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パレード
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パレードの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全32件 21~32 2/2ページ
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都内の2LDKマンションに暮らす男女四人の若者達。上辺だけの関係の居心地の良さに慣れ、装うことで生活をする日々。 虐げられたものが最後に対峙するものとは…。 「強く、強く、弱く」 | ||||
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テンポよく、読めました。 特に飽きもこず、楽しみながら読んでいました。 しかし、事前に友人や、レビューで絶賛されていたため期待値があがり、 物足りなく感じてしまいました。期待しすぎてハードルが上がってしまった。 何かトリックなり、仕掛けなりがあると思っていたんです。 あっと驚くような。というか、勝手に期待していたんです。 読んだ感想としては、、 ・それなりに、楽しんで読むことができた。退屈はしなかった。 ・ラストは、多少おどろいた ・人間関係の在り方等は、多少考えさせられた ・あまり怖くなかった(考えさせられたが) | ||||
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若い男女が共同生活をしていて、それなりに打ち解けて仲良くしているけど それぞれが自分を演じて、決して本当の自分は見せない。 そんな住人のそれぞれの語りが、1章ずつ、ゆるゆると続きます。 私は、未来・サトルあたりで結構、退屈に感じてしまいました。 最終章の内容には、みなさん同様、驚かされましたが、「えっ、これだけ?」と 物足りなく思ってしまいました。 前振りが長く単調に感じたため、最終章が短くインパクトが弱いという印象を受けました。 解説にも書いてあった通り、もう一度読み直せば、1回目と印象が変わってくるのでしょうし、 2回3回と読んでこそ、この小説の良さを味わえるのだろうとは思うのですが、 読後感が悪く、退屈な前ふりが長かったことが影響し、もう一度読もうという気持ちになれずにいます。 | ||||
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楽しく読めました。ですが、小説を読んだという感覚は残りませんでした。どちらかというとおもしろいドラマを観た感じです。 描写は細かく、作品としては素晴らしいのかもしれませんが、こちらが能動的に想像力を働かせて読む余地がないように感じました。 | ||||
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楽しい作品だ。 楽しく読めればいいというなら☆4つ。 文体も軽快な感じで流れる。 ただ、、、、、、、残らない。 楽しい。 でも残らない。 だからいつか書庫にも残さなくなる気がする。 どこかのブックオフに行く運命かも。 すでに芥川受賞作はそうなった。 個人的には本書の構成法も好みではない。 だから☆3つ。 | ||||
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誰もが送っている日常の生活を同じ部屋で同居している一人ひとりの 観点でそれぞれ書かれている面白い作品。最後の展開は予想できな かった。 その同居(毎日生活は共にしているが、互いに境界線を意識して生活 をしている)をチャットしているようなもの、と書かれていた点は 面白かった。 | ||||
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5人それぞれ癖があって考え方も違うのに、共同生活の居心地良さだけは崩さない。お互いに関心を示さないからこそ成り立っているように思える。一緒に生活している仲間が、全くの他人に思える瞬間が一番怖いのかもしれない。誰もが持っているくらい部分が淡々と描かれていたので、読み終わってどっぷり暗い気分を味わいました。 | ||||
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都会の2LDKマンションで共同生活をしている若者たちのおはなし。 女2人、男三人。特に密接なつながりがあってのこういう暮らしではない。吉田修一さんの小説の、「密やかに繊細な心模様」みたいな、 一見サラッとした中に隠されてる重さとか深さみたいなものが 好きなんですが、この作品はどうだろう・・・? 「怖い」という感想が多いようだけれど、私は「気分悪い」という感じでした。 4章までは好きでした。 もちろんその中に5章に至る伏線は張られているわけですが、 5章を読んで「何もそういう風にしなくても」と、思ってしまいました。 救いがないというか・・・ それによって結局全員まとめて好きにはなれない感じでした。 好みの問題だとは思いますが。 | ||||
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同居する5人のそれぞれの視点で 現代に生きる若者の姿を、描いている。 伊原直輝という人物以外は、著者がイメージしている 現代の若者像のステレオタイプが著しく描かれているため リアリティに欠けると思う。伊原直輝のページまで、30分で 読めるほどの、軽さで書かれている。 しかし、伊原直輝は最も読み応えがあると思ったので、ぜひ、最初の方を読んで飽きてしまっても、がんばって 速読して伊原直輝の巻まで行ってほしいと思う。 もしかしたら、伊原直輝は、著者自身の闇の姿なのでは ないだろうか、と思わせるくらい、おもしろく、心理描写がよく書かれている。 | ||||
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様々な背景をもった5人の若者たちが、偶然の流れを経て2LDKのマンションで共同生活を送っている。 生活の場でそれぞれがお互い表面的に見せ合っている面と、そこから離れて他の場所で見せている面のギャップ、それを各話ごとに一人一人が自分の視点から語ることにこの物語のおもしろさがある。 当然人物ごとに価値観や語り口は異なるが、それを話ごとに見事にかきわけているのは作者の力量といってよい。 人間のもつ多面性、それゆえに時にすれ違い、分かり合えない孤独もあるが、逆にそれを前提とした表面的な人間関係を前向きに営む現代の若者の姿を描いた作品といえる。 | ||||
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5人の若者の共同生活の話。 それぞれの視点で書かれた5編。軽すぎず、重すぎず、面白い。 | ||||
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この物語は各章で語り手が変わる。 よって、五人の人間の視点で物語を見、その感情をたどることができる。 五人の関係は、家族とか恋人とか、そんな近しいものではない。 それぞれ微妙に接点はあるものの、それはほんのささやかで、基本的にはバラバラだ。 他人から見れば一見奇妙な共同生活、けれどその中で育まれる絆は、曖昧でありながらしっかり五人を繋いでいる。 他人との関わり、そして罪―――いろいろと考えさせられる小説だった。 | ||||
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