感じです。 ずっとこのような内容が続く上、ページの真ん中ギリギリにまで、かすれかけた字(仕様)で書かれている非常に読みにくい本です。 個人的には当たりでしたが、よく考えてから手を出すべき奇書だと思います。 ただ単に書き散らしただけじゃん!と思う人がいるのは確かですので。 | ||||
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この作品は、よっぽどの作者の真意を読む能力を持ち合わせている人か、よっぽどの想像力を持ち合わせている人なら面白いと思います 物語なのですが、詩的な要素もあり、抽象絵画のような作品です 最後のほうで説明をつけて欲しかった、という方が居るようですが、下手に説明をつけても蛇足になるだけで、この世界観を壊してしまうだけだったと思います | ||||
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西尾維新さんの作品を手にとったのは偶然でした。何か面白そうな本はないかと本屋を見回していて出会ったのが「クビキリサイクル」。 そこで初めて彼の作品を知り、惹かれました。 ニンギョウがニンギョウを読み始めのときはなんとか必死に理解をしようとしましたが途中で止め、黙々と彼の世界観を見せていただいたというかんじです。 不思議で自分でもよくわからない面白さがありました。 でも理解が難しく、小説を読んだという充実感はなく、西尾維新さんの作品に触れたというかんじです。 | ||||
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はまれるかはまれないかで評価は真っ向別れると思うが、西尾維新作品の中ではこれが一番好きなのは今も変わらない。 とにかく一読して、自分の感性で判断してほしい。 | ||||
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早熟の天才、西尾維新が放った怪書。 抜粋を見ればわかるとおり、常軌を逸したイメージの羅列が一冊の本を形成しているという内容で、あきらかに講談社ノベルスで出版されるべき内容ではない。 これを現代詩の亜型と読むこともできるだろうが、それでは西尾維新の本質を見誤ってしまうことになるだろう。 これは、<理解不能の天才>西尾維新という作家を捏造するために放たれた弾丸なのだ。 この本は、最悪の戯言遣い、曳かれものの大嘘吐きである西尾維新がでっちあげた架空の書物なのである。 しかしこれが読者を騙すために書かれた、いわばパフォーマンスとしての書物だとして、その事実がこの本の価値を減ずることは些かもないだろう。 思い出して欲しい。彼の物語は口を揃えて異口同音に嘘について語っていることを。 <嘘>こそが西尾維新の本質なのだ。 僕が思うに、物語という戦場において正々堂々真正面から真っ向勝負で読者の不意を打つことが西尾維新の矜持であり、誠意なのだろう。 そしてそれを見事なしとげた<天才>に、僕は拍手を贈りたい。 | ||||
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はっきり言って奇書の類。 ドグラマグラとか好きならどうぞという感じ。 某物語で某ヒロインの好きな小説が夢野久作だったりするあたり 確実に影響は受けてるのだろうなとは思った。 そしてそれらの脈絡ゼロな奇妙な文脈に彼の言葉遊びとユーモアと屈折した妹ラブを加えたのがこの作品といったところか。 逆に言えばこれを読んで受け入れられるのならば彼の小説は全て受け入れられるだろう。 | ||||
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こんなに薄い小説なのに、読んでいる間の時間が異様に長く感じられ、読了後疲ればかりが残りました。 この作品には筋という筋は無く、ずっと同じように続いていきます。オビのコピーからして方向性の新しさという一点が売りなのでしょうが、それでしたら初めの一話だけで十分だったのでは。 しかし何よりも腹立たしいのは、クオリティの低さですね。西尾氏は不条理系向いていないんじゃないでしょうか? ちょっと狂ってるっぽい文章が書きたかったので試しに書いてみた、みたいなわざとらしさを端々に感じました。読み手が驚くこと、変だと思う事を予想して書いてるんじゃないかと。プロなら本当に狂ってでもマジでイカレた小説を書き切ってくれませんかね。 この本を好きだという人も居るでしょうが、西尾維新という名前がなければ売れなかったと思いますよ。講談社も、装丁に凝るなら何度も読み返したくなるジャンルの小説でやってください。この手の小説は一言一句暗記するようなものではないので。 | ||||
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レトロな装丁にかかった帯に引用されていた本文に度肝を抜かれて購入しました。意味不明とイメージの奔流が渾然一体となっている本書は、つまりアンドレ・ブルトンの「シュルレアリスム宣言」の手法で書かれた自動筆記の小説なのだと推測しました。さしずめ西尾維新版「溶ける魚」。他の作品は未読なのですが、西尾さんは言葉遊び好きというより言葉に淫している方なのでしょうか。ブルトン同様、筋など追わず、ただイメージの奔流に心を任せれば麻薬のように酔える一冊です。 | ||||
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面白かったかといえば、面白くなかった。 西尾氏の作品なので手を出したモノだったが、最後まで読むのに苦労した。 ただ、独特の雰囲気を味わうことだけはできる。 「不可解」と雰囲気を楽しみたい人にはお勧めできるが、万人受けはしないでしょう。 最後まで読んでも、「???」のままですし。 それでもよい、と言う人だけが、楽しめるんでしょう、たぶん。 | ||||
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