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かげろう日記
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かげろう日記の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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吉村達也のホラーの新装復刊(2019年)。吉村の本は読みやすくてどんどん読めるが、本格ホラーや本格ミステリーを求める読者は、ぬるいという感想を抱くかもしれない。それはそうとしても、私には、作者は、ホラーの形をとって、むしろ人間そのものを描こうとしているようにも思える。縛られていることに疲れて茜を振ってしまった輝樹の元に、茜の死後、現れる日記。それにまつわる怪奇現象。出来事が展開する前に、輝樹の同期の遊び人、卓郎が言う。「ひとりの人間を一途に思うことほど、ホラーな世界はないね。恋はホラーだ」。よくありそうな男女の関係は、卓郎の言葉のとおり意外な展開を見せていく。息もつかずに読んでしまうだろう。吉村の本は面白いのに絶版になっていて残念だ。双葉文庫さん、他にもどんどん復刊してください。ちなみに、五十嵐貴久とは、扶桑社の上司と部下の関係にあったようだ。 | ||||
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某ニュースサイトで絶賛されていたため、気になって購入しました。結果は見事に裏切られました。ここのレビューの評価のうち、唯一同意出きる箇所は「B級ホラー」というところです。確かにその通り、「B級」であって、それより上は望めません。ストーリーもさることながら、作者の表現力も「B級」です。 | ||||
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ラストがあまりに普通にホラーで拍子抜けしましたが、それは作者に対してなんの知識もなかったこちらの責任かも。話の流れは面白くてドンドン読み進められました。 | ||||
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情報アプリの記事で見つけて面白そうなので読んでみました。 生身の人間の怖さと、ホラー的要素、、そしてサスペンスチックな要素と大変面白く、一気読みしてしまいました。 2時間弱で読めるボリュームなので、暇つぶしに読むには最適です。 ジャンルが「ホラー」ということで、もっとおどろおどろしい感じなのかな…と思っていましたが、そこまででもなく「意味がわかると怖い話」などが好きな方には楽しめると思います。 | ||||
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もうちょっとヒネリが欲しかった。正体不明なところまではドキドキしたのに、「あ、ホラー文庫だもんね」と納得してしまったところが残念。久しぶりに本を読みましたが、一気に読めました。読みやすかったです。 | ||||
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強烈な愛の熱が容赦なく彼女を照り付け 彼女の影を日記に焼き付ける。それは消えることなく永遠にそこに留まり続け、見る者に怯むことなく己の影を見せつける。言い方は悪いが、それは初めて原爆ドームを見た時のような、確かに過去そこに存在した生を生々しく見せつけられたような感覚に似ている。読了後も文字ではない何かが私の心臓を握りしめ離さずにいる。 完全なるサイコホラーを期待していたが少し超現実的な要素を含む話であったため期待していた恐ろしさはそこまで感じなかった。 あと親友が優秀すぎて黒幕レベル。 受験生ということもあり最近はあまり小説を読まないようにしていたが、思わず一気に読んでしまった。今日は勉強をせずこのまま布団に潜り、背を床にぴたりと付けたまま寝ようと思う。 | ||||
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久々に先が知りたくて一気見した作品でした。 後半に、もしや?と思わせる引っかかりが出てきて、やはりそうだったかと思いました。 確かにホラーです、不気味な雰囲気と謎を解きたい気持ちでどんどん読み進められました。 最後の一文は、正直いらないかなと思いました、それでどうするの?って | ||||
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この本に何を期待して読むかで評価は変わるでしょう。 論理的・現実的なサスペンスを期待すると終盤の展開にはガッカリするかもしれません。逆に超常現象アリのホラー展開を期待するのなら高評価になるかもしれません。 私は残念ながら前者でした。 とはいえ、文章は読みやすく登場人物も少ないので気楽に読める小説としては及第点なのかなとは思います。 | ||||
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吉村達也さんの本はB級ホラー感が好きでよく読んでます。今回のこのお話はかなりおもしろいですね。 ただし自分はこの日記を書いた人に感情移入してしまったので、そんなに怖くはありませんでした。でも、おもしろかったのは間違いありません。 | ||||
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この作者の作品はこれで2冊目ですが、圧倒的に面白かったです。まず日記の続きが気になって、それから真実が暴露されるまでどんどんページをめくり、そして最後はどうなるのだろうと全く飽きなかったです。五十嵐貴久のリカを思い出させるような恐怖と好奇心で久しぶりに一気読みしてしまいました。 | ||||
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読み終わって怖くなりました。もっともっとこの作者の作品を読みたい。 | ||||
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単純に面白かった。 怖いと思えたのもあり、 冒頭の描写はそういう流れだったのかと 読み返せたり、 日記の描写で驚かせたり (ある記念日を綴ったものは 字体まで変えて読者に見せる拘り) 意外と短く、すぐに読み切れたり ・・・と、満足な作品だと感じる。 | ||||
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怖かったぁ…ほんと怖いです。 結構短い作品なのであっという間に読めると思います。 身近な事がテーマで、そして主人公の友達の言葉もそうなのかぁと納得させられる部分がたくさんでてきます。 展開が読めないところもまた怖いです! | ||||
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主人公は、精密機器メーカーに勤務する町田輝樹。彼には、かつて内藤茜という恋人がいた。二人が別れてから10ヶ月後、茜は不慮の死を遂げるのだが、さらに半年ほどたって輝樹の元へ茜の日記が届けられる。その内容は…。 当初、この作品の主題は、輝樹に捨てられた茜が書き綴る日記の内容自体にあるのかと思ったのだが、実際はそうでなく、プロットで恐さを醸し出すものであった。初恋 (角川ホラー文庫)や先生 (角川ホラー文庫)などの、歪んだ性格の人間の描写自体が恐ろしい吉村達也作品が好きな私にとってはちょっと期待はずれである。しかし、ミステリー好きの人なら高い評価を下す作品かもしれない。 | ||||
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