マタンゴ
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マタンゴの総合評価:
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面白い本では有りますが、映画の「マタンゴ」と比べてしまうと少し残念な部分も有ります。 映画の面白さと比べたりしなければ、概ね満足です。 でもこれは、あくまでも私としてはです。 映画「マタンゴが好きな人は、この本を読んで世界観を比べてみても良いかもしれません。 面白い本ではあると思います。 | ||||
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映画マタンゴの閉ざされた空間、限られた登場人物による抜け出せない絶望感はなく、映画では謎は謎のまま終わっていったのに、50年後の科学の進歩でそれなりに(むりやり?)いろいろが解明されていて、未知の物体に抱く恐怖感もありません。映画の中の唯一の(?)生存者も登場しますが、彼の心境はウルトラQの最終話゛あけてくれ!”のようで、映画のラストシーンがよみがえって、彼の最後の願いに共感してしまいました。現代の登場人物たちの身体にも次つぎと変化が起きるなか、自分がその状況に置かれたら、といろいろ想像してしまいました。原作の゛闇の声”のように登場人物が少なければ個人の心境を掘り下げられるのだけれど、仲間がいると、みんなでキノコになるのなら怖くない的に安心感もでてしまい、そこらへんも映画の恐怖感の薄まっている理由の一つだと思います。というわけで映画とは別物ですが、読みやすくてボリュームを感じさせないので是非一読して自分がキノコになったらどういう行動をとるのか考えてみてください。 | ||||
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昭和33年、「ゴジラ」「ゴジラの逆襲」「空の大怪獣ラドン」「地球防衛軍」と緻密な特殊技術と本編のベストマッチが功を奏して大ヒットを連発していた東宝が、新たな特撮映画分野の開拓を思索して生まれた、和製空想科学ホラー「美女と液体人間」を契機に始まった「電送人間」「ガス人間第1号」と続いた「変身人間」シリーズ。 そして再び空想科学SF路線と怪獣路線に立ち返る時期を経て、満を持して製作に取りかかったのが「変身人間」の最高傑作「マタンゴ」。 海洋冒険奇譚を得意としていた作家ウィリアム・ホープ・ホジスンの超短編小説「闇の声」に着想を得て、当時の日本SF黎明期を支えていた作家でSFマガジン編集長の福島昌実氏とショートショートSFという新たな分野を開拓した星新一氏が共同でストーリーを書き起こしたのが「マタンゴ」。 公開当時はPTAが「子供たちにあんな気持ちの悪い映画は観せるな!」と大騒ぎをした、という逸話があるほど強烈な印象を日本人の中に残した。 だが、「マタンゴ」はただのホラーでもないし、ましてや「子供に観せられない気持ちの悪い映画」でもなかった。 隠れたテーマに、当時(今も)大流行していた麻薬汚染への警鐘がある。 美しく見えて人を虜にする毒キノコを麻薬の象徴とし、食べた人間を怪物に変えてしまうことで、麻薬中毒の恐怖を観る人々に訴えていたのだ。 つまり、「マタンゴ」はホラーではなく、麻薬中毒者の大幅増という社会の闇を鋭くえぐった社会派映画だったのだ。 それから時は流れて、唐突に発表されたのが、正統的な続編である本小説である。 出版当時は、てっきり映画用のノベライズで、近々映画化されるのだろうと思い込んで、期待に胸を膨らませていたが、期待は見事に裏切られた。 しかし、小説として立派に成立していて、読むたびに恐怖に襲われる。 現代、そして未来になっても人間は麻薬から逃れることはできない、という作者の予言めいた警鐘が、文体からひしひしと感じられるからである。 これは至高の小説である。 だが、いつの日か映画化され、社会を騒がせてほしいと願う。 (要注意)この小説を読む前に、レンタルでもいいから映画「マタンゴ」を必ず一見することをお薦めします。 そうしなければ、この小説の本当の怖さを理解することはできませんから。 映画を観ずに読むと「こんな気持ちの悪い小説を読んではいけない」となってしまうので。 | ||||
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読み始めた当初はワクワクしましたが、読んでる途中からアホらしくなってきました。いくら小説とはいえ、荒唐無稽すぎる。これじゃあ「東宝映画マタンゴ」を冒涜してるようなものだ。一応、映画のシーンを忠実に描写してる部分もあるので、☆一個は評価します。 | ||||
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同名映画の後日談かな。 映画を見ているほうが楽しめるかもしれないけど、あらすじを知っているだけでも十分面白い。 | ||||
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