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ジーン・ワルツ



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【この小説が収録されている参考書籍】
ジーン・ワルツ
ジーン・ワルツ (新潮文庫)

ジーン・ワルツの評価: 3.73/5点 レビュー 90件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.73pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(1pt)

これじゃワルツは踊れない!

私は「日本の官僚は世界的に見て優秀である」「政治家より医者の方が信用できない」ってスタンスなんで、この小説は鼻白んでしまいますね。いいかげんにせんかい!って言いたい。行政の文句ばかり言ってからに。自分らが医療そっちのけで医局政治ごっこばかりやってっからこうなったんでしょうが。反省が足らん。小説の内容に関しては薄気味悪過ぎ。
ジーン・ワルツ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ジーン・ワルツ (新潮文庫)より
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No.12:
(2pt)

ヒールならきちんと罰を受けて欲しい

とにかく主人公の女性医師がひどいです。 ちょっと吐き気がするほど気持ち悪い。 少女に堕胎の映像を見せつけて中絶を躊躇わせた後、障害児だと分かった途端、育てられないだろと中絶を勧める。 意味が分かりません。 ヒールならそれでいいのですが、読み方によってはそれが正義とも読めるので、そこに疑問を感じました。 また、国の政策に対する不満が小説の範疇を越えているのも気になりました。 もう小説じゃない。 ただ愚痴です。 そういうのは論文に書いて下さい。 とにかくひとつも楽しめませんでした。
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No.11:
(1pt)

最悪です

作者が医師だと知り、どんな風に書くのかなと気軽に読んでショックでした。
こんなに本を読んで不快になったことはないです。
最初は堕胎するつもりだった若い未婚の母が、
重度の障害を持つ子を、母体に危険があると知りながら生むことが美談になるだろうか。
彼女にその覚悟があるのか、その子を育てられるのだろうか。
そんなに世の中は弱者に甘くない。
主人公のやったことは最悪の犯罪としか思えません。
作者の理想の女像、母親像を描きたかったのかもしれませんが、これは流石に酷過ぎです。
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No.10:
(2pt)

ネタバレ注意!

産婦人科医療の現実の問題提起までは良かったけれど、主人公のやったことには全く共感できず。男性が女性を描く小説を読むときの違和感をこの作品でも感じました。出産がどれほど危険を伴うかを訴えていながら、自分の母親を危険に晒して代理母出産させる矛盾。いくら腕が良くても、私だったらこの先生には絶対診てほしくないとおもいました。
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No.9:
(1pt)

そんな事しません

不妊治療を行っている技士です。何があれ、医療関係者の倫理として患者に卑劣な行為を行う事は許せません。主人公の行為は患者を馬鹿にした考え方です。もう1つ気になった点は、現在顕微授精を行える病院は数多くあり、特殊な医療分野ではありません。
作者は医師なのですから、最低限の倫理感をもつ医師を書いて欲しかった。(悪役は別) 双角子宮でも妊娠出産は可能です。疾患を抱えている方は不安にならないで。
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No.8:
(2pt)

あんまり専門的な語句ばかりならべられても・・・・

この人の作品はどれも読み易いからすいすい読み進められるよ、なんて話を聞いてたものだからそのつもりで読み始めたら
あーらびっくり。現役医師ならではの専門用語の類がこれでもかと散りばめられていてとてもすいすいなど読めはしませんでした。
それでも我慢して読み進んだのですが、なかなか話はクライマックスに向かっていかず、最後の最後になってから
ようやくヒロインの企み(とは言わないですかね)がわかるというのはちょっとはがゆい展開でした。
この本を貸してくれた会社の同僚もこの本はあの人の作品の中ではサスペンス色も薄くて面白くないかもよと
後から言われました。映画のほうはえらく評判が悪いみたいですが、菅野美穂が主演なので見てみようと思っています。
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No.7:
(2pt)

現実味のない作品

物語自体は面白く一気に読んでしまいましたが、やはりフィクションとはいえ、主人公理恵の人間性を考えると後味が悪いですね。代理母という法律に反したことをしている割にはかなりとんとん拍子に話がすすんでいるし、理恵本人や母みどりの
緊張感や葛藤、ハラハラする感じも薄いです。
みどりに関してはマドンナ〜で記されていますが、やはり緊張感が薄いですね
理恵自身が言っていた「医者の人間性やハート」を考えると、理恵自身が欠落している、そんな人間が無理やりしかも代理母を使い、人の親や医師になってもいいのか?と考えてしまいます。
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No.6:
(1pt)

好きになれない

私には主人公の理恵が独りよがりで理不尽で傲慢な人間としか思えなかった

文章は読みやすいし、キャラクターも個性的でさくさく読めました。
しかし、最後まで読み終えた後の後味の悪さが酷かった。
クール・ウィッチという煽り文句に、ダークヒーローを想像していたため
より胸糞悪い気持ちにさせられました。

自らの思想を押しつけ、理想の実現のために自らの患者を踏み台にする。
フィクションだからいいものの、実際こんな医者がいたら本気で軽蔑するぞ。

この後味の悪さも楽しめる人にはお勧めの作品です。
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No.5:
(2pt)

