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姉妹
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姉妹の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.79pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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終盤の怒涛の説明文が今作の難解さを物語っているw | ||||
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中古本と値段の割には綺麗 | ||||
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箪笥の映画を見た時、よく分からないけど、殆ど主人公の妄想か…で終わりました。しかし、この小説を読んで主人公の妄想だけではないことが分かりました。箪笥の映画を見てよく分からなかった人は、この小説でバッチリ分かります! | ||||
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本を読む前から悲しいお話のような気がしていました。ホラーなんだけど、読んでいる身としては、そんなに怖さはない。 ただとても悲しくて、切ない。ドロドロした話のような気もしていたけれど、全然違って、 推理小説のようなこの本は、誰もが楽しめると思う。映画ではなく、自分で想像の出来るこの小説を読むのがお勧めです。 | ||||
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このノベライズどおりに映画が作られていたなら、もっと分かりやすい上に素直に悲劇性も伝わり、ラストの衝撃度もより強まったのではないかと思う。 そのくらい、このノベライズはよく出来ている。私はこの作品を読んでから映画を観たのだが 、正直映画のほうは少しガッカリした。ノベライズを先に読んでいたからこそ何とかついていけたが、あれではさっぱり分からないだけで作品の本当の良さが伝わらないと思う。 このノベライズでは主人公である姉・スミの心情が丁寧に書き込まれているし物語の背景も詳しい説明があるので、映画を抜きにしても作品としてこれ一冊で十分楽しめる。 | ||||
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カバー写真を見たときからなんとなく気になっていました。とても面白いです!このようなホラーやミステリーなどは途中まで読むと大体謎が解けてきて、もしかしたら・・・と感づいてしまうものですが、これは最後まで読者を悩ませます。謎解きされるまで全く何も見えてこないし、つかめませんでした。読後も謎は少し残ったまま、想像力をかきたてられます。とにかく読者を物語の奇妙な世界の中にぐいぐい引き込んでゆきます。なんか腑に落ちない奇妙な感じが残って、なんともいえない気分になります。とりあえず読んでみてはいかがでしょうか?映画をまだ観ていないので、あらすじがわかってしまうと面白くないかも・・と、どっちを先にするか迷いました。けれどこの物語の場合は先に読んでから観る方がいいと思いました。 | ||||
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読んでから見るでは面白さが大いに半減するので、 是非、見てから読んでください。 映画の元になっている原題の「薔花紅蓮」という 韓国のポピュラーな怪談話を知らないというのが 日本人にとってわからなさを多くさせてしまっている原因かと思います。 生活習慣の違いからくる謎も多く残りますが、 映画を見て???に思う部分は演出だったんだなあと、小説を見てから納得しました。思っているほどの怖さはあまりなく、 悲劇的なミステリー+ちょっぴり幽霊という感じがしました。 ネタバレになるのであれもこれもと感想は書けませんが、 映画で端折ってしまった部分も小説ではしっかり説明されているので、 映画をもっと知る上でも一読されるのは損ではありません。読んだあと、必ずもう一度見たいと思うはず! 私はDVDが出たら絶対見るつもりです。 | ||||
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実は内容を書きたくてしょうがないのだが、そこはぐっと我慢する。なぜなら、映画『箪笥』を観て、このページを訪れた人に悪いから。僕はあの映画が面白いと思ってこの本を手にとって、「ほう、ふぬふぬ、なるほど」と思った口なので点数を高くしているが、この本を(映画を観ないで)単独で読むなら、案外あっさりとしていて文章自体から恐怖はさほど伝わってこない。特に冒頭の「薔花紅蓮伝」の段ははっきり言ってタルい。やはり、この本はあの映画の感慨を深めるための補完計画の一端を担うものとしての評価するのがフェアなのだと思う。まあ、作者もあとがきで言ってますけどね。ただその意味ではこの本はものすごく使える。あの映画は敢えて解りづらく作られていて、このような攻略本が必要なわけでやっぱりこういうのはかどかわらしい。別に角川映画じゃないけど。 で、角川映画全盛時のあのキャッチを拝借するなら、「観てから読」んだ方が断然良い。 蛇足だが、スミ役のイム・スジョンが撮影時既に23歳というのもかなりミステリーだ。 | ||||
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ホラー文庫に入っているが,むしろ謎解きミステリーである。美少女姉妹と薬剤師の父,病気の母,そして看護婦がおもな登場人物であるが,人物として良く描かれているのは父である。ボヴァリー婦人の夫ではないが,平凡で,くそまじめで,小心で,まちがっても法を破ったり犯罪を犯したりはしないが,忌まわしいほど罪深い「小市民」である。いかにもいそうなこうした不快な人物が,とても巧みに描かれている。そういう人物が犯す,法的には問われることのない罪と,その悲しい行方も。 しかしその他の人物の印象は,いまいち薄い。とくに主人公の姉妹は,映画からのカラー写真が数ページ載っていて,出演した美少女の顔が見られるので,そのイメージに頼って読むことができるが,これがなかったら,まったく漠然としたのではないか。 話の筋は,登場人物みなにとって気の毒な物であったが,心に残るようなテーマの掘り下げは感じられなかった。画面で見れば怖いであろう場面も,文字で描写すると滑稽にすらなるので,怖さに期待してはいけない。小説なりの工夫がほしかったところである。 暇で怠いときなど,ミステリーとして読めばそれなりに楽しめるが,あまり楽しみにして読むとがっかりするだろう。 | ||||
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