魅力を感じない

レビュー評価が高く、期待して読みましたが、「ハァッ?」って感じで終わっちゃいました。お医者さんと役所のアレコレが詳しく書かれてて、「なるほどなぁ」と思う部分は多かったですが、登場する女性はほぼ全員魅力を感じませんでした。特に主人公の女性は、患者には正論ばっかり言うくせに、自分の受精卵だけは、勝手に他人の胎内に入れたり、やりたい放題。助産師の女性は、主人公のやり方に反感を持って、主人公の上司に密告してるくせに表面上は主人公と仲良くしてる。ただ一人、生まれてもすぐに死んでしまうと分かっていても、最後の数時間を一緒に過ごす為に出産を選んだ女性には、感動しました(って、主人公はこの人に堕胎を勧めたんですけどね、母体保護の為)。せっかくだから主人公はもう少し魅力ある悪役に描いてほしかったな。この作者は、お医者さんだったそうですが、なんだかあまりリアリティを感じられませんでした。ファンの方すみません。
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No.4:
(2pt)

僕にはちょっと……

この作者の作品を読むのは初めてなのですが、読み終わった正直な感想として頭に出てきたのは「ガッカリ」という言葉でした。
産婦人医療のことを小説の題材にして世の中に問題提起するという、この作品の意義はすばらしいと思いますが、その物語の主張には様々なことで共感できませんでした。
例えば、僕にとって主人公の理恵は散々きれいごとを言ったあげく、結局自分の都合しか考えていない残念な人にしか感じなかったのです。
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No.3:
(1pt)

いまいち理解できない

以前産科医療に従事していた者です。産科医療、不妊治療の現場を知っているだけに主人公の描写があまりにも産婦人科医としてどうかと思います。もちろん小説だからと言われればそれまでですが…。 代理母問題を提起した作品かもしれませんが、代理母問題以前に不妊治療の技術を悪用し、他の夫婦に自分の受精卵を戻すなんて行為はいくら自らが不妊になった産婦人科医とはいえ、もちろん一人の女性としてもこのような突飛な行動には小説とはいえあまりに無理があると思います。あんな傲慢な考え方を持つ女性が産婦人科医としてその知識と技術を悪用しておきながら、その後も平然と産婦人科医を続けれる心理もまたわかりません。作者は何か母性をはき違えているのではと思います。産科医療はこのような程度の低い倫理観のものではないと思います。この点が作者が医師とはいえ、専門分野が違う、男性の感性で書いた作品なのだと思います。この作品を一般の方々が読んで、代理母問題を考えるきっかけになるのは根本がずれていて、問題を歪ませて考えてしまう気がしてならないです。レビューを見ると皆さん高評価だったので、期待して読んだだけに内容にガッカリでした。
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No.2:
(2pt)

考えさせられるところはあったものの…。

「ブラックペアン」を読んだ後だからか、物足りなさは否めませんでした。
私も女性で出産経験がありますが、理恵の「女としてのイヤらしさ」はどうにも共感できませんでした。
海堂さんの小説のキャラは憎らしくとも嫌いになれないキャラが多いのですが、
理恵だけは受け入れられなかったです。

「最終保険」をかけるためにわざわざ他人を巻き込む必要はあったのか?
(彼女は何も知らずにこの先吾郎君を育てていくのか…)
医者の越権行為であり、こんな危険性があるなら体外受精なんて恐ろしくてできないだろうと思います。

実際本当の子供かどうかは女にしか分からない、ということも事実は事実なんだろうけれども
ちょっと乱暴さを感じました。それ言っちゃ身も蓋もないでしょう、と。
男の人はどう感じるのでしょうね。子育てや出産に夢も抱かなくなるんじゃないでしょうか。。。

厚生労働省のくだりもしつこく、物語の不自然なところに所々に入ってくるので正直読みにくかったです。
内部告発の件も犯人はわかったものの、最終的にはスルーされてまた和解してるし、中途半端。
ハードカバーで買うまでもなかったです。文庫出るまで待てばよかった。

出産シーンは感動しましたが、印象に残ってるのはそこくらいかな。
本当の主役はユミだと思います。彼女が一番「妊娠、出産を機に変われた人間」だと思います。
彼女の成長をもっと書いて欲しかったなぁ。

今年の秋に菅野美穂さん主演で映画化されるようですが、どうなるのでしょうね。
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4101333114
No.1:
(1pt)

読んでガッカリ

「チーム・バチスタの栄光」がとても面白く、「ナイチンゲールの沈黙」「ジェネラル・ルージュの凱旋」「螺鈿迷宮」と、立て続けに読んだ。どれも良かった。本作は、田口・白鳥シリーズではないと知っていたが、著者の作品だけに、期待をしていた。
テーマは、代理母出産と、それにまつわる法律・行政問題。著者は、代理母出産肯定論者なのだろう。これまでの著作でも、医療行政や大学病院批判が折り込まれていたが、本作では、それらに異常なほど紙幅を割いている。これほど分量が多く、しかも露骨だと、「評論書を書いたら?」と言いたくなる。
内容的にもミステリーではないし、正直、読み進めていくうちに、気分が悪くなった。これまでの作品で見られた、医者である著者だからこそ書くことができる、緊迫感のある医療シーンも全くない。
ジーン・ワルツ (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ジーン・ワルツ (新潮文庫)より
